漢方薬というと中国の医学のようですが、それは半分正解で半分不正解。
考え方は中国からやってきましたが日本で成立したのが今の漢方薬。昔はこれが主流でしたが、西洋から医学がやってきたときに区別するために漢方と名付けられたのです。中国では中薬と呼ばれています。
では、日本古来からの薬をなんというかというとこれを「和薬」と言います。漢方薬から影響を受けてるところがあったとしても和薬は日本人が生活の中で見出した薬なのです。
考え方は中国からやってきましたが日本で成立したのが今の漢方薬。昔はこれが主流でしたが、西洋から医学がやってきたときに区別するために漢方と名付けられたのです。中国では中薬と呼ばれています。
では、日本古来からの薬をなんというかというとこれを「和薬」と言います。漢方薬から影響を受けてるところがあったとしても和薬は日本人が生活の中で見出した薬なのです。
で、そんな前フリから今日のお話。
大阪天満宮の参道近くに新しい店が。薬食?薬膳かいな。薬膳を謳う店は多いのでチラッと覗いて通り過ぎようとすると何やら店の中が予想と違う。
「和薬の店なんです」
わ、わやく?!
漢方薬を勉強したわたしでしたが、和薬の専門店なんて聞いたことないし、こんなに揃ってる和薬見たことない!!
80歳を過ぎた薬剤師のお父さんが何か新しいことをしたいと娘さんとはじめたお店だそう。
あ、新しいすぎるぞ!古いけど…。
少しレクチャーを受けたところによると、
和薬は地域地域により伝承されているので、そこでしか売らないというものもあるらしい。
置いてるのは富山の薬が多い。やはり薬売りは富山。関西では奈良の薬も。
漢方薬よりも処方が単純。
薬事法をクリアできずに消えた薬もある。
ここからわたしの推測、
薬の効果が
風邪薬、頭痛薬、二日酔い、食あたりなどわりとすぐに効果を求めるものが多いので身近な薬草で効果があったものが淘汰されたのでは?
ほかに更年期の薬なんかがありましたがこれは服用が長期になりそうなので漢方的な感じがしました。
それにしても和薬のパッケージがレトロでかわいい。並んでると圧巻。雑貨や自然派の食品も扱ってましたよ。
すごく面白いのですが、マニアック(笑)
薬をジャケ買い。みみず配合。初の地竜エキス配合ですよ!!奈良で養殖してるところがあるらしい。
囃家さんも愛用してるという喉の薬も。
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