2013年2月16日(土)
広島市佐伯区民文化センター1階スタジオ
139名のお客様が来てくださったそうです。
東日本震災チャリティですので、入場料は全額寄付に当てられます。
そんなわけでまさに手弁当でかけつけたメンバーは北は青森から南は大分まで。
席亭のわいんさんの尽力、また広島の落語仲間のみなさんのご支援により
無事に寄席が終了しました。
わいんさん「ペットの掟」(微笑亭さん太さん作)
喉の不調がありながらも可愛いペットのでてくる噺での開口一番でした。サゲがシニカル。
かかしさん「延陽伯」
一番よく見ているのはかかしさんの高座かもしれない(笑)笑いもたくさん。
ぷかりちゃん「熊の皮」
テンポがあってイキオイのあるぷかりちゃんの高座に広島のみなさんも魅了されていました。
ばじるさん「鈴ヶ森」
体調が戻りさらなるハイテンション↑広島にも往復夜行バスのジプシー生活。やっぱり会場に忘れ物してた。
日が志さん「紺屋高尾」
涙するお客さんもいました。ほんとじ~んとしますが、この後を壊すのが…
落語せんかい踊れんじゃー 日舞「祇園小唄」
わいんさんからさるさんとぷかりちゃんの婚約祝いサプライズをしたいという相談が
あったので、それだったらここに仕込みましょうか、流れや台本を書いたのはワタシ。
踊りだけじゃなく「オチ」として下座で参加のやん愚さんに踊ってもらうことになり、
それを入れ込んだ台本です。
何が気になったかというとそれなんです。進行が、踊りがうまくいくかどうか…。
やん愚さんの絡みも適当でいいかと思っていたら案外真面目なやん愚さんから
「打ち合わせさせて」ということで伝楽亭で踊りと流れの打ち合わせをしたにも
関わらず、女装&メイクに浮き足だったやん愚さんはせっかくのサプライズの流れを
すっぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんと
忘れてくださり、私が焦りながら「次はあれですよ、あれ」と小声でささやき女将になると
「あれって何?」
あれや!結婚の…
「ああ!」慌てて「ウェディング・マーチ」を弾くやん愚さん。
ここって、オチで登場したやん愚さんて三味線弾いたらすごいやん、て流れにしたかったのに…(泣)
気を取り直して、さるさんとぷかりちゃんを舞台に呼び出し、わいんさんが用意した
ベールをぷかりちゃんにかぶせてお客様と記念撮影。
ベールをかぶせるリハをさるさんに目撃されて仕込みの私たちは焦っていたのですが
全然気がついてなかったそうです。
で、ここで仲入り。
仲入り明け。
笑らくさん「真夜中のキッチン」(自作)
触覚の扇子を二本持っただけでどっかーんの大爆笑。ゴキちゃんの大冒険におばさまの息を飲む声が
舞台そでにまで届いていました。
ゆ乃月「平林」
前回の日記参照。東京も踊りの後の高座なんで、トラウマになりそうです。正直、人前での踊りは苦手。
猿之助さん「鬼の面」
自分の出番の前にさるさんをからかったのもよくなかったかと、すみません。
着替えのため、あんまり聞けませんでした、すみません。
小夏さん「替り目」
ニセ江戸っ子はこの日も快調でした。でも、一人抹茶をたててもらい飲んだことで浮かれて出番前で
踊りのおさらいをしているわいんさんに話しかけていたので私に注意されていたそうです。
アンケートでもばじるさんと小夏さんはえらい人気でした。
三ん生さん「六尺棒」
大トリ。この日も在来線で岡山からやってきた三ん生さん。こちらのニセ江戸っ子も岡山っ子を
感じさせない江戸っぷり。広島の爆笑をさらっていました。帰りのタクシーではあたらしでの
構想を熱く語っておられ、再会を約束して広島駅で解散したのでした。
スタッフ&演者での記念撮影。みなさん、お世話になりました。