南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

天地人 第8回 「謙信の遺言」

2009年02月22日 | 天地人
いよいよ今回からが本番に突入・・という感のある展開。

今回は、これまでで最高の回だったと思う。
一言一言のセリフと、役者さんの演技、演出、良かったね。
特に謙信公。

ということで、今回のMVP  「上杉謙信」
 「兼続、そなたは迷うことだらけ。だからこそみつけられるものがある。」
 「見つける?」
 「己の義よ。わしは長い戦いの中に、迷いに迷った末、己の義を得た。そなたににも、
 やがてそなたの義が見えてこよう。」

 今回のふたりの会話のシーンは、ドラマ全体を最も重要な部分になるのかもしれない。
 阿部寛さんの謙信は、ドラマを引き締めてくれたし、上杉家の『義』を知らしめてくれた。
 
第2位 樋口兼続

 目の輝きが違うんだな、今までと。

第3位 今回は登場した方々全員・・かな?

 樋口惣右衛門、与七・・樋口家が画面に登場するたびに、嬉しくなるんだな。
 父惣右衛門が話した亡き母の「干菓子のお守り」、元気な与七、妹きた、この家族が揃った
 シーンはもうないのかな。

 もちろん、北高全祝師、今回も重厚感を感じさせてくれました。

 お船はほんとうは「おふね」なんだそうです。
 きょうも凄く良かった。
 
 初音、お得意のスポットライト演出で登場ですが・・。
 長沢まさみさんは、「隠し砦の三悪人」のお姫様が印象に残っている。
 これは良い役で、演技も良かった。
 しかし、手取川の合戦は、ロケ撮影が欲しかった。

 そして、上田衆と景勝(嬉しそうだったね)。

 小松江里子女史の書くシナリオは面白いと思うが、登場人物ひとりひとりが印象にのこるような
 演出を期待してきたが、今回はすごく良かったと思う。
 
 最高の回でした。来週が楽しみ!!!

 第9回 「謙信死す」・・

基幹病院地元素案への意見募集

2009年02月19日 | 医療・福祉
魚沼地域医療整備協議会は同協議会がまとめた「魚沼基幹病院の素案」に関する意見募集
行っている。
市民からの多くの意見が集まり、同協議会の検討に参考になればと思うが・・。
次の項目について意見を求めているが、ある程度の知識のある方でないと、意見を出してほしいと
言われても難しいのではないかと思えた。
1. 主な機能
2. 規模
3. 診療科
各戸にも配布されたパンフレットを読んで「意見を」といわれてもおそらく無理だろう。
自分の不勉強さを自慢するのではないが、上記項目単位には私には書けない。
少し考えてみたが、意見を書くとしたらこうだ。
簡単に「なるほどこういう病院ができるのか、一日も早くつくって頂きたいと思う。」
「身近な医療機関とのネットワークはきちんとしてほしい。」
「急に具合が悪くなったとき、救急にかかって、そして、落ち着いたらすぐに転院先を探さねば
ならないことがないように、直るまで入院させて頂きたい。」等々。

・・・・、「主な機能」?
何でもほしいと思うのが当たり前、しかし圏域人口、患者数などを考えれば、限界というものがある。
魚沼圏域の基幹病院に必要な機能を素人が判断することは難しいだろう。

「規模」?454床?・・・ベッド数のことか・・、いくつあればいいの?
六日町病院が199でやまと病院が・・・、あれ? 難しいですね。

「診療科」?これも多いに越したことはないのだが・・?

例えば、身近な日赤病院や新発田病院などの例を挙げて説明すれば、少しはわかってもらえるか
もしれない。

いやいっそ、「基幹病院をつくります。県立病院の再編です。救急救命と高度医療をやります。
これを機に魚沼地域の医療の再構築を進めます。医療に関する皆さんの意見をお寄せください。」
このほうが、単純明快でわかりやすのではないか?
そのほうが、あるべき地域医療、市民が求める地域医療の姿が捉えやすいのではないか?
意見募集の目的は他にあるのかもしれないのだが。

きょうは皮肉で書いたのではなく、市民が入りやすい意見募集とは何か?とふと思ったので。
アリバイづくりの意見公募にはなってほしくないのと多くの市民の意見がでることを祈って。

何でも書いちゃいましょう!

天地人 第7回 「母の願い」

2009年02月16日 | 天地人
今回はひとつひとつのセリフが、とても印象に残る回だった。
母の危篤の知らせが届いたとき、母のもとへ行くべきか悩む兼続への北高全祝和尚の「たわけ!与六、
『己をみつめよ』との御屋方様のことばを忘れておらぬな。」「己の誠をみるのじゃ。そして己の誠に
従うのじゃ。よいな。」ややオーバーな表現だが・・。

紅葉のスポットライト・シーンでの、母お藤亡霊の「与六、そなたは私の誇り、母は信じていますよ。」
この一言は、傷心の与六・兼続にとって勇気づけられる言葉。
お船登場での兼続の凛とした「紅葉のごとき家臣になれと、そんな母の言葉を思い出していたのです。
お船殿、私はもう泣きませぬ。」

兼続母の死の知らせを聞いた景勝「泣いておるのかの・・・」

  etc...

