舞子大山組の卯年大祭実行委員会が昨日行われ、今回の卯年祭りについて、以下のように決まりました。
実行委員会からのお知らせをそのまま掲載します。
御神廻の一部内容変更のお知らせとお願い
お彼岸も過ぎて雪融けが一段と進む時節なりました。
皆様方にはご健勝のことと拝察致します。
さて各村ではそれぞれ一年以上前から御神廻の準備に取りかかり、笛太鼓や余興の練習なども積んでまいりました。
しかしながら三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波は、青森県から千葉県までの広大な地域を襲い、
甚大な被害をもたらしました。
このため間近に迫った御神廻の進め方について、十ヶ村の大祭実行委員長にて、三月三十日協議致しました。
各村より意見が出された中、この度の御回は一部自粛して実施することの結論を得て、次の通り決まりましたので
お知らせ致します。
なお、今後福島原発の悪影響が懸念される場合には、再度検討することとなります。
一、五月三日の前日祭 神事のみ
一、五月四日 御神幸渡御 各村屋台は随行 号砲の打ち上げは中止します
一、各戸へのチラシ配布は行いますが、新聞折り込み広告は中止します
一、奉納余興は中止します
一、その他今後準備を進める中、多少の変更がでてきます
余興中止について
出演を快諾頂き、忙しい中を練習に励んでこられた皆様、また準備にあたってこられた皆様および余興見物を楽しみに
していた皆様には誠に残念でございますが、何卒この情勢をご理解いただき、ご容赦くださいますようお願い致します。
御神廻がいつの頃から始まったものかは定かではありませんが、この地の人々が天候の恢復や大水除け、稲虫除けなどの
豊作祈願や山稼ぎの安全、疫病退散などの祈りをこめて、御祭神を遷した御神輿が村中を渡御したものと伝えられています。
また慶応三年卯年(1867年)の「御神廻談事取趣書」には、以来豊凶作にかかわらず、十二年毎の卯年に催すとの記述も
あります。
大山組十ヶ村の融和と神木を基調として、この地の人々が引き継いできた伝統ある行事でございます。
被災避難所ではまだ暖房や食事がとれない所も多く、原発はいまだ収束の目途がたたない大変厳しい状況ですが、この震災
にめげずに、被災された人々の平穏と一日も早い復興を併せて祈願し、本年の御神廻を無事に挙行したく、皆様のご理解と
ご支援さらなるご協力をお願い申し上げます。
平成二十三年三月三十一日
舞子大山組卯年大祭実行委員会
■朝日新聞 なぜ女川原発は無事だった 津波の高さは福島と同程度
これはあらためて、・・・。
実行委員会からのお知らせをそのまま掲載します。
御神廻の一部内容変更のお知らせとお願い
お彼岸も過ぎて雪融けが一段と進む時節なりました。
皆様方にはご健勝のことと拝察致します。
さて各村ではそれぞれ一年以上前から御神廻の準備に取りかかり、笛太鼓や余興の練習なども積んでまいりました。
しかしながら三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波は、青森県から千葉県までの広大な地域を襲い、
甚大な被害をもたらしました。
このため間近に迫った御神廻の進め方について、十ヶ村の大祭実行委員長にて、三月三十日協議致しました。
各村より意見が出された中、この度の御回は一部自粛して実施することの結論を得て、次の通り決まりましたので
お知らせ致します。
なお、今後福島原発の悪影響が懸念される場合には、再度検討することとなります。
一、五月三日の前日祭 神事のみ
一、五月四日 御神幸渡御 各村屋台は随行 号砲の打ち上げは中止します
一、各戸へのチラシ配布は行いますが、新聞折り込み広告は中止します
一、奉納余興は中止します
一、その他今後準備を進める中、多少の変更がでてきます
余興中止について
出演を快諾頂き、忙しい中を練習に励んでこられた皆様、また準備にあたってこられた皆様および余興見物を楽しみに
していた皆様には誠に残念でございますが、何卒この情勢をご理解いただき、ご容赦くださいますようお願い致します。
御神廻がいつの頃から始まったものかは定かではありませんが、この地の人々が天候の恢復や大水除け、稲虫除けなどの
豊作祈願や山稼ぎの安全、疫病退散などの祈りをこめて、御祭神を遷した御神輿が村中を渡御したものと伝えられています。
また慶応三年卯年(1867年)の「御神廻談事取趣書」には、以来豊凶作にかかわらず、十二年毎の卯年に催すとの記述も
あります。
大山組十ヶ村の融和と神木を基調として、この地の人々が引き継いできた伝統ある行事でございます。
被災避難所ではまだ暖房や食事がとれない所も多く、原発はいまだ収束の目途がたたない大変厳しい状況ですが、この震災
にめげずに、被災された人々の平穏と一日も早い復興を併せて祈願し、本年の御神廻を無事に挙行したく、皆様のご理解と
ご支援さらなるご協力をお願い申し上げます。
平成二十三年三月三十一日
舞子大山組卯年大祭実行委員会
■朝日新聞 なぜ女川原発は無事だった 津波の高さは福島と同程度
これはあらためて、・・・。