絵本を贈ろう！

酔亭化枝さんや私の先輩のブログにて知りました「被災地の子どもたちに絵本を！」活動。
送ろうではなく、贈ろうのスタンスで本を用意しました。

福井が生んだ偉大なる絵本作家、大好きなかこさとしのだるまちゃんとてんぐちゃんシリーズ。
刷りが１９９２年となっている学生時代に買ったピーターラビットシリーズ。
「いやいやえん」や落語の読み聞かせの本など。
会社で荷造りしていたら、上司Kさんも大事な絵本を入れてくださいました。

ハリポタとか赤毛のアンも、と手をとって…、主人公がどちらも孤児だったので今回は選外としました。

児童文学の勉強をしていたので、学生時代に買いそろえた児童書などもあるのですが…、ほこり染みがついてて状態がよくない…。ビーターラビットは箱が汚れてましたが、捨てたら中はきれいでした。ちゃんと管理しとかないといけないですねえ。私は子どもが読んでいた本というわけではないので状態も比較的いいものが手元にあり、喜んでくれる子どもがいればそのほうが絵本もうれしいと思います。

贈る際の注意事項は、作家・杉山亮さんの日記をご参照ください。
http://www.h6.dion.ne.jp/~sugiyama/diary.html
３月１８日と１９日。
また、関わっておられる方はボランティアでやっておられるということも心にとめておいてください。

なんと！酔亭化枝さんが４月２日に仙台まで車を走らせるそうです。どうか、行きも帰りもその足が守られますように。
一人でも多くの子どもたちの笑顔が見れますように。

浅草演芸ホール

浅草演芸ホール　3/27昼席

【演目】11：30～13：30　途中退席…。
林家つる子　「味噌豆」
林家木りん　「つる」
林家たこ平　「金明竹」
林家うん平　「松竹梅」
アサダ二世　マジック
林家鉄平　「ざる屋」
古今亭志ん馬　「宗論」
川柳川柳　「ガーコン」
三遊亭圓丈「シンデレラ 伝説」
江戸家猫八＆子猫　ものまね

久しぶり＆プロになられたつる子さんは、髪型をショートに、男着物でさっそうと現れました。んでもって、なぜか緊張する小夏さんと私。って、彼女のほうが堂々としたもんでしたよね＠決勝。学生時代の演じ方とやっぱり違う。修行がんばれっ！がんばれっ！開口一番でしっかりとお客さんを笑わせ、お勤め終了。
続いて、木りんさんという若い男の子に、大阪出身だそうなたこ平さん。大阪出身で林家でも、大阪の林家ではありません。つる子さんの兄弟子で正蔵師のお弟子さん。【訂正】最初、たけ平さんて書いてました。失礼しました！
ザ・演芸なマジック、アサダ二世さんに思いがけず大爆笑。
そして、お目あての鉄平師匠の「ざる屋」は、上方の「米揚げいかき」。後半とくにおもしろかった～。
以前、東京の寄席によく行くけど噺家さんの名前は覚えていないというMさんがすすめてたのが川柳川柳師匠。おじいちゃんでいっつも同じ「ガーコン」てネタで軍用歌とか歌うねん、というわけの分らない説明を受けたことがありましたが、納得。ガーコンで脱穀機のことやった。家にあります。私分ります。
プログラムになかった圓丈師匠にべっくらこきました。小夏さんが横から「この人も変わった人なんすよ」と。確かに！袖のない長羽織に飼ってるわんこの絵が描いてありました。
「桃太郎」をベースにした新作で、父ちゃんが知ってる外国の昔話＞「ジョッキと枝豆」腹かかえて笑いました。大阪でも見たい。みんなに見てほしい。
子どもの頃によく見てた子猫さんは亡きお父さんから三代目猫八さんを襲名されたんですね。「猫八」って古くからある名前で辞書にも載ってるそうです。「犬猫のものまねをして金銭をこうるもの」…。
大学院に進学していた息子さんが跡を継ぐことになったと舞台にでてこられました。子猫見習いらしい。親子鷹ならぬ親子鶯で。

飛行機の時間もあったのでここで出ましたが、まだまだプログラムは続き、小朝師とかも出てくる予定だったのですよ。落語というか寄席の文化が根付いてるって感じ。前日の落語会のお客さまに対しても感じましたが。
今度はお弁当食べながら最後まで聞きたいものです。小夏さんにうさぎやのどらやきいただいて食べてました。おいしかった！おもしろかった～！

東京旅日記はこれにて終了！

目と目が合ったらミラクル～♪後半

↑
これを二回に分けてまで押す意味はまったくありません。

そんな訳で東京二日目。小夏さんと待ち合わせて浅草演芸ホールに行きました。
繁昌亭と違って飲酒OK。１１時４０分から１６時くらいまで昼席があるようです。
可愛ちゃん改めつる子さんは３０分から出るってことでしたので番組表には名前がありません。
開場前についたので、私が並び小夏さんは飲み物を買いに行かれました。
その間に↑写真をぱちり。
来たど～。

…いえ、さらなるミラクルは続いていたのです。それはこの写真にすで写っておいでです！！

戻ってきた小夏さんに前に並んでいた方がおもむろに挨拶。
「へ～、さっすが、小夏さん。浅草の顔なのね～」と思っていたら、私の方を向かれて、

「faye-yさんですよね」（一言一句そのまま）

ええっ、な、な、な、なんで？！

実は一緒にいた娘さんがつる子さんの後輩でちりとてちん杯にもでてる、と。そこから、女性素人落語家にはまったお父さんは全国の女性素人落語家のブログの更新を楽しみにしているらしい。
そして、「パソコン大丈夫ですか？」って、そんなことまで～！
今頃、この日記にもほくそ笑んでおられるハズ。

さ・ら・に、

可愛らしいご婦人がつつっと寄ってこられ、

「つる子の母でございます」

え～、マミーにまでご挨拶できるとはっ。

話は戻って、ちりとてちん杯にもでていた娘さんとは懇親会のあとの打ち上げにも来てくれて私が小説を渡したうちのお一人でした。わ～お！
こんなメンツと偶然前後に並ぶだなんてミラクル以外に言葉が見つかりません。
会場に入るまでにこんな盛り沢山な出来事があった訳でございます！

目と目が合ったらミラクル～♪前編

by牧瀬里穂

話は先週に遡ります。
東京二日目には寄席に行こうと決めていました。浅草のホテルをとったのは一月のことです。どうせ、東京の噺家さんは分からないし、と思いつつ番組見ておくかと直前になってホームページを見てみると、ちりとてちん杯審査員の林家鉄平師匠が交代で出演予定！以前、ご本人にも高座を拝見したいんです、とお伝えしたことがありましたが希望が叶うとは。交代だったので日曜に出られるのかどうかは分かりません。落語協会のサイトに鉄平師匠のメールアドレスがあったので、メールしてみると日曜もでます、とのこと！まず一個目のミラクル！
そして、あたらし寄席の打ち上げのときに小夏さんが可愛ちゃんからメールありましたよ！ゆ乃月さんによろしくって。
ん？…明日、浅草演芸ホールに出るって！！二個目のミラクル！
可愛ちゃんとは二回目のちりとてちん杯（小夏さん、河鹿さん、私がファイナリストだった回）の優勝者で、現在プロとして修業中の女の子。
しかも、どうやら初☆演芸ホールっぽい。
あたらし寄席の成功と運のよさに浮足立ちつつ、下りエスカレーターのとまった大江戸線まで大きな荷物を抱えて階段を下り、小夏さんと私はそれぞれのねぐらに帰ったのでした。


写真は、隅田川の桜。

３８

３８歳になりました～。

８年ぶりに誕生日に働きます…。

写真は、あたらし寄席での着物と帯。
にゃんこの着物は上司Ｋさんからの誕生日プレゼント！これに前に同僚Ｍさん（ただ今、産休中）からもらったにゃんこアップリケの足袋で高座にあがりました。

ほんとみなさんの支えがあってのわたくしです。
今後ともよろしくお願いいたします！

今明かされる真実！

今回のあたらし寄席のチラシ裏面の紹介にも「親に落語を内緒にしているらしい」と書いてありましたが、それをキクゾウさんことうれ志さんはネタだと思っているらしい。
そのうれ志さんは、なんと私のために東京在住のご友人にチラシを送って下さいました。
そして、ご夫婦で来て下さったのです。初対面の私のために。
ご友人に宛てた手紙を見せていただいたのですが、私がどのつながりの知人かは書いてなかったので、そのご友人は当然どんなつながりかと私に尋ねられました。
社会人ですから、尋ねた限りはご自身とうれ志さんのつながりも紹介してくださいました。

○○（会社名）の関連会社でうんちゃらかんちゃら。えぇ、うれ志さんは○○の方ですよ。

私は耳を疑ったあとに軽くめまいがしましたね…。
○○（会社名）は、うちの父の会社でもあったのです。
四年目にして明かされる真実…。うれ志さんは現役時代の話をしないから、あたらし寄席がなかったら、知ることはなかったですよ。

スカイツリー

このあと小夏氏と待ち合わせ～。

まぶしいにゃ

浅草のにゃんこ。浅草の黒シバともふれあいました。

浅草寺にゃう

ひとりで散歩してるにゃう

アウェイかと思ってたけどホームだった。

あたらし寄席、無事に終わりました。
１４時から１７時半までの長帳場、よくぞみなさんお付き合い下さいました。
１００名を越えるお客様は大広間の和室に入りきらず入口の襖をとっぱらって廊下まで人はひしめき、（次回）会場広くなったらまだ呼びますよby小夏、てどんなけの人脈なんですか？！
そうそう！小夏さんの亭主といえば、きこり事件のあの旦那さんにお会いしました！男前！がたいがよくて、きこりになろうとしたのも頷ける。立派なカメラで（職業カメラマン）私たちをずっと撮って下さいました！

文校時代の知人、高校のクラスメート、そして、落語教室のクラスメートうれ志さんがチラシを送って下さり来て下さった方（この話には落ちがあるのですが、また別に書きます）、感謝です。
それから、会場のみなさんひとりひとりにハグしたいくらいの感謝です。
東京はアウェイかと思ってたけど違った。ホームだった。人のあったかさはどこでも一緒ですね。あったかさが笑いに繋がってるって実感しました。

スタッフのみなさん、ありがとうございました。
演者のみなさん、勉強させていただきました。
応援して下さったみなさん、ありがとうございます。

こういう場が与えられるたびに、私はみんなに支えられてるんだなあ、と実感します。そういうのを気付かせていただけるけど、でも、これは落語に限らずみんな一緒だと思います。みんな誰かが誰かを応援してるんです。見えないかもしれないけど。

思いは見えないけど、
思いやりは目に見える…。
↑ちゃん平さんが使って大ウケだったフレーズ。

上の写真は打ち上げにてお客さんより頂きました。





最後に。９万円を越える義援金が集まりました。日赤に全額寄付されます。被災された方々ひとりひとりのホームが再建できますように。。。

奇跡の舌診

二回目の漢方中級クラスに前回欠席だった人も含めて出席で、旧金曜クラスが半分くらいいて嬉しい～！どこにでも仲間がいるのはいいもんです。特に漢方は体の悩み、生活の悩みを（一部）共有するから、またまた視点が違う場であるのでおもしろい。
さて、勉強はだんだん複雑に。今日も東京行きの荷物にテキストをほうり込んでいます。

症例を見ていく中で、先生の二回目の舌診を受けました。

はい、集合～！この人の舌で今から見るテキスト説明できます～。

１０分ばかり、べーした状態でみんなが私を見つめる。なぜか舌を出してる私と目があった人が恥ずかしいがる。恥ずかしいのはワタシだす！

今回は、もうほんとーにすがすがしい涙がでそうだったです。

この人はしばらく前に長いことストレスを受けて苦しんでた。
でも、自分で（薬じゃなくて考え方を変えて）治した人、すごいね。

具体的な診断内容は長くなるから書きませんが、先生に指摘されて泣きそうなくらい。
そして、自律神経が最近また悪くなって舌を見たら歯痕がついてた。しばらくしたら無くなった、と言うと、
その仕組みが分かってる人は大丈夫。もうすぐ治るよ、と言ってもらえてから今朝まで確かに症状がでてない。

それから、前は舌が割れてると言われたけどこれがなくなってるし、大きさ、厚さもいい感じの舌らしいです。これは薬のおかげかなあ～。

みんなの舌を見て先生ひとこと。このクラスは深刻な症状の人いないね～。
他のクラスが集中講義で半年で履修するところをうちのクラスはのんびりと一年かけて履修するから呑気な人が多いからじゃないですか～、と私。

だんだんクラスの雰囲気ができてきて１２月まで楽しく過ごせそうです。

【告知】あたらし寄席

2011年3月26日（土）『あたらし寄席』
於：古石場文化センター
（東西線・門前仲町駅２番出口から徒歩10分）
住所　東京都江東区古石場2-13-2
TEL　03-5620-0224

木戸銭　無料
開場13時半
開演14時
【演目】
「転失気」　　　　　　化枝さん　　　（山梨）
「金明竹」　　　　　　ばじるさん　（東京）
「湯屋番」　　　　　　小夏さん　　（東京）
「長屋の花見」　　　　笑吉さん　　（神奈川）
<お仲入り>15時くらい？
「狸の札」　　　　　　わいんさん　（広島）
「長短」　　　　　　　遊月さん（東京）
「へっつい盗人」　　　かかしさん　（大阪）
　お楽しみ　　　　　　葉桜さん　　（北海道）
「お血脈」　　　　　　日が志さん　（青森）
　<お仲入り>16時半くらい？
「保険寿限無改訂版」　珍歌さん　　（栃木）
「江戸荒物」　　　　　ゆ乃月　（兵庫）
「川柳は心の憂さの吹きだまり２（笑福亭仁智・作）」　
　　　　　　　　　　　八景さん　　（滋賀）
「上野の釣り」　　　　ちゃん平さん（茨城）

持ち時間は一人15分です。よろしくお願いいたします。

ぴぴぴぴぴぴと音をたて

パソコンが…

壊れた…（泣）

音を立てるだけでなく、「pppppppppppppppppppppppppp」とpの小文字を連打しよるんです（泣）
今夜リカバリする時間あるかな。なければ来週リカバリしてみます。

卵が先か鶏が先か

春のネガ祭り。
気が沈むってやつですね。自分じゃどうにもできないことで気がふさがれるパターンは、心の持ちようを変えるのみ。
そんな中、自分の舌を見るとしばらくついてなかった歯の痕がうっすら、と。ちょうど漢方薬局に行くときだったこもあり、自律神経系の症状がぶり返している旨訴えると薬が変わりました。来週からチェンジです。楽しみだ。
舌につく歯の痕とは、簡単に言うと舌がむくんだ上に気力がなくなり張りもなくなり痕になるそうで、ストレスを受けているとき、受けやすい（感じやすい）人に現れるそうです。
気分の沈みが見た目にも出てるやん！と思ったら翌日には消えたんですよね～～～。というわけで現在はネガ祭りも終焉を迎えております、はい。
なにがあったかというほどでもないのですが、ネガが暴れていることを客観的に思えるようになったときにふっと軽くなったような気がします。あ、それから睡眠をたっぷりとった。
気持ちと体の不調って、「卵が先か鶏が先か」に陥ることがありますよね。今は春先なので漢方的に「肝」というところに影響が、でやすく精神的な不調も伴うらしいです。
体を立て直すと気持ちも立て直せることもあって。

早くたくさんの方の生活が改善されますように。

	マダムとミスター (3) (花とゆめCOMICS)
	クリエーター情報なし
	白泉社

もんもんとしてたらこの言葉が頭に浮かびました。
こんなに後悔するのに、どうして人を許すことはむずかしいんだろう。
遠藤淑子『マダムとミスター』3巻「ニューイヤー」
エンドウ先生の言葉って何年経っててもなんて的確なんだ。。。グレースのように強くなれますように。

タカラヅカに並ぶ

宝塚のおいしい最中屋さんに東京への土産を買いに行きました。
このお店、宝塚詣での参道（？）にあり、スターさんのサインやポスターが貼ってあるのです。
宅配便で送ろうとあたらし寄席のチラシを見ながら住所を書いていたら…

そのチラシなんでんの？

あ、私が出る落語会で～（以下略）

ええ～、まあめずらしい（喜）

そのあと、お店のおじいちゃんおばあちゃんのインタビューを受け、枝雀さんがよお買いに来てくれてはったんよ。今はざこばさんとかがね。うちは家族みんな落語好きで、東京で頑張ってきておくれと励まして下さったあげくまけてくださいました。

親に内緒なんで～、と言いながらチラシを渡したら今公演中のタカラヅカのチラシの下に貼る！と、おばあちゃん。

えええ、いいんですか？！てか、ホンマに？

遊月さん、小夏さん、集客にはなりませんでしたが、チラシはタカラヅカと並びましたよっ！

あ、土産は当日着でおま（お客さん用）。電話でお願いしときます。