南魚沼~わが故郷から~

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地域コミュニティー始動

2008年06月08日 | 地域・まちづくり
 以前も書いたが、地域コミュニティー活動は、市が市内12地区に予算を配分し、各地区が
独自に考えてまちづくりを進めていく活動で、昨年の3地区の試行から今年度は12地区、
市内全域で取り組まれている。

 市が配分する活動予算は2本立てで、軽微な公共施設の維持補修費用として130万円、
地域活性化や防災、環境美化などソフト事業費用として70万円、合計200万円である。

 中之島まちづくり協議会は、今年度の立ち上げ段階では、地区内の全行政区で構成されて
いるが、今後の活動を考え地区内の各種の団体も含めて事業を進めることとしている。

 公共施設の維持補修については、まず現場をみようということで、6日は各行政区から
補修要望のあった10数カ所を視察した。
市が公共事業として発注するよりも、地域が行った方が低コストでできる、というメリットが
あるが、限られた予算の範囲ではできることは限られている。
今後の検討材料としてこの視察は多くの成果があったわけだが、優先度や計画化など
を含めて一定の検討結果を出して、市と協力しながら進めていくことになるのだろう。

 ソフト関連事業では、来年度開催の国体テニス競技会場である大原運動公園のある地区で、
いくつかのボランティア活動が積極的に行われており、そうした組織への支援や毎年9月に
開催される「中之島商工祭」の事業拡大や環境美化活動、自然保護活動の組織等への
支援が決定した。

 かなりの分量のある活動で多くの時間や労力が必要になるものと思うが、役員会は、
会長を中心に積極的に活動を進めようとしている。
 
 市長は成果をみながら、今後予算の拡大を進める意向を示している。
今後様々な問題、課題に直面するものと思うが、地域の考えでまちづくりを進める
この活動が地域に根ざすしっかりしたものに育ってほしいと思っている。