南魚沼~わが故郷から~

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豪雨災害 5

2011年08月01日 | 豪雨災害
■ 午前中市役所を所用で訪れたが、忙しく災害復旧対応に追われていた。
  玄関に飲料水などの支援物資が山積みされ、各被災地区や断水の地区に運び出されていた。
  各行政区長さんをはじめ市民の方々が相談に相次いで訪れ、市の担当者と相談をしていた。

  長島忠美代議士が。午前9時急遽予定をキャンセルして市役所を訪れ、災害状況の確認や今後の復旧について調査をされた。

■ 水道施設の水源の濁りにより水道水の供給能力が減少、各地で水道水の供給に問題が生じている。
  断水を避けるために節水を呼びかけているが、「断水の前に水道水の確保を」という情報に変わってしまい、一気に水道水の使用
  が拡大したことも断水の発生の要因になっているようだ。
  市では緊急水源の確保も進めながら、水道水の供給回復に努めている。本日午後のFMゆきぐにの報道では、断水世帯は500戸余りを
  残しているとのことである。
  
  水害に伴う上水道の状況

■ 7月31日19:00現在の市内行政区別の被災状況 

  南魚沼市 ウェブサイト

■ 水害による可燃ごみ・不燃ごみの処理

  水害による可燃ごみ・不燃ごみの処理

豪雨災害 4

2011年07月31日 | 豪雨災害
「今回のような集中豪雨は経験(おぼえ)がない。」
今回の集中豪雨で、誰もが思うことではないだろうか。
ヤフー<天気>のアメダス情報を、29日から30日朝までチェックしていたが、29日19:00から30日午前5時までの塩沢の降水量は、
300mmを超える量に達していた。たぶん今生きている方々でこのような短時間での大量の降雨の経験はないと思われる。
それまでにも数日間雷雨があり、その後28日終日続いた降雨で第一段階の被害発生、山は相当の水分を含んでいただろう。
行き場のない大量の水は、本来流れるべき河川や水路の処理容量をはるかに超えて一気に流れ出たのだろう。

見渡すと山の所々に赤茶けた山肌が見える。崩壊箇所はかなり多くあるようだ。
中小の河川は流量は減ったが、まだ土色の水が流れている。
山際の地域や魚野川西側の市街地のほとんどが浸水の災害を受けているようだ。
特に西山から流れ出るほとんどの中小河川が氾濫しているように感じる。
引っかかったり打ち上げれている流木が目立つ。
そしてこんなに曲がりくねった川だったのかとあらためて気付かせてくれる。

早朝、昨夕決壊した登川堤防(大里地内)と登川フィッシングパークの現況確認から始めた。
状況を知ることが目的だ。
情報は後に議会事務局からくるファックス以外全く入ってこないので、自分で動いて確認するしかない。


(大里地内 登川堤防決壊箇所 水の流出は深夜にわたる作業で止められている。7/31 5:40頃)


(天野沢・樺野沢地区 7/31 6:30頃)
・ほとんどの家屋が床下或いは床上まで浸水したものと思われる。高床式の住宅との差は歴然。
・2カ所上越線が崩れ落ちている。
・あらためてここに川があったのかと思い知った場所もあった。流域には流木や土砂が残っている。
・農地の被害が大きい。














(大沢地区 7/31 7:00頃)


(大沢駅)
・大沢駅西側の山崩れが数カ所、これ以上降り続いたら駅のすぐ脇の山全体が崩れ落ちるように見える。


豪雨災害 3

2011年07月31日 | 豪雨災害
■ 豪雨災害 議会全員協議会 30日23:30 市役所本庁
  1.執行部より経過説明(要点抜粋)
   ①7月28日 20:00 災害対策本部設置
   ②7月30日 07:00 市内全域の災害状況調査開始
   ③7月30日 水道 取水不能 非常水源を開栓し対応、断水の発生 石打・塩沢地区
            県の配慮で、自衛隊高田部隊より給水車(1トン)5台が断水地区へ派遣
   ④7月29日 厚生労働省 災害救助法適用を決定
   ⑤人身への被害は、軽症1名

  ※7月30日午前まで市が把握した災害状況の報告がありましたが、調査結果がその時点で部分的なものであり割愛。

  2.今後の対応等(要点抜粋)
   ①災害救助法適用 事業費の確保ができれば、国・県・市を含め現状復旧を進める。
            しかし、小規模災害で法の適用外の部分は、地元で修理し、その後市が負担する。
            (地元の人件費部分は除く)
            原則として個人住宅等の個人資産部分の修理等は対象外となる。
   ②ごみ処理について
    ・一般廃棄物を可燃・不燃ごみ処理施設(782-0339)及び魚沼市「エコプラント魚沼」で無料受け入れ(現状7/31まで)
    ・土砂・がれき等 新堀新田埋め立て地(現状7/31まで)
   ③行政区対応・災害調査集計等
    ・ある程度事態が落ち着かないと、災害状況の全体的な把握が充分にはできない。災害種別にまとめていきたい。
    ・現状では生活の復旧や危険回避を重点に対応していく。
    ・農地関係の被害については、全地域を廻りまとめていく。

