南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

病院を守ろう 良いお年を

2009年12月31日 | 医療・福祉
今年最後のブログへの書き込みになる。
2010が皆さんにとって、実り多き1年になるように祈りながら。
何人かのご老人の方々に共通していた言葉を書きます。
(私なりにアレンジしていますが)

地域医療の課題については、平成27年開院予定の魚沼基幹病院(仮称)を軸に進められていく。
まだまだ先の話だが、今地域にあるひとつの生の声をお伝えしたい。
塩沢地域では今も昔も六日町病院が地域医療の拠点であり、具合が悪ければ地域の個人医院か
この病院にかかるのが常だった。
しかし、六日町病院の医師数の減少や医療制度の改悪によって、身近で頼りになる病院ではな
くなりつつある。
患者数の減少は、病院の経営の悪化も招いてきた。

「整形外科にかかっているが、医師が一人しかいない。予約を取って診察にいっても時間変更を
されることがある。
待ち時間も長い。しかし、たった一人でこれだけ多くの患者を診てくれる医師の姿を見ていると、
自分がわがままのように思えてくる。医師に身体を壊さないように声をかけました。」
「基幹病院の話は市から聴いたが、今現在の六日町病院をしっかりしてもらいたいのが、皆さんの
一番の願いだと思う。6年先よりも今のことが大事。」

基幹病院ができて、24時間365日の救急医療や高度医療ができることはいいことだと思う。
でも最も必要とされているのは、身近でいつ行っても診てもらえる、必要ならばすぐに入院治療が
可能な医療機関である。
付け加えれば、急性期を過ぎたから、3ヶ月が過ぎたから退院を強要するようなことがない
2次医療機関である。

以下厚労省資料から
①日本の医師数(06年 病床100床あたり)
 アメリカ 66.8人  イギリス 49.7人  フランス 42.5人 ドイツ 37.6人  日本 13.7人 
 (病床数を削減すれば、この数値は上がるか・・なるほど)

②日本の総医療費(06年 対GDP比 OECD加盟国30カ国の比較)
 アメリカ(第1位)15.8% フランス(第2位)11.0% ドイツ(第4位)10.5%  イギリス(第18位)8.5%
 日本8.1%(第21位)
  (医療費を増やすには、国民負担を上げねばならない?)

③看護士数(02年 病床100床当たり)
 アメリカ233人 イギリス224人 ドイツ108.6人 フランス91.1人 日本54人
  (忙しいはずである。)

しばし休止中

2009年12月28日 | Weblog
今日も音楽・歌の話です。
「さらば青春」 小椋佳
小椋さんの歌は、昔からとても好きだった。
「さらば青春」は学生の頃、みんなで歌ったことがあった。
みんな別れ別れになる直前だった。
「未来には希望しかない」そう思っていた頃だった。
青い正義感と夢がまだ心の中の大部分を占めている頃だった。
小椋さんの歌はもう30年以上聴き続けているし、これからも聴き続けると思う。
いつも戻るところは、あの時代だから、だから元気がでる。

僕は呼びかけはしない
遠く過ぎ去るものに
僕は呼びかけはしない
かたわらをゆくものさえ
みるがいい 黒い水が
抱き込むように流れてく

少女よ泣くのはお止め
風も木も川も土も
みんな みんな
たわむれの口笛を吹く

僕は呼びかけはしない
遠くすぎ去るものに
僕は呼びかけはしない
かたわらをゆくものさえ
みるがいい 黒い犬が
えものさがして かけてゆく

少女よ 泣くのはお止め
空も海も月も星も
みんな みんな
うつろな輝きだ

小椋さんの歌、「愛燦燦」「大いなる旅路」「シクラメンのかほり」「少しは私に愛を下さい」
「夢芝居」・・・みんないい曲だと思っている。

さてと
「坂の上の雲」第1部終了した。しばらくドラマは観ないだろう。
小説のほうは、相変わらず何年間も第1巻すら読み終えていないのだが。
全8巻は本棚でほこりを被っている。

(読んでないが)最高の原作と最高のスタッフ・キャストで、久しぶりに見応えのあるドラマだと思う。
・・願わくば「安陪晋三政権が今も続いていて、『坂の上の雲』・・日本はどうなっていただろう?」
もう少しこれからの時代・世界で生きていくための「国家戦略」を考えよう、という機運が出ていたかも。

軽い頭で、そんなことを考えてしまった。

欲しい!情報(図書)館

2009年12月20日 | 子育て・教育
「坂の上の雲」今回は日清戦争まで、面白くなってきたと思ったら、今年の分は来週で終了だ。
1年が待ち遠しくなる。
きょうはNHKハイビジョンで音楽番組が多くあった。
ビリー・ジョエル(東京ドーム)、マライア・キャリー(アナハイム)は部分的視聴・・。
15:00から約1時間の「サラ・ブライトマン」の08年ウィーンの大聖堂で行われたコンサートはフル視聴、
完璧な映像、演奏、歌唱・・癒された!!。
ジャンルを超えたサラのヴォーカル、楽曲は美しく吸い込まれるようだ。
真夜中23:30からはクィーン+P・ロジャースが登場する。
どこでのライブかはわからないが、昔からのロック・ファンは必見・必聴のプログラム。

情報図書館、情報館、どちらでも良いが自分なりに考える「欲しい市立図書館」。
1. 政府系刊行物
 ①官報
 ②白書
 ③各省・各種調査報告書等

2. 地方公共団体刊行物(県・県内団体)広報等

3. 辞典・便覧類
  法律系
  百科事典他各種辞書
  政治・経済系
  自然科学系
  農林業、工業等産業系

4. 新聞等
 ①全国系 朝日・読売・毎日・産経・日経
 ②地方系 新潟日報・東京新聞・近県の地方紙くらいは

5. 雑誌系
 社会科学、自然科学や情報系の雑誌

6. 幼児向け図書、児童書

 上記については特に充実したラインナップを望みたい。
 あとは、料金をとってもいいがインターネットが使えるコーナーも欲しい。
 閲覧室は広く明るくつくって欲しい。
