ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

はやってるの?GT。

2007年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

カワサキから1400GTRがリリースされて

にわかにツアラーが脚光を浴びているように感じる。

ツアラーとは云わずにGT、グランツーリスモというらしい。

ホンダのパンヨーロピアンST1100がリリースされた時から

この手のモデルに注目していたボクとしてはちょっとうれしい。

実際、その何十年後かにボクがBMWのRTを手に入れたのは

たどりつくべくして行き着いた当然の結果だった。

2007_0919_01

そもそもちょっと前まではRTとホンダのゴールドウィング以外

ツアラーらしい完成度を持ったモデルは無かったと思っている。

しかし、今やこのジャンルも視野に入るヒトがかなり増えたのか

車種が増えただけでなく、その完成度も上がってきたように思う。

GTらしい工夫も各社様々にあって、喜ばしい限りだ。

        ○

けれど、ツアラーの乗りこなしにはちょっとハードルがある、と云っておきたい。

偉そうに云ってるわけでなく、実際このハードル高い。

何かと云うと、それはそのヘビーな「重量」。

ロングツーリングではフル装備で350kgに迫る。

低速の取り回しも気を使うけど、それよりも引き回しの大変さだ。

このままここでお手上げか、という状況に陥ることがある。

フル装備で倒してしまうと、起こすのさえひとりではあやしい。

倒してはいけない、止めるときにちょっと考えて止める工夫がいる。

バランスを失ったRTは力自慢のボクでも止められない。

早朝、無人の立体駐車場のエレベーターの中で不覚にもブッ倒したとき

腰、やっちまいましたね。北海道ツーリング2日目の朝ですよ。

おかげで、北海道から帰るまで腰痛だったからね。

がんばって筋トレと低速バランスの上達に励んでGT流行らせていきましょう。


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