天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

ミュージカル「ファントム」

2023-07-30 22:49:00 | 観劇



ミュージカル「ファントム」鑑賞。
「ファントム」の原作は、「オペラ座の怪人」。そう、劇団四季でやったる「オペラ座の怪人」とストーリーは同じ。

花詩歌タカラヅカ、劇団四季とこのシリーズを見てきて、この「ファントム」がいちばん納得いった。
(花詩歌タカラヅカは宝塚版「ファントム」)
というのも、これまでのはファントム(怪人)の背景がいまいち分かりにくい。才能を開花させてくれたファントムに対してマスクを剥ぎ取るクリスティーヌが失礼すぎる(ここで友達からクリスティーヌはまだ年端がいかないから許してと言われた)。

ということもあり、現代的な感覚かもしれないがなんでファントムの性格がああなのか?なんで、でないにしても歪んだ精神性とか分かりやすかった。今までのファントムの中で一番幼い。良くも悪くも。
だから、父との愛というテーマがよりよく浮かぶあがるし同情する。

そして、わたしはダブルキャストと直前まで知らず、城田優がファントムかと思ったら途中で城田優がでてきて動揺した。
主役もクリスティーヌも歌上手いし(当たり前)、ダンス、舞台装置、衣装と見応えあった。城田優のファントムも見てみたいもんだ。しかし、演出も担当すると城田優恐るべし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七月大歌舞伎

2023-07-27 00:34:00 | 観劇





昼の部
  • 吉例寿曽我
  • 京鹿子娘道成寺
  • 伊賀越道中双六
    沼津
夜の部
  • 平家女護島
    俊寛
  • 吉原狐

千秋楽に滑りこんで。最初と最後の演目以外は何回か見ていたり、自分でもちょこっと踊ったり(落語の中で)、文楽で聞いてたり。
娘道成寺って最初、浄瑠璃あったのか。いや、今までもきっと見ていたんだろう。ひとの記憶ってそんなもの。
「沼津」は滑稽さが際立つ。場内を一周したりだとか。だから悲劇が引き立つんだろうなあ。
ニザ様の「俊寛」、すっぽんに!ニザ様がすっぽんでおぼれてた!!船との別れが長く重厚。切ない。
からの「吉原狐」、これはもう一級品の喜劇。間とか表情とか学んだ(学べるのか?)千秋楽だったので、ちょっとアドリブあったらしい。そらそうね、あの場面はイキイキとしていたもん。あと、3階席だったので舞台上の着替えがよく見てて、見入ってしまった。手際が美しい。笑ったのと多幸感で涙でた。これ次回かかるときは絶対見たい。もちろん主役は米吉さんで。すっかりファンになった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萬狂言 大阪公演

2023-07-17 22:41:03 | 観劇
大槻能楽堂にて。
耳が慣れていないのとそこへの順応能力というか分かるまでに思ったより時間がかかっているぞ。理解力プリーズ。とはいえ、後半は声をあげて笑えるほどに。
前半も面白かったし、人間国宝の芸も見れたし。93歳であれだけ声がでて、動いて、すごいやないか(語彙力)。
小舞は、狂言方の短い踊り(と解説にて)。小舞習いたいものだ。短いし(そんな理由)。動きがかっこいい。
最後は「三人片輪」。片輪ものって昔はかなりやっていたけど、昨今はやる機会が減ってるそうな。今回の話も障害者を雇用して徳を積もうとしてる主がいて、障害がないのにあると偽装したものどものドタバタ話。解説にも障害のあるひとと教育を分けることによってその問題がナイーブなものになったのではないかというようなことが書かれてあってなるほど、と。コントらしい話で最後には嘘がばれて舞台から逃走。すがすがしいアホってこういうことを言うんやろうなあと勉強になった(落語のね)。

【番組】
解説 小笠原由祠
狂言「萩大名」小笠原弘晃 能村晶人 野村万禄
狂言「富士松」野村萬 野村万蔵
休憩
小舞「鵜飼」小笠原弘晃
小舞「水車」野村眞之介
狂言「盆山」泉愼也 山本豪一
狂言「三人片輪」小笠原由祠 野村万禄 野村万之丞 野村拳之介

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四月文楽公演「妹背山婦女庭訓」1部2部

2023-04-25 23:27:42 | 観劇
第1部 午前10時30分開演
初 段 大序 大内の段
小松原の段
蝦夷子館の段
二段目 猿沢池の段
鹿殺しの段
掛乞の段
万歳の段
            芝六忠義の段

