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天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

遅刻する

2025-04-07 23:15:00 | 観劇
四月文楽公演は「義経千本桜」の通し


あれ?通しってことは開演時間繰り上がる?と気がついたのは行きの電車の中。。。


まったくもって遅刻。
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ミュージカル「昭和元禄落語心中」

2025-04-03 22:33:41 | 観劇
日本発のミュージカルをこれからどんどん作られてほしいと少し前のラジオで聞いて、あ、そうか、今度の見に行くのは日本発のミュージカルだ。

漫画「昭和元禄落語心中」のミュージカル化。ドラマ版でも演じていた山崎育三郎がミュージカル化を発案したとか。ドラマ版、録画したまままだ見ていないけど…。なお、漫画は単行本発売時に読んでいた。アニメも見ていない…。

あと、タカラヅカ退団後はじめて見に行く明日海りお。
ちょうど、「べらぼう」に出演していた古川雄大とこの三人がメイン。
演出は、あの小池修一郎←タカラヅカの多くの作品を演出。

落語とミュージカルってどんなんだろうと思っていたら、師匠役で中村梅雀出演決定。

さて、いつもながら三階席からの観劇。合いにくい視力も強い光と遠くを見る時間をへて徐々にピントが合ってくる。

物語は過去と現在のふたつの時の流れを描く。キャラクターが漫画からでてきたよう。三階席だったので舞台の奥が見てたけど、中村梅雀さんですら舞台をはけるときに小走りだった。
漫画で長く長く描かれたことを3時間の中に入れているので枝葉がなくすっきりと。でも、重要なところは描かれているし、それぞれの見せ場があるので楽しい。
ラストにすっきり終わらせるために、登場者それぞれの苦悩が伝わりやすいと思ったのはわたしだけ?ああ、そうか。と今更ながら納得したり。

初育三郎は声量すごかった。踊りも歌もみなさんうまかった。そりゃそうか。
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劇団四季「美女と野獣」

2025-03-17 20:51:45 | 観劇
あたらし寄席の翌日「美女と野獣」のチケットをとった後に歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」の通しがあることを知る。ちょっと悩んだけど、ここは初志貫徹、舞浜へ。

久しぶりにディズニーランドのある舞浜へ。劇場までは徒歩12分らしい。よく来ていたときは劇場どころかそこに続くエリアもなかった。食事をとって劇場へ向かう。キャリーは途中でもロッカーがあったけど、クロークで預けたら無料だった。ロッカーに入れなくてよかったよ。
トイレは長蛇の列。唯一のアトラクション。

今回取った席は最後部ならがセンターエリア。ちょっと度が合わなくなったコンタクトではぎりぎり顔が分からん(後半になってピントが合ってきた)。
ディズニー版「美女と野獣」は公開当時劇場で見ていたく感動し、アルバム、ビデオを購入。なので、アルバムの曲なら頭に入っている!と思いきやわたしが持っていたのは英語版だったので歌詞になじみがなかった!
(隣のカップルの男の子が映画版のファンだったらしく、台詞も同じところがあったと興奮していた)
それでも、圧巻の劇団四季。
ミュージカルオリジナルの曲もあった。
アニメと同じ表現ができないところは圧倒的なパフォーマンスで魅せる。ベルのラインダンスなんてアニメ版では想像できないのでは。
そして、徐々に近づくベルと野獣。
ポット婦人が歌う「美女と野獣」とともに現れる黄色のドレスのベル

・・・に涙がでた。なんの感情だろうか。単純に・・・感動?
ポット婦人といえば、チップぼうや。劇中ほぼ身体を拘束され(トレイの上にいたときは人形だと思う)、最後に駆け寄ってきた時に劇場から「かわいい・・・」と声が。
ラストもああミュージカルを見たって感じですっきり。




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ミュージカル「レ・ミゼラブル」

2025-03-07 22:28:44 | 観劇
チケットぴあの先行でとれたので、念願の「レ・ミゼラブル」へ。
席種は安かったのでB席。
するとなんということでしょう。

3階の一番後ろ!!

