南魚沼市では、「地域コミュニティ創出パイロット事業」を今年度から実施している。
さて「地域コミュニティ」とは何か?
以下は、宇部市のサイトからの抜粋、わかりやすくまとめられています。
宇部市市民生活部地域コミュニティ推進室
地域コミュニティとは、”地域をよりよくしよう”などの共通の思いを持つ、地域住民ひとりひとりの共同体です。
住民同士の信頼関係や共同意識を生み出し、日々の暮らしをよりよいものにする重要な基盤となります。
近年の市民のライフスタイルの多様化などから、地域コミュニティに対する意識は低下してきています。
地方分権社会を迎えた今日、高齢化問題、青少年問題、環境問題など複雑・多様化する各地域の住民の課題・要求に
対応していくためには、これまでの公共を行政が主体的に担っていた社会のあり方を根本的に見直し、行政と地域が
協働して、地域を支えていくしくみづくりが必要となっています。
地域住民が自主性、主体性を持って活動できる環境をつくっていくため、地域の特色、特性を活かした地域コミュ
ニティの更なる活性化を図っていくとともに、コミュニティの相互交流、全市的な連携を促進します。
話を戻して、南魚沼市の今年度からの取り組みについて、簡単にまとめてみます。
1.目的
市から一定程度の予算と権限を委譲し、各地域の自主的な事業を実施する。
地域で出来ること、したいことを地域で実施し、住民の自治意識の向上をはかり、自らのまちを自らつくる
「実行する地域コミュニティ」を目指す。
2.実施方法
今年度は旧々町村単位に旧町(大和・六日町・塩沢)から1地区で実施。
(大和-大崎、六日町-大巻、塩沢-塩沢)
区長会が窓口となる。
3.予算と事業・・・「基礎予算」「提案予算」の2区分
① 基礎予算・・市道などの簡単な修繕事業などが対象、1地区あたり130万円。
メリットとして、市が行うよりも低コストとなる。
② 提案予算・・地域としての特性を活かし、地域活性化のために独自に計画する事業が対象
「地域活性化に関するイベント」「地域防災組織の編成や活動」「環境美化」
「健康増進活動」「地域コミュニティ組織作り」
4.活動
① 組織・規約の作成 ② 活動計画の検討・作成 ③ 市との協議 ④事業の実施
理解していただけたでしょうか?
「言うは易し、行うは難し」
しかし、冒頭の宇部市の説明から、また広域化した南魚沼市の自治を進めていく上で、新たな公共の担い手として、
地域コミュニティを設定していくことは、必要な課題とはいえないだろうか?
南魚沼市は、来年は希望する地区全てで事業展開する考えのようである。
初めから満足できる活動にしていくことは難しいし、予算も限られている。
しかし、安全・安心できれいなまち、みんなの力で作り上げるまちへの努力は、まちがある限り、継続して
いかなければならないし、その主役は住民であるべきだと思う。
「行政に頼めば何とかなる、行政がやって当然」の時代はもう終わっている。
みんなで協力して、知恵を絞って汗をかいて、地域づくり、まちづくりに取り組む。
「地域コミュニティ」の事業展開が今後どう動いていくのか、期待しながら自らも取り組んでいきたいと思う。
さて「地域コミュニティ」とは何か?
以下は、宇部市のサイトからの抜粋、わかりやすくまとめられています。
宇部市市民生活部地域コミュニティ推進室
地域コミュニティとは、”地域をよりよくしよう”などの共通の思いを持つ、地域住民ひとりひとりの共同体です。
住民同士の信頼関係や共同意識を生み出し、日々の暮らしをよりよいものにする重要な基盤となります。
近年の市民のライフスタイルの多様化などから、地域コミュニティに対する意識は低下してきています。
地方分権社会を迎えた今日、高齢化問題、青少年問題、環境問題など複雑・多様化する各地域の住民の課題・要求に
対応していくためには、これまでの公共を行政が主体的に担っていた社会のあり方を根本的に見直し、行政と地域が
協働して、地域を支えていくしくみづくりが必要となっています。
地域住民が自主性、主体性を持って活動できる環境をつくっていくため、地域の特色、特性を活かした地域コミュ
ニティの更なる活性化を図っていくとともに、コミュニティの相互交流、全市的な連携を促進します。
話を戻して、南魚沼市の今年度からの取り組みについて、簡単にまとめてみます。
1.目的
市から一定程度の予算と権限を委譲し、各地域の自主的な事業を実施する。
地域で出来ること、したいことを地域で実施し、住民の自治意識の向上をはかり、自らのまちを自らつくる
「実行する地域コミュニティ」を目指す。
2.実施方法
今年度は旧々町村単位に旧町(大和・六日町・塩沢)から1地区で実施。
(大和-大崎、六日町-大巻、塩沢-塩沢)
区長会が窓口となる。
3.予算と事業・・・「基礎予算」「提案予算」の2区分
① 基礎予算・・市道などの簡単な修繕事業などが対象、1地区あたり130万円。
メリットとして、市が行うよりも低コストとなる。
② 提案予算・・地域としての特性を活かし、地域活性化のために独自に計画する事業が対象
「地域活性化に関するイベント」「地域防災組織の編成や活動」「環境美化」
「健康増進活動」「地域コミュニティ組織作り」
4.活動
① 組織・規約の作成 ② 活動計画の検討・作成 ③ 市との協議 ④事業の実施
理解していただけたでしょうか?
「言うは易し、行うは難し」
しかし、冒頭の宇部市の説明から、また広域化した南魚沼市の自治を進めていく上で、新たな公共の担い手として、
地域コミュニティを設定していくことは、必要な課題とはいえないだろうか?
南魚沼市は、来年は希望する地区全てで事業展開する考えのようである。
初めから満足できる活動にしていくことは難しいし、予算も限られている。
しかし、安全・安心できれいなまち、みんなの力で作り上げるまちへの努力は、まちがある限り、継続して
いかなければならないし、その主役は住民であるべきだと思う。
「行政に頼めば何とかなる、行政がやって当然」の時代はもう終わっている。
みんなで協力して、知恵を絞って汗をかいて、地域づくり、まちづくりに取り組む。
「地域コミュニティ」の事業展開が今後どう動いていくのか、期待しながら自らも取り組んでいきたいと思う。