カワサキから1400GTRがリリースされて
にわかにツアラーが脚光を浴びているように感じる。
ツアラーとは云わずにGT、グランツーリスモというらしい。
ホンダのパンヨーロピアンST1100がリリースされた時から
この手のモデルに注目していたボクとしてはちょっとうれしい。
実際、その何十年後かにボクがBMWのRTを手に入れたのは
たどりつくべくして行き着いた当然の結果だった。
そもそもちょっと前まではRTとホンダのゴールドウィング以外
ツアラーらしい完成度を持ったモデルは無かったと思っている。
しかし、今やこのジャンルも視野に入るヒトがかなり増えたのか
車種が増えただけでなく、その完成度も上がってきたように思う。
GTらしい工夫も各社様々にあって、喜ばしい限りだ。
○
けれど、ツアラーの乗りこなしにはちょっとハードルがある、と云っておきたい。
偉そうに云ってるわけでなく、実際このハードル高い。
何かと云うと、それはそのヘビーな「重量」。
ロングツーリングではフル装備で350kgに迫る。
低速の取り回しも気を使うけど、それよりも引き回しの大変さだ。
このままここでお手上げか、という状況に陥ることがある。
フル装備で倒してしまうと、起こすのさえひとりではあやしい。
倒してはいけない、止めるときにちょっと考えて止める工夫がいる。
バランスを失ったRTは力自慢のボクでも止められない。
早朝、無人の立体駐車場のエレベーターの中で不覚にもブッ倒したとき
腰、やっちまいましたね。北海道ツーリング2日目の朝ですよ。
おかげで、北海道から帰るまで腰痛だったからね。
がんばって筋トレと低速バランスの上達に励んでGT流行らせていきましょう。
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