いや、でもですよ。一番後ろだけは背もたれに服をかけられる。ちょっと前のめりも(常識の範囲内)OK。その上、真ん中エリアの通路側。
最高やん。
このところまた目が悪くなっているので矯正してもちょっとぼんやりしていたけど目がいい人ならはっきり見えることでしょう。

いやはや、よかった。
映画や原作を読んでいたりするけど生の舞台ははじめて。
さすが人気が衰えないのが分かる。ずっと見せ場。
主人公はジャンバルジャンだけど、ミュージカルゆえに脇役が主役級に歌い魅せる。
大昔、紅白で島田歌穂が歌った歌は主役でもコゼットでもなかったのですよ(それは知ってたけど)。エポニーヌはいちばん辛くて泣けた。

先日放送されたさよなら帝劇の特番でミュージカル好きが選ぶ人気ナンバーワンの歌として「民衆の歌」が選ばれていて、ふーんと思ってたけどそら納得。ラストの演者全員が歌う場面でも感動して泣いた。

もう全公演完売しているらしい。今回行けたのは奇跡だったのかも✨


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三月花形歌舞伎

2025-03-04 23:27:03 | 観劇
三月の南座歌舞伎は若手中心の会でチケットも安く、上演時間も短い。
わたしは初日の15時半の部へ(終演は18時15分、早い。新幹線に乗って帰るという方もいていたので遠征にもよいのでしょう)。
劇場に入るときにシークレットのなにかをもらって開けると演者のしおり。わたしは米吉さんが。米吉さんと壱太郎さんと拓太夫さんが目当てだったのでうれしい。
まずは米吉さんによるご挨拶から。歌舞伎を身近に感じてもらうようにと客席から解説。近すぎるぞ。
伊勢音頭恋寝刃は、文楽と比較すると猿弥さんが遊女ででているというのが…。笑いあり。死ぬときまで笑いが起こってた。
壱太郎さんは先月も思ったけど何をやらせてもできるひとだなあ。
そして、最後は壱太郎さん見せ場の5役早変わり。筋はあってないようなもん。義太夫、小唄、長唄でてくる。五役のうち着ぐるみが入っているのはどうなんと思ったら、脱皮していたよ。すごい。初日だったからかちょっと見えた(なにとは言わん)のはお得だったのかも。
いや~、歌舞伎って、若いっていいですね。
  • 〈乍憚手引き口上〉
  • 伊勢音頭恋寝刃
      油屋店先
    奥庭
  • 於染久松色讀販
    お染の五役
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立春歌舞伎特別公演昼の部

2025-02-17 22:21:14 | 観劇
千秋楽の日に滑り込みで松竹座へ。
3階席は5000円。一部見えにくいところはあるもののこの価格で歌舞伎が見られるのはありがたい。
文楽でもこの前みた「本朝廿四孝」は「 十種香」だけ。文楽で予習したのでええけど、ここだけ見て納得させるくらいだから、やりとりが濃い。相変わらず八重垣姫は思い込みが激しい。ちょっとしかでない團子さんの姿がかっこいい。
「恋飛脚大和往来 封印切」これも文楽では何回も見ている封印切。歌舞伎でははじめて見たのかな。どうやったかな。驚いたのではじめてだったかも。
丹波屋と忠兵衛のやり取りがけっこう笑いをとる展開だったので、そこに驚く。反対にそこから転がる展開とのギャップがより悲劇的。
「幸助餅」歌舞伎で見たのは二回目で、前回もこれが一番の目当てだったし今回もそう。中村鴈治郎の芝居が好きだ。丁々発止の分かりやすい笑い。お袖もおきみもみんな笑いをとっていく。
ここまで作り上げたものがあったうえで女将が言った「雷が大きな身体を波打たせて泣いていた」姿が自然と浮かび上がって鼻の奥がツーンとなった。実際にその場面を見たわけじゃないのに。中車雷もいい味を出していた。
いい千秋楽でした。

