ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

キャリーライド(Carry Ride)

2007年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、出がけに新聞を読んでいて、面白い記事を見つけた。

乗馬で馬を完全に支配下において乗ることを「ドライブ(drive)」と云い、

馬自身は自由勝手に走っていると思い込んでいるように

操り乗ることを「キャリー(carry)」と云うのだそうだ。

さすがに乗馬の歴史は、文明の歴史に近いだけあって、蘊蓄にあふれている。

        ○

2007_0926_01

オートバイのライディングはどうだろう?

オートバイは意志を持たない道具なので

常に「ドライブ」の状態のはずだ。

でも、ちょっと深く考えてみると、バランスの乗り物であるオートバイは

絶対に物理の法則や化学の法則に抗って扱うことが出来ないのではないだろうか。

よく、積極的にライディングする様を「マシンをねじ伏せて」などと

表現したりするけど、ねじ伏せてオートバイが云う事を聞くか聞かないかは

バイク乗りなら誰もがよく分かっていることじゃないかな?

        ○

「ドライブ」させているつもりが、実は「キャリー」されていたりして・・・

オートバイの方が一枚も二枚も上手ってことかもね。


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