第2部 午後3時開演
三段目 太宰館の段
            妹山背山の段

10時半からはじまり終わったのが17時半…。これでまだ最終章まで来ていないという…(最終章は夏休み公演にて)。
今回は、初段が残っていた資料か登場人物が多くて、裏切りも多く分かりにくい展開が今回は理解できた(ような気がする)。
それにしても、文楽版ロミオとジュリエットな「妹山背山の段」、文楽や古典芸能から遠い方々の想像の斜め上を行く、生首の嫁入り。勘違いで結果死んじゃうロミジュリはかわいく思えるぞ。
それにしても吉野川の流れはどうなっているんだ(川のあっちとこっちなのに川にあれこれ流したらちゃんと横にわたっていく)。
夏の完結が楽しみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文楽公演「曽根崎心中」

2023-04-15 23:49:00 | 観劇



友達を文楽にお連れした。プレゼンの結果、「曽根崎心中」を選ばれたので第三部に。なんと三部は満席😲お客さんが戻ってきたー!外国の方も多かった。演目のチカラもあるかも。しかし、わたしは心中ものはあんまり好きじゃないんだよな、と思いつつ見てたけど、改めて見たらよくできたるわ。

ミュージカル好きの友達は語りがあって舞台で動きがあってというのが分かりやすくてよかったそう。また、人形かわいい。舞台きれい。と気に入ってくれたそうで次は「夏祭浪速鑑」にお連れしよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団四季「ノートルダムの鐘」

2023-03-19 23:10:00 | 観劇
友達が激推しするので、「ノートルダムの鐘」を京都までひとりで見に行く。

わたしはいっときディズニー映画が大好きやったけど、「ノートルダムの鐘」のまえあたりから離れていったのでアニメ版未見。アランメンケンの良さは何回も見た「美女と野獣」「アラジン」で知ってる。

劇団四季はディズニー映画版だと思っていたけど、音楽がディズニー版アランメンケンをもとにしていて、筋自体は原作に近いようだ。

舞台はフランスパリのノートルダム。回舞台ではなく、役者が道具を運ぶことにより場面が変わっていき、その無駄のなさに感嘆。

そして、ストーリーは

休憩前の曲から、舞台の感情が押し寄せ、自分の中からも共鳴するものが込み上げてきて堰を切ったように泣き始める😭

後半はただただ涙。

異形の主人公、カジモドは悪い姿勢で歌うのにそんなのを感じさせない声量、音程。最後にはヒロインを担ぎ上げる。体力すげぇ。

友達は感想聞きたいから梅田で会おうよ、と誘われたけど、仕事が忙しいから疲れてると断って正解。梅田でも号泣してたと思う。
カーテンコールがなければ、この世にすぐには戻って来なかったな。
今回は千秋楽までもういけないけど、また機会があれば行きたいと思う。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚月組公演「応天の門」

2023-03-02 22:42:00 | 観劇



ぴあの貸し切り公演「応天の門」へ。
宝塚のチケットが年々取りにくい。
それでもコロナ前はワンチャンの当日券があったけど(そのために7時代に並んでいた)いまはシステムが変わったし。
なので、ぴあの貸し切り公演にエントリーして当たったら行くというのが効率がいい。

しかし、当たったのは上から二列目やったけど…。

「応天の門」は、漫画の舞台化。和物で若き日の菅原道真のはなし。こういうのを舞台化できるのは宝塚ならでは。
和装エンターテイメントにテンションあがる。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団四季「オペラ座の怪人」

2023-02-04 23:18:00 | 観劇
いままで何度か四季劇場に行きたいと思ってチケットをのぞくも完売ばかりでなすすべがなく、すっかり敬遠していたけど、こまめにのぞくとチケットがとれることが分かった今日この頃。ぴあの先行販売@4月には落ちたのに、2月のチケットがとれたので初「オペラ座の怪人」。

ミュージカルだからか細部の設定がするっと通りすぎるので、あれ?この説明ってあったっけ?ということはあったものの。ダレ場がない。舞台転換が早い、ひとの動きも早い。ダレ場がない(二回目)。
そして、オペラ、ミュージカルやけどオペラ。バレエもたっぷり。

“怪人”ファントムは切ない。異形のために誰からも愛されない。
そして、その仮面をはぎとるクリスティーヌ…。つおい。

かえってきてから、youtubeでいろんな怪人みてしみじみと「歌もええな」と。かえってきてからかよ!これを咀嚼反芻といいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年初春文楽公演

2023-01-15 22:47:00 | 観劇
第3部 午後5時30分開演
傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)
 新口村の段

壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
 阿古屋琴責の段 

初春公演最後の3部を鑑賞。
17時半開演で、5分くらいについたら開場は15分からだった。
15分で客入れとは!
ともかくも席につく。
夜の公演のわりに客席が入っていたのはやはり演目からか。
いやしかし、コロナ禍前は阿古屋がかかれば満席だったしなあ…。

