さて、前日。
長崎からはるばるいらした舞扇さんにちりとてちんまで会いに行き猪鍋とへべれけアイドル小亀ショウを楽しみ帰宅。
翌日、意気揚々と会場についたのに、なびらを持ってくることをうかっと忘れておりました。
福井大会では地元の子どもたちがなびらを書いてくれるので、それを持ってくるようにとのことだったんです。
そして、忘れてきたのは私と若奈さん。
模造紙を買いに走ってくださる方、レタリングで下書きをあっという書いてくださった春乃さんの娘さん(祝大学合格)と人に迷惑をかけ、出番前にもくもくとマジックで高座名を書きながら反省。ちろりさんにも「何回もでてるのに!」と…。反省。深々と反省。
そうこうする間に、福井からこはるさん到着。昼ごはんを食べたり着替えたりしているとちろりさんがおかしなことを言うてる。
「扇子と手ぬぐい貸して」
えっ?まさか、扇子と手ぬぐい忘れたんですか?えーっ?!
というわけで私のをお貸しする。
当日何が起こるか分からないのが落語会。
中入りのときにちろりさんは私に高座セットを返しながら「このネタ言わへんかったから」と言い、ああそうだ、これもマクラで言わなくちゃ。
てな訳で高座に上がってしゃべりながらオチを思いつくという私にしてはなかなかの冒険。
○おすかるさんの代演ですが私は「てい」は言いませんよ。
→ほんまに稽古したけど、しっくりこなくて本番では封印するつもりですが、やってる最中に「ここやな」と感じていれました。
人のふんどしで相撲をとってスンマセン。
○伝楽亭で着物を忘れ、今日はなびらを忘れちろりさんに叱られたけどそのちろりさんは扇子と手ぬぐいを忘れてたので「おあいこですね」と貸してあげました。私も「化物」を使えるようになりました。
→場内爆笑。私のマクラのためにオチを仕込んでくださったちろりさんに感謝感謝。
衣装
福井県の知人にいただいた着物と20年前に自分で縫った帯で。この帯も久々でした。
控えのバックヤードにあった吹き矢の的。ポピュラーなスポーツなのか?!
ちりとてちんの会~特別篇 第六回全国女性落語大会リターンズin大阪
【演目】
ちろりさん 「平林」何をされてもちろりさんカラーの爆発的おもしろさ。
こはるさん 「平の陰」登場者を女性に変えて上品に。つるつるいっぱいという福井の方言を教えてくださいました。
若奈さん 「宿屋ばばあ」笑福亭福笑作 こらを女性がするとは思いませんでしたが、見事な若奈さんフレーバーに爆笑。
舞扇さん 「悋気の独楽」江戸落語でさっぱりとした口調にテンポよく。きれいな落語でさらにこどもがイキイキしていて笑いを誘います。
中入り
ゆ乃月 「化物使い」
けい都さん 「御神酒徳利」けい都さんは押しが強い落語ではなく軽く言うことがおかしくマクラからよく受けてました!
そんなこんなで15時過ぎにおひらきとなりました。
来てくださったみなさんに感謝申し上げます。