先週あたりの鈍い冷え込みに油断していた。
考えてみれば、里の秋も深まる11月中旬。
今日は東北地方で大雪らしい。
上信越道「須坂長野東IC」で高速を降りて、案内標識を頼りに道をたどる。
須坂の北、小布施にちょっと用事があるのだ。
晩秋の信州は静かで穏やか。
道路の両側には林檎畑が広がり、どの枝にもたわわの林檎が実る。
程無く小布施。
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小布施は北斎と「栗」の街。
桜井甘精堂が有名だけど、その姉妹店(?)「栗の木テラス」が今日の目的地。
ここは紅茶のお店なんだけど、お菓子もとてもおいしい。
毎度云うことだけど、ボクは味オンチ。
そのボクが忘れられない味なのだよ。それはきっとすごいことじゃないかな。
ジャジャーン、それがこの「モンブラン」!
写真撮るの忘れて、食べ始めちゃったよ。
実は4年前に初めて食べた。もうホントにうまくて、唸ったね。
で、この4年の間、何度かここへ来る機会があったけど
最初の印象が強すぎると、次に食べた時それほどでもなかったりするんじゃない?
それが嫌で、ちょっと躊躇してた。それくらいうまい!
これ読んで、食べに行っても絶対に「うまい」よ。
2回目の今日でこれは「確信」に変わった。
ちなみに、もともと紅茶のお店なので、紅茶は何十種類もあって、ポットで出してくれる。
カップに1杯注いでくれた後、ポットにキルティングの保温カバーをかぶせてくれる。
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大満足で小布施を後にし、長野の66(県道66号)で志賀高原へアプローチ。
実は明日(11/16)の午後から志賀草津道路は冬季閉鎖になるのだ。
ここまで来る間にも、3000メートル級の山々には雪がかぶっているのがみえた。
もしかして通行止めも有りかなと思っていた。
はたして、66はその真ん中の山田牧場から先が積雪のため通行止め。
仕方なく1本南の上信スカイラインへトラバースする。
しかーし!こちらも同じく。
なんてこった。
このまま北側からアプローチするのはヤバそうなので
須坂に戻り、国道406号線で菅平高原を越えて嬬恋に抜けることにする。
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こうまでして白根に近付くのには訳がある。
そう、今日は草津にお泊まりなのだ。
草津と云えば、「湯畑」「熱の湯」「湯もみ」
温泉街もにぎわいがあって、店を多く、見て歩くだけでも楽しい温泉。
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翌日、軽井沢へ下りて行く途中、浅間山がきれいに雪化粧していたよ。
もう冬はすぐそこだね。
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