ところで、来月は南座、5月も松竹座で歌舞伎があるらしい。それも楽しみ。


出演
一、「本朝廿四孝 十種香」
息女八重垣姫:中村扇雀
腰元濡衣:中村壱太郎
白須賀六郎:市川團子
原小文治:澤村精四郎
花作り簑作実は武田勝頼:中村虎之介
長尾謙信:中村鴈治郎
二、「恋飛脚大和往来 封印切」
亀屋忠兵衛:中村獅童
傾城梅川:中村壱太郎
槌屋治右衛門:市川中車
井筒屋おえん:中村扇雀
丹波屋八右衛門:中村鴈治郎
三、「幸助餅」
大黒屋幸助:中村鴈治郎
幸助妹お袖:中村虎之介
幸助女房おきみ:市川青虎
幸助叔父五左衛門:中村寿治郎
三ツ扇屋女将お柳:市川笑三郎
三ツ扇屋帳場平兵衛:中村亀鶴
関取雷五良吉:市川中車
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立春歌舞伎特別公演@松竹座

2025-02-03 23:25:49 | 観劇



先月は気がついた時には全公演チケット完売で行けなかったので今年はじめての歌舞伎。いま大河にでてる愛之助さんがケガで休演。愛之助さんの二月公演から歌舞伎を見始めたので今年は見られなくて残念。

わたしは夜の部「義経千本桜」を。
文楽では次の春に上演になるので、比べるのにちょうどいい。文楽で見たことのある幕もやっぱり歌舞伎とでは演出が違う。
道行とそれ以降では配役も違う。あ、獅童さん?!と思ったら若者だった。
四ノ切「川連法眼館」はこの並びでいうとわたしが一番楽しみにしていた幕で、なんといっても人に化けた狐がその本性を現すという演出がとても好き。
今回はそのアグレッシブな狐が獅童さん。なんだかずっしりしているぞ。どうしてもあの猿之助さんのイメージがあるのでいたしかたなし。でも、子狐の切なさは十分伝わった。宙乗りはなし。壱太郎さんの静御前は可憐。
奥庭という段があったのでこれは初めて見ると思っていたら、獅童さん荒事で大活躍。二階席にはしごをよじ登って顔を見せる演出もあり、これには上ってるところが見えていなかった二階席の人が沸いていた。

終演後は節分なので特別に演者全員そろっての豆まき。三階席にはとどかねーよ。と思っていたら、ちゃんと一人一個お持ち帰りくださいというのが置いてあり、頂戴することができました。


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文楽初春公演3部

2025-01-19 21:56:33 | 観劇
第3部 午後5時30分開演
本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
 道行似合の女夫丸
 景勝上使の段
 鉄砲渡しの段
 十種香の段
 奥庭狐火の段

今回最後の観劇は、3部八重垣姫。
この話はややこしい。
若様と恋人の腰元がおって、その若様は死んで、実は身代わりで他の人だった。絵の中の若様に惚れていた婚約者の姫様がその若様を助けるために、人ならぬものの力を借りる…。

ファンタジーか?!

それでも、ファンタジー前回の「奥庭狐火の段」の「翼が欲しい飛んでいきたい」という八重垣姫の叫びはとってもいい。これを軒付けに入れこみたかった。
上杉家と武田家の攻防という歴史的な物語を描きながらのファンタジック展開が江戸時代に上演されてたのだから驚き。
浮世絵にもなっているこの場面が印象に残るけど、「十種香の段」の八重垣姫にイカレっぷりもなかなか。錣太夫の語りを堪能。

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令和7年初春文楽公演

2025-01-03 23:02:40 | 観劇
令和7年初春文楽公演

第1部 午前11時開演
新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)
 座摩社の段
 野崎村の段

第2部 午後2時15分開演
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
 八段目 道行旅路の嫁入
 九段目 雪転しの段
     山科閑居の段 

初日、初席に行ったのははじめてかも。しかし、遅れていったので振舞い酒の設営を片付けているところだった・・・。
しかも、1等席売り切れていて場内満席。安い2等席は残っていたけど安い席が残るとは大阪らしくない!(偏見)ともかくお祝いムードたっぷり。
新版歌祭文はこれだけを見るとハッピーエンド的に思えるのは「野崎」の華やかな三味線のおかげだと思う。
今回久しぶりに上演された座摩社の段はけっこう笑いどころもあり。野崎村の段は何回も見ているけど、最後ってまったく船から顔出さないんでしたっけ?ちょっとぼーっとしている間に船も駕籠も動き出していた。久松を好きなおみつとお染の戦いはユーモラスではあるけど、おみつがかわいそう。でも、還俗はいつでもしたらいいと思う。

前回の公演から続いての「忠臣蔵」で、いよいよ大願かと思っていたら、途中まで。討ち入りまでするのか、ここで終わるのか?
山科閑居の段は単品でもかかるので何回か見た聞いた。ここも実は恋の話。娘が焦がれてしまったので婚約者の元へ母親とともにやってきたら、義母はあなたの父親の首をご所望ってサロメか。まあこれは本心ではないんやけど。山科閑居の段はこれでもかというどんでん返しで突っ込みどころ満載。でも、悲劇に向かって大きく動く段でもある。さあ、年内に討ち入りはできるのか。
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文楽11月公演「仮名手本忠臣蔵」

2024-11-21 22:00:13 | 観劇
日にちを分けて文楽11月公演完走。
「忠臣蔵」を今月と1月で通す企画。
思えば2016年に一日で通し上演をしていたけど、もうあの無茶は劇団としてはできないでしょう。人が必要な狂言。
そこから8年たち、名人も亡くなり(複数)…、それでも若手の方々が大事な場面をしておられるのをみることができ、灌漑ひとしお。
四段目の〝「はった」とにらんで”も代替わり。前回は碩太夫で聞いた記憶があるので、調べると2019年だった。






仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
大 序 鶴が岡兜改めの段・恋歌の段
二段目 桃井館力弥使者の段・ 本蔵松切の段
三段目 下馬先進物の段・腰元おかる文使いの段・
    殿中刃傷の段・裏門の段
四段目 花籠の段・塩谷判官切腹の段・
    城明渡しの段

第2部 午後4時開演
靱猿(うつぼざる)
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
五段目 山崎街道出合いの段・二つ玉の段
六段目 身売りの段・早野勘平腹切の段
七段目 祇園一力茶屋の段

10日に見たときのちりとてちん鑑賞弁当








21日のおなじみ浪花弁当






10日は吉田玉助さんと中西らつ子夫妻の解説付きのイベントで、直前にストーリーの予習、いままでさらっと流していたところもつっこみポイントに。





イベントはお土産もあってお得だった~。
21日は疲れもあったのでまるまる一幕寝たらどうしようと思っていたけどなんとかギリ持ちこたえた。
四段目の切腹もちゃんと確認。結構歌舞伎と違うところ。
というわけで続きは1月!
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錦秋喜劇特別公演太夫(こったい)さん

2024-10-21 22:01:00 | 観劇
秋の南座は喜劇~。去年、藤山直美公演を南座で見て以来毎年行こうと心に決めていたので今年も。

戦後すぐの京都島原遊郭を舞台にした人情喜劇。

主役は三林京子演じる遊郭の女将なんじゃないかと。

男に騙されて遊郭に置き去りにされたおきみ、子どもを産んだ後は遊郭に置かれることになる。
不器用でてんかん持ちのおきみを愛情深くかわいがる女将。
戦後かわりゆく時代(ストライキのこととか東京ブギウギなど時代が分かるフレーズがでてくる)遊郭も以前とは同じようにはいかない。
そんな華やかな世界の舞台裏である座敷と台所を中心に話が進められ、人情味のある細やかな心の機微が描かれて、女将とおきみが抱き合うときには涙がでた。

そして、結末は…現代の感覚ではその男はあかん…のやけどまあ芝居やからな。最後はハッピーエンドであっさり終わった。




 

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文楽夏休み公演

2024-08-13 18:20:00 | 観劇
8/12の千秋楽に駆け込み鑑賞。

夏休み文楽特別公演

第1部 【親子劇場】午前10時30分開演
桐竹勘十郎=作・演出 鶴澤清介=作曲
ひょうたん池の大なまず

解説 文楽ってなあに?