(左:内山 冠水した水田、林道の崩壊7/30 12:00  右:魚野川・登川合流点 中央上に三郎丸側の堤防決壊現場が見えます 7/30012:30)


(六日町市街地 7/30 14:30頃)


(六日町市街地 上町 7/30 15:00頃)


(長表地区:多くの水田が冠水 15:30頃)


(舞子 御神山下 7/30 17:30頃)


(仙石 山の崩落、泥水で冠水した水田 7/30 18:00頃)


(柄沢 墓地に通ずる道路の崩落、水田への冠水)


(原  県道への土砂流出)
  

豪雨災害 2

2011年07月30日 | 豪雨災害
■昨夜18時からきょう30日午前4時までの、当地塩沢の降水量は260mmを超えている。
 今5時20分だが、強い雨は降り続けている。

■8時30分
 今帰ってきた。
 当中之島地区では、山沿いや水路から溢れた水で水田が冠水状態の箇所が無数。
 山崩れ数カ所、幸い人家への被害は発生していないようだが、床下浸水箇所は仙石はじめ数カ所ある。

 石打地区、上田地区には入れない状態。中之島地区から出られない状態。
 いたるところで河川、水路の増水のため避難している地区多数に上っている模様。
 291号線土砂崩れのため清水地区孤立、353号、大沢トンネル方向、いずれも通行止め。
 上越線樺野沢地内土砂崩れのため崩落など。(いずれも議員関連で情報の提供を頂いた。)
 魚野川は少しずつ水位が下がっている。

 昨夜からの雨はこれまで経験したことのない豪雨だった。
 交通が寸断状態のためや災害箇所が多く、市や消防の対応も困難なようだ。
 市では、地区毎の班編制を行いパトロールを開始。
 地元の消防団が交通整理や監視などの活動にあたっている。
 
 写真(左:魚野川5:30頃 右:舞子地内塩沢大和線5:40頃)
 
 
 写真(左:舞子地内水田5:30 右:大原地区水田5:50頃)
 

 写真(左:舞子保育園周辺6:15頃 右:仙石地内水田8:00頃)
 

 写真(左・右:仙石地内水田8:00頃 )
 

 写真(左:登川中大橋 右:大福寺工業団地下市道 7:30頃)
 

 写真(左・右 中地区8:00頃)
  

南魚沼市ウェブサイト 大雨に関する情報
 上記南魚沼市ウェブサイトで情報を確認してください・

■南魚沼市議会 豪雨災害に関する緊急の全員協議会 開催 7月30日午後
 内容等については、終了後本ブログでも報告。

豪雨災害 1

2011年07月29日 | 豪雨災害
朝市役所にて、山際の地域を中心に豪雨災害が多数発生しているとの話を伺い、状況把握のため数カ所廻った。
市では28日災害対策本部を設置し、市長以下作業服で職務にあたっていた。
五十沢、城内地区や小栗山、余川、君帰などの地区を中心に被害が発生している模様。

塩沢地区の中央部は目立った被害は見えなかった。
山沿いに入ると西側地域では、部分崩落、用排水の増水で土砂が水路をふさぎ水田に入り込んでいる箇所が複数あった。
また東側の上田地区では、山際の集落で床下まで浸水した箇所がいくつかあり、土砂やごみの片付けが行われていた。
山際を流れる水路の多くは青線と呼ばれる公共水路なのだが、国の管理から順次自治体に移管されているもので、充分な整備が進んでいない。
集中豪雨の時には、あふれた水が個人の住宅や農地に入り込み被害をもたらすことがままある。

写真は、順に「大沢地区の市道沿いの水路」「欠ノ下地区の水田」「槻岡寺南側に流れ込んだ土砂」「沈下したマンホール」




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大雨洪水警報

2011年07月28日 | 豪雨災害
■ きょうは社会厚生委員会の閉会中の調査の予定であったが、折からの豪雨による浸水等が発生し、交通機関の乱れもあることから中止。

 市役所に向かう途中、六日町市街に入ったあたりで渋滞、市役所前の交差点が冠水により交通規制、委員会の開会時間に間に合いそうも
 ないので小栗山方面へ、17号バイパスをすんなり抜け余川から市役所裏の駐車場へ入れた。
 15分遅刻したが休憩で委員会の開催を協議中。
 いたるところで冠水や浸水、土砂崩れが発生しているようで市役所内は建設部を中心に混乱。
 これでは委員会の開催は無理ということで延期に決定。
 雨は断続的に降り続いており、今後の災害の発生が心配される。

 当地塩沢中之島では、現時点では災害は発生していない模様。魚野川の状況は、平常時の3倍以上の水量か?

 (写真左 小栗山県道 右 魚野川・坪池)
 

■ 市役所の応接室では、「わんぱく相撲全国大会に出場する3選手の激励会」。
 「がんばってね!」と声をかけたらピースサインで応じてくれた。
 中之島小6年の中沢君、六日町小5年の川辺君、北辰小4年の栗田君、雪国男児の強さを全国に知らしめてくれ!
 健闘を祈ります。

   

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