昨日午後、札幌Kitaraで庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ、デュオ・リサイタルを聴きました。
ガット弦を用いたストラディヴァリウスとフォルテピアノとによるヴァイオリンソナタ集で、その優美で柔らかな音色に魅せられました。
会場は大ホールで、ほぼ7割の入り。
演奏曲目は、主としてモーツアルトとベートーヴェンでしたが、聴きなれたモーツアルトの28番から入ったので寝入ってしまい、これでは何のために来たのかわからないと後悔しきりでした。
ただ、後半の「クロイツェル」は、庄司さんの演奏技術の素晴らしさにも驚嘆しながら楽しく聴くことができました。
プログラム
モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K.379
C.P.E.バッハ
幻想曲 Wq80
ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
演奏
庄司 紗矢香(ヴァイオリン)
ジャンルカ・カシオーリ(フォルテピアノ)
使用楽器
ヴァイオリン:1729年製ストラディヴァリウス「レカミエ」(ガット弦)
フォルテピアノ:アントン・ワルター(1805年)モデル
写真は、KitaraのHPから拝借しました。