ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

クロヨンスピリッツ!

2008年11月09日 | 日記・エッセイ・コラム

ちょっとご無沙汰でした…

先月の終りに、旅行に行って

ちょっと風邪気味だったのが、本格的に風邪になって

最近毎日フラフラしながら仕事してました。

今回はバイクからちょっと外れてテツの話。

        ○

1109_06

1109_05

黒部峡谷鉄道に乗ってきた。

何を隠そう(?)ボクはテツ分が多いほうなんですけど(相当多い)

この日、子供のころからの夢が、やっと叶って大興奮!

席は重連の機関車のすぐ後ろで

剥き出しのトロッコなのでトンネルの中では、モーターの焼ける匂いがしたり、

半径が100mほどの急カーブに内輪が追従出来ずに

ギャーギーと悲鳴が上げるのが聞こえたりでライブ感たっぷり!

生憎の雨模様だったんだけど、あっという間の20.1km。

テツっぽい人にはぜひ!

絶対おススメです。

        ○

「宇奈月温泉」から黒部第3発電所のある「欅平」まで約80分。

吹きっさらしの客車で、しかも吹き込む雨に濡れながら行ったもんだから

身をひそめてた風邪が本格的に活動を開始したらしい。

乗ってる時は、豚まん食いながら地ビールをやってたから(これが旨いのなんの)

あんまり寒さ感じなかったみたいなんだ(アホ…)

その日は宇奈月温泉に泊まって温泉に入って温まったんだけど

だめだったみたいだ。

           ○

次の日は雪をすっぽりかぶった白馬から信濃大町へ抜けて、クロヨンに行った。

1109_08

昨日の雨がウソのように秋晴れの空が広がって

真っ白な後立山連峰の大パノラマ。

紅葉真っ盛りの仁科三湖。

信州の秋を満喫して

実に30年ぶりに関電トンネルを越えて黒部ダムへ。

1109_07

このスケールは単純にすごいね。

すごすぎてただただ感動してしまう。

今回初めて知ったんだけど

「クロヨン」てダムの名前じゃなくて

黒部第四発電所に関わるすべての愛称が「クロヨン」というらしい。

クロヨンダムというダムはなくて黒部第四ダムでもないんだよ。

ダムの名前は「黒部ダム」

不可能かと思われるような困難に出会っても、黒部ダム・黒部第4発電所を完成させた

その電源開発にかける情熱を「クロヨンスピリッツ」と呼ぶ。

「クロヨン」にはそういった思いも含まれているものだということだ。

すごいねー、ほんと。

それよりも何よりも、前にクロヨンに行ってから

30年も経っていることにガ・ク・ゼ・ン!!

黒部の谷を行く冷たい風に吹かれながら

なぜか遠い目になるオッサンひとり……

秋深し……


最新の画像もっと見る

コメントを投稿