山田庄一=作 竹澤團七=作曲 望月太明藏=作調
西遊記
 五行山の段
 一つ家の段

第2部 【名作劇場】午後1時30分開演
生写朝顔話
 宇治川蛍狩の段
 明石浦船別れの段
 浜松小屋の段
 嶋田宿笑い薬の段
 宿屋の段
 大井川の段


第3部 【サマーレイトショー】午後6時開演
近松門左衛門没後300年
女殺油地獄
 野澤松之輔=作曲
 徳庵堤の段
 野澤松之輔=作曲
 河内屋内の段
 八世竹本綱太夫、十世竹澤弥七=作曲
 豊島屋油店の段






子ども劇場、満席。
第二部までの間にロビーで見ていたら、記念写真を撮る長蛇の列。喜ばしいかぎり。
二部と三部もまずまずの客入り。外国人旅行者の人たちの姿も多い。

朝顔日記(生写朝顔話)
思い詰めすぎなお嬢様の大胆な逃避行(身も蓋もない言い方)
一目惚れした相手を追いかけて旅をする間に盲人になり、再会するも気付かず離れていく。
ドラマチックな元祖すれ違い。
大井川の段は「軒付け」にでてくる浄瑠璃。

「女殺油地獄」今年の夏の夜はこれ。
ダメ男河内家与兵衛が同業者の嫁を手にかけるはなし。その殺戮の場面、油屋の中で油にまみれながら人を殺める、ための前振りがその後を知ってるだけに恐ろしい…。人の業とは。




今回も浪花弁当をいただく。
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千秋楽に

2024-08-12 23:03:00 | 観劇
駆け込み鑑賞。
感想はまた後日。





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七月大歌舞伎夜の部

2024-07-15 23:58:00 | 観劇
仁左衛門のいがみの権太が見たかったので、夜の部へ。 


浄瑠璃を歌舞伎に置き換えてるので床ありでセリフや動きも浄瑠璃っぽい。
仁左衛門様は御年80歳。前回見た時、病み上がりで弱々しかったけど動きが80とは思えん。三階桟敷席ながら表情まではっきり見えてまあ見事。惜しいのは細いこと。おみ足、太ももまでさらけるのでよけいに気になる。いがみの権太を観れるのは最後か。権太への解像度が高くなった。

汐汲、舞踊もの。どうして歌舞伎の海女は振袖なのか。腰にまいてるタヒチアンみたいなのはなんなのか。そんなことは気にしてはいけない。立ち回りもあって面白かった。

八重桐廓噺は、文楽でも歌舞伎でもはじめてだと思う。後半いきなりの超次元展開。近松こんなのも書いてたのか。襲名披露なので主役を立てる大立ち回り。愉快痛快。スカッと終わって気持ちよく席を立った。


一、義経千本桜

木の実
小金吾討死
すし屋

二、汐汲

六代目中村時蔵 襲名披露狂言
近松門左衛門 作
三、八重桐廓噺

 

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ロミオとジュリエット

2024-07-07 23:42:00 | 観劇
タカラヅカ版は2回、花詩歌タカラヅカ版も見た←数に入れるな)フランス版ロックオペラ「ロミオとジュリエット」のホリプロ制作、つまり男女混合ミュージカルを見てきた。

曲が抜群にいい。あとタカラヅカ版では舞台の転換もいい。

筋はいわずと知れた古典。
タカラヅカ版との違いはキャストは若手の登竜門的な位置になっていること。タカラヅカはスターありきだから。
そしてなぜか設定が現代?(近未来というはなしも)スマホやパソコンがでてくる。これは正直いるのか?
家との対決とか大公とか親が決めた許嫁とか追放というところを変えずに現代にしても説得力がない。衣装や舞台の装置が現代風なのは全然いいのに。

そこ以外は若さがあふれ、実際の設定に違い年齢層の若者たちが配役されていて脇を固める役者たちとの関係性にもリアリティがあってよかった。何より歌がうまい。わたしが見た日は乃木坂の18歳の女の子がジュリエット、近くで見ていた人がタカラヅカより実年齢に近いやんと言っていた。確かにそうだ。

筋は改めて追うと…浄瑠璃の世話物やがなこれ。心中ものやん。おいおいという展開に感情移入はしないけども、乳母の歌うジュリエットへの愛の歌はやはり泣く。ここは泣いてる人も多かった。

死を象徴するダンサーが不気味で前半のスーツきてる姿から女性かと思っていた。が、後半で半裸になり、男だったのか?!デュエットダンスのロミオにまといつく死の影とか不気味すぎて美しかった。そう、タカラヅカには半裸の人はいないのだ(ロミオも半裸になっていた)。
乳母の歌と双璧がラストの「エメ」の母親たちの和解、ここもベテランがきっちり聞かせ、エンディングへと向かっていく。

「世界の王」を鼻歌歌いながら帰途につく。





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