精霊流し の誤解・・・・

横浜は今日も、朝から文句なしの晴天です

昨夜、テレビで
さだまさしさんの番組を見ました

さださんの　お父様の　新盆で
精霊流し

を、やられたそうです

その画像をテレビで見て・・・・・のりこちゃんとビックリ



僕らは

灯篭流し

のイメージでこの曲を聴いていた


歌詞の中に

約束どおり　あなたの愛したレコードも一緒に流しましょう

流すのは　川面に小さなろうそくの入った舟

と、勝手に思い込んでいたのですが

以前は船だったらしいのだが

（この　船　舟　の使い道が難しい・・・・・）

今は　水に浮かばない
明治始めには　川に？　海に　流すのを禁止し

今では　道路を　流す


タクシーがお客さんを探して　流す

ギターを抱えて　飲み屋さんを　流す

と、同じで

精霊流し

が道路を流すのは言葉的に間違っていない

でもな～


と思ったのは・・・・

その派手さで無く





水洗トイレが日本に普及して
の功罪

と言うのがあるように思います

同じように
年をとった　親を　すぐに　施設に預けちゃう

汚いもの　いらないものはすぐに見えなくして
自分の周りの清潔感だけは完璧にする

そもそも・・・・

ヨーロッパで水洗トイレが出来た背景には

日本の杉のように軽くて柾目が通った木材が無く
桶が出来なかった

家具も　桐　のように軽く　防虫製のある木が無かったから

作り付けの家具になった


その、軽い桶が出来なかったことで
フランスのペチコートはふわっとした電気の傘のようになった

社交界で尿意を催すと
さりげなく庭に行って・・・・



まあ、寅さんも　粋な姉さん立ち○○○

と言っているが・・・・


桶が重いと
排泄物を折角家の中にためたのに
畑に持っていけない・・・・


で、夕方になると

ご注意ください

と、声をかけてから・・・・

肥え　をかける・・・・

別にかけているわけではない
撒いている


だから、女性の靴は踵が高いハイヒールになった

とても、日本のわらじでは不衛生で・・・・

そこで、各家庭からそのまま海に流す
糞尿流し

が始まった


これと　精霊流し　を一緒にすると
不謹慎だ

と、叱られそうですが

根底に流れるものは同じではないだろうか？



と、思いつつも
日本のお正月はダラダラ続く

と、フト思いがとんだ

欧米のクリスマスは・・・・・



僕が１１月に始めてアメリカに行った時
もう、テレビではクリスマスの特集やら
クリスマスプレゼントのコマーシャルをやっていた

国民性の違い？

クリスマスが過ぎると　その日を境に終わり

キッパリ　と。


そこ行くと　日本はお正月の準備を初め

お正月　元日をのほんびり過ごして・・・・

いつまで？？

松の内
鏡開き


と、何度もお正月が終わったと心に刻み付けているようにも見える

こういう、国民性だから
故人を失った悲しみを乗り越えて


と言う、仕切り直しを行っているのだろうか？




こうやって　流してしまった故人を

お盆に　馬に乗って遊びに来る　と信じ

牛に乗って　帰っていく


牛は遅いの代名詞

となると

舟も遅いと言うことか