さて、今回のMVP  樋口兼続
「青年兼続」のスタートの回、今回の妻夫木・兼続は、余分な力がぬけたようで凄く良かった。
前半の傷心の蟄居生活や母の死を乗り越えたときの晴れ晴れとした演技、みんな良かった。
これからがドラマの流れは本番、しかし・・南魚沼・上田庄は、来週少し出るぐらいか。
もう回想でしか登場しないのかと思うと少し寂しいが、脚本、役者さんの演技、演出、どれも南魚沼・上
田庄編は素晴らしかったと思う。

第2位 母 お藤
原作ではあまり印象に残らないが、ドラマの中の母お藤は、田中美佐子さんの好演もあって、脚本と
共に素晴らしかった。
紅葉のもみじが散るシーンでの「母は信じていますよ。」の一言はとても感動した。

第3位 お船 同じく北高全祝
全祝和尚の相変わらず厳しくも、人の心を見透かしたように、愛情をこめたセリフがいい。
加藤武さんはもう80歳だと記憶していますが、良い演技をしてくれます。

今回のお船も良かったですね。蟄居や母の死を乗り越えて悟ったかのような兼続に「もう少し早く
父が今の言葉を聞いていたら、そなたを私の婿とし、直江を継がせていたでしょうに。」この一言は
賛否分かれるかもしれない。
兼続との上田庄での再会は、原作に沿って描いて欲しかったが・・。

今回が最後の直江景綱、甥の兼続を心配する宍戸錠さんの枯れた演技も印象に残りました。

さて、次回は 第8回 「謙信の遺言」
初回から登場してきたMVP級がまたひとり去っていきます。
来週も楽しみです。

南魚沼雪まつり

2009年02月14日 | 天地人
12日、13日千葉・埼玉両県に議会の会派の視察で行ってきました。
今回もまた充実した視察でした。後日報告します。

さてきょうは割と寒く感じた一日でした。太平洋側は異常な暖かさだったようですね。
そして「2月14日」は、「天地人」樋口与六・加藤清志郎君と長尾喜平次・溝口琢矢君が南魚沼市を
訪れる日です。

午後「天地人」の再放送が終わってから、妻と出かけました。
「ほくほく線・天地人ラッピング・トレイン」のお披露目式典は観ることができませんでしたが、
始発の六日町駅、ふたりが下車した魚沼丘陵駅では、多くの人たちに迎えられたとのことでした。

「天地人博」会場でお二人が目の前に登場したときは、ビックリしました。
写真撮影はできなかったのですが、まず新しく設置されたドラマの名シーンのパネルに、二人仲良く
サインを入れて市職員の案内に従って、興味深そうに「天地人博」を楽しんでいたようです。
場所は変わって「雪まつり会場」です。
市長のやや興奮気味な挨拶が終わって、いよいよ喜平次・与六の登場です。
ステージの上でお二人のインタビュー、進行の小林さんも力が入っていたようで、
楽しく感動的でもある30分間でした。
ドラマでの二人の名セリフをしっかりと再現披露してくれましたが、さすがにセリフを言うときは、
もう役者さんの演技になっていて、さすがと思いました。観衆のみなさんも大喝采でした。

ドジョウの話で、「ドジョウはこちらでは生でも食べるんですよ」と小林さんの冗談に「え!?・・・」。

新潟日報の発表では、5,000人ですね。凄い人の数でした。
広い雪まつり会場を埋め尽くしていました。

終わりのほうで加藤清志郎君が、「わしはここにもう一度来てうれしかった!」と言ってくれました。
言葉が違ってたらごめんなさい。

天地人 第6回 「いざ、初陣」

2009年02月08日 | 天地人
2月14日、南魚沼雪まつりに、与六役・加藤清史郎くんと喜平次役・溝口琢矢くんが登場する
そうです。時間は午後3時。

きょうは、第6回 「いざ、初陣」。
原作に沿ってドラマは展開されたが、どうもお腹いっぱいにならない。
何か物足りない印象の回、初陣が叶った兼続が戦場で遭遇する戦、要するに人殺し、侵略、
その容赦ない理不尽さを目の当たりにして苦しむ兼続が描かれる、重要な回だったのだが。
多くの登場人物やエピソードを詰め込みすぎて、シナリオが散漫、演出が単調でメリハリが
ない。だから、今回はこのシーンがヤマというものが感じられなかった。
スポットライトを使う舞台のような演出は、古くさく感じてしまった。