先月、南座で「封印切」を見たので、今月の「新口村」と続きもののよう…。
というか、この話は歌舞伎浄瑠璃では基本中の基本なんだろうなあ。少ない鑑賞経験の中でも、歌舞伎浄瑠璃ともしょっちゅう見ているような。
もう死に向かうふたりが親に会いに行くというシチュエーションで、親の気持ちになると切ないし、そこを描くので最後は父親目線なんだろうなあ。

「阿古屋琴責め」は、文楽がここぞというときに出す演目になってるんだなあと。できる技芸員が増えているということなんだと思う。
恋人の行方を聞き出すために花魁に楽器演奏をさせて嘘をついてないかという折檻をするという内容。
人形と床の楽器のシンクロがやはり、見どころ、聞きどころ。客席には外国の方の団体も。留学生かな?これは分かりやすいし、いいチョイス。チャリ役もいるし。初春公演にふさわしい演目。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初春文楽公演

2023-01-04 22:25:49 | 観劇
初春文楽公演

第1部 午前11時開演
良弁僧正千二百五十年御遠忌
良弁杉由来(ろうべんすぎのゆらい)
 志賀の里の段 
 桜の宮物狂いの段
 東大寺の段
 二月堂の段



第2部 午後2時開演
義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
 椎の木の段
 小金吾討死の段
 すしやの段

久しぶりのほぼ満席というのを見た初日公演。だが…電車の遅延で遅刻😅
一部二部ともほぼ完結するストーリーなので見たぞ、聞いたぞ感がある。

二部は三月南座ですし屋の段だけ見たけど、今回のコレで設定も分かるし理由も分かるしですっきり。やっぱり物語を楽しむのが浄瑠璃やなぁ。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉例顔見世@南座

2022-12-26 22:28:30 | 観劇



吉例顔見世@南座

1部2部を一番安い席で。顔見世の一番安い席はいつも完売してたのに今回は一等含めてポツポツ空いてる席が・・・。まだ厳しいかな。いまがぱっと思いついて見られるチャンスなのかも。もっと宣伝したらいいのにと思ったら千秋楽を見た日のEテレで劇場中継。ちょっと遅いよ。

第一部
義経千本桜
 すし屋
龍虎

第二部
恋飛脚大和往来
 玩辞楼十二曲の内 封印切
 新町井筒屋の場

秀山十種の内 
松浦の太鼓

「松浦の太鼓」の仁左衛門さんが数十年ぶりだとかなんとかで、これは見たことない演目だしなと早々ににチケットをとったあとで、1部も入手。
すし屋は文楽で何回も見てるし(聞いて)、歌舞伎でも見たことある(と思う)けど、上方型と江戸型とふたつあるとパンフレットで知る。今回は中村獅童の江戸型。奈良が舞台やのに?と思ったら奈良でもなかったようだ。
「龍虎」は竹本の人たちが床に並ぶ舞踊もの。
恋飛脚はなんだかんだと(文楽含めて)触れる機会が多い。封印切と新口村と。歌舞伎になると滑稽なところはより滑稽になってるように思う。そこいらが浄瑠璃が物語りを語ることとの違いなんかな。
今回の封印切は、愛之助さんがまあ嫌な、狂言回し的な役。この人はこういうのもできるんだよなあ。

そして、「松浦の太鼓」。いやはや、行ってよかったし、見ておくべきだった。よくチケットとった、わたし。GJ
ニザ様は俳句を愛する大家の殿様。吉良邸の隣に住み、いつ赤穂浪士が討ち入りするのかとワクワクしていたのに、いつまでたっても討ち入らず、本心放埒主人の仇を討つ気はない大石内蔵助にがっかり。

バカバカバカ!

これを!!ニザ様が!!!言うのですよ。

で、討ち入りが実行された気配を知り、助太刀をすると大張り切り。
報告にした四十七士のひとり、俳句仲間だった若者が報告にやってきてひとこと「(武装している殿様に)合点のいかぬその姿」そらそうだ。
結局彼らは切腹するということまで告げて去るので、その切なさもあるんやけど。
今年の観劇はこれにて終了。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文楽11月公演にいく

2022-11-07 22:31:00 | 観劇





初日の幕が5日に開き、土日で全部見てきた。聞いてきた。
今月は後半スケジュールが詰まっているので早々と見たけど、座る位置によって見え方聞こえ方も変わるのでまたいきたい。いけるかな。

プログラム

第1部 午前11時開演
近松門左衛門=作
心中宵庚申(しんじゅうよいごうしん)
 上田村の段 
 八百屋の段
 道行思ひの短夜


第2部 午後2時開演
一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき)
 弥陀六内の段
 脇ヶ浜宝引の段
 熊谷桜の段
 熊谷陣屋の段


第3部 午後6時開演
壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)
 沢市内より山の段
勧進帳(かんじんちょう)






今日は1部と2部。心中宵庚申、嫁いびりの最高峰😱怖いよ、怖いよ。パンフにあった史実部分も怖いよ、怖いよ。一谷嫩軍記にチャリ場が!落語「やかん」そのままのところがでてきた。1751年の頃には原話があったのか。
3部。壷坂と勧進帳。壷坂の祝祭感もよかったけど、三味線、太夫が並び、花道まであった勧進帳圧巻。床、人形、お囃子の掛け合いの緊張感たるや!
勧進帳は花道があるので席を取る時にどこに座るかよく考えて。


令和4年11月文楽公演

令和4年11月文楽公演

独立行政法人日本芸術文化振興会公式サイト 令和4年11月文楽公演ページです。

独立行政法人 日本芸術文化振興会

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の南座

2022-08-11 23:57:00 | 観劇
自分の体調のこともあるし、先のチケット(高いのは)買えない。前日にネットで見てここと思う席が残ってたら行こう。

とか思いながら買わずに寝て、翌朝よし行こうとネットにアクセスしたら当日券は劇場窓口のみやった…。

そんな訳で久々に河原町は南座まで。
暑いわ。途中の十三乗り換えの外気で諦めそうになった。



窓口に行くと前夜見てた席はなかった。そらそうや、ええほうから埋まるやろ。
で、結局この前清水の舞台から飛び降りたのに味をしめてまた飛び降りてしまった。


空が青い…


東海道四谷怪談
華やかな玉様ではないが、これも見ておかないと…。灰色や。気持ちも灰色や。怖かったわ。生きてる人間が。
花見通っていきはるからやはりこの席にしといてよかった。悪いことを決めたひとらの目が怖かったけど。

元禄花見踊
これこれ!すっかり忘れてるけど、日舞で習ったので。それに長唄やし。いや〜、華やか。これないと俯いて京の町を後にしならあかんところやった。すっかり振りを忘れてるわりに腰紐でこれしたのでは?とか、つっぱり棒でこれしたのでは?とか思ったり。
花道、目の前で吉太朗さんが踊ってくれはった。おおきなって。
吉弥さんもステキやったわ。

そんな夏休み

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み文楽特別公演 サマーレイトショー

2022-07-20 22:45:53 | 観劇


サマーレイトショー
「花上野誉碑」
たぶんはじめて見た演目。歌舞伎のプログラムには今までの上演履歴が載ってたりするので文楽も文楽劇場と国立文楽劇場に限ってでもやっていただけないだろうか。
ともかく、プログラムによると元になった話(これも創作かもしれないようだ)があって、それを脚色したものらしい。仇討ちもので、父を討たれた子どもは寺に預けられ、直後にオシになってしまう。心を痛めた乳母は自分の命をかけた願掛けをして…。
これはあっぱれ志(乳母にしても)という話、だけどちょっと乳母が気の毒な…。

「紅葉狩」
なぜこの時期に紅葉狩?と思ったら、刀剣乱舞とのコラボらしく、東京の国立劇場では歌舞伎版で上演されるらしい。それはそれで興味深い。
異類との対決もので前半は姫がたっぷり踊り、後半は鬼との闘いで人形の存在感がひときわ大きい。床も三味線、お琴と華やか。
ロビーにはその刀剣乱舞の登場人物(刀)の人形が。休憩時間には写真を撮るにに人がならんでた。なるほど、新規のお客さんも巻き込んでるんだな。実際、「紅葉狩」目当てのお客さんは多かった模様。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萬狂言大阪公演

2022-07-19 22:28:19 | 観劇
萬狂言大阪公演@大槻能楽堂

放送大学の対面授業で紹介された公演。その時も説明を受けていたし、この日も解説から入ったので知識がなくても楽しめた。

能楽堂は声が響くベストな広さ、配置なので衣装も含めてよく見えるし、よく聞こえる。



演目は、「文相撲」、「法師ヶ母」、「六地蔵」



「文相撲(ふずもう)」新しい家来を雇いたい大名は、太郎冠者に誰かスタウトしてくるように言いつけます。たまたま通りかかった男を連れてくると特技が相撲というので相撲好きの大名が相手をします。が、あっという間に猫だまし的な技で負けてしまい、「相撲の書」を出してきてもう一勝負を挑み…。
落ちが最高です。なんちゅうばかばかしさ。
「法師ヶ母」酔っぱらって悪態をつきに追い出した妻を探す男。物狂いになって彷徨うのはお能のパロディ。お囃子が入るので舞台にひとが沢山。
「六地蔵」田舎者が都会に地蔵を買いにきたのをしった詐欺師が泥棒仲間を募って地蔵のなりをして金をまきあげようぜ、と。依頼は6体、集めた仲間は3人。数が足りないけどメンバー増えたら取り分減るでしょ、と。そして、ドリフ的な展開に。というかこういう笑って古典だったのね。
使用されるお面は今回のために全国の面作家が応募されたもの。


笑いの構成がシンプルで落語の源流を見たような気もしたのだった。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする