ミュージカル「ファントム」鑑賞。
「ファントム」の原作は、「オペラ座の怪人」。そう、劇団四季でやったる「オペラ座の怪人」とストーリーは同じ。
花詩歌タカラヅカ、劇団四季とこのシリーズを見てきて、この「ファントム」がいちばん納得いった。
(花詩歌タカラヅカは宝塚版「ファントム」)
というのも、これまでのはファントム(怪人)の背景がいまいち分かりにくい。才能を開花させてくれたファントムに対してマスクを剥ぎ取るクリスティーヌが失礼すぎる(ここで友達からクリスティーヌはまだ年端がいかないから許してと言われた)。
ということもあり、現代的な感覚かもしれないがなんでファントムの性格がああなのか?なんで、でないにしても歪んだ精神性とか分かりやすかった。今までのファントムの中で一番幼い。良くも悪くも。
だから、父との愛というテーマがよりよく浮かぶあがるし同情する。
そして、わたしはダブルキャストと直前まで知らず、城田優がファントムかと思ったら途中で城田優がでてきて動揺した。
主役もクリスティーヌも歌上手いし(当たり前)、ダンス、舞台装置、衣装と見応えあった。城田優のファントムも見てみたいもんだ。しかし、演出も担当すると城田優恐るべし。