兼続をもう少し重く描くシナリオにしてほしいと思った。
今回も「申し訳ございませぬ」と相変わらずの泣き顔が兼続のイメージになってしまった。
まだ17歳なのだから仕方ないのかもしれないし、今後の成長ぶりとの対比を際だたせたい意図なの
かもしれないが・・・、原作の持つ兼続の良い部分があまり伝わってこない。
今後に期待したい。


さて今回のMVP・・・直江景綱

悩む兼続に酒を進めながら、戦が怖いと吐露するシーン、今回の最も良かったところ、宍戸錠さん、
あまり目立ちませんが役にはまっています。
安心してみていられます。
御屋方様も家臣団も上杉家全てを知り尽くした良き老将を好演。

2位 上杉景勝

兼続を理解している故の「たわけ!」に。
今回の北村・景勝、目立ってましたね。こんな景勝がいい。

3位 「天地人紀行 南魚沼市」「樺沢城趾」に。

樺沢城趾は気軽に行ける場所だし、標高は低いが眺望が素晴らしいし、往時の山城や城下が
思い浮かぶような場所、牧之通りも出てました。

「初音が七尾に登場するシーンや信長登場シーン」は、いれるならもう少し内容を考えてもらいたい。
なくても良かったように思う。

上田庄兼続の実家での家族のシーンは、もう少し戦場での兼続の苦悩がうまく描かれていれば、
もっと印象深かいものになったのではないか。
アイデアはいいんだが・・演出の問題かな?

あと欲をいえば、ロケでの撮影を多く観たい。スタジオ撮影ばかりで・・。

さて、来週は 第7回 「母の願い」  、次回は個人的に期待の大きい回となる。


ゆきぐに大和病院

2009年02月05日 | 医療・福祉
本日会派の勉強会で、大和病院を訪問し、現況や今後の基幹病院との関連など多くのことを
勉強させて頂きました。
この間、各提携大学の医局からの派遣が切られて行く中で、実績ある独自の地域医療を基本に
おいて、院長先生はじめ病院が一丸となって医師確保に努め、現状16名の医師が在籍されて
おり、経営的にも改善の見通しが立ってきた状況とのこと。

地域住民と文字通り密着しながら医療を守ってきた歴史があり、その守備範囲は広く、
地域福祉や住民生活と密接な関係を持ち、住民の健康管理から病気の予防までカバーしている。

・・・こうしたことを確認しました。

これ以降の議論については、後日に回したいと思います。

少々疲れ気味、ゆっくり考えてみたい。時間が欲しい。

天地人 第5回 「信長は鬼か」

2009年02月01日 | 天地人
きょうから2月、夕方から雪が降ってきている。
毎日書くのもなんだが、雪はまとまって降ってもらいたい・・。
「天地人」第4回「年上の女」の視聴率は関東26.0%、関西25.8%とわずかに上昇。
今後に期待できる数字が出ている。
視聴率とドラマの質は違うが、多くの人を楽しませているということは確かだ。

今日は、第5回「信長は鬼か」。

上杉家から織田家への使者の一人として岐阜城にたどりついた兼続。
初音の計らいで信長との対面が叶う。
「謙信の義」とは全く異なる「信長の義」、兼続は信長の生き方に影響を受けたようだ。

今回の注目は、織田信長の描き方だったが、またこの信長もエキセントリック。
大河ドラマだけでも何回も信長をみてきたが、今回の吉川晃司の信長、迫力があって、10分弱だったが
演技力も十分か。

ちなみに「岐阜城」は、一昨年北杜市につくられた「風林火山」の撮影に使われた「躑躅ヶ崎館」を使用。
また今回の「長篠の戦い」で流れた戦のシーンは「功名が辻」で使われたもの。
・・・こういうことは書かない方がいいかもしれませんね。

魔王 織田信長   闘神 上杉謙信 ・・・どちらが強いのか?
信長と謙信の戦国武将としての生き方の対比が今回のテーマか。
「俺はな、腐った根っこから全てこの世をつくりなおしたいのよ」
「強き者が弱き者の叫びを力でふみにじることが、果たして誠の義であるのか」

今回のMVP 僅差で 吉川晃司・織田信長
  
 2位  阿部寛 上杉謙信
     阿部寛・謙信、画面に出てくるだけで絵になるというか、圧倒的な存在感。    
 3位  お悠
     謙信を慕うが、その思いがかなわず仏門に入るという純な生き方が、美しくも儚く思える。
    今のところ、兼続の母お藤とともに、このドラマの女性陣で最も印象に残る。

  兼続が信長に会うこと自体に無理がある展開と思うが、妻夫木兼続、セリフや演技が浮き上がって
  いるのが不安、これは前回から思ってること。でも若さを出したい演出なのかな?
  今夜もBS・Hi、総合、BS2と3回観てしまったが、もう少し脚本、演出に丁寧さと工夫が欲しいと思えた。
        
  さて、来週は 第6回 「いざ、初陣」。初陣がかなった兼続が戦場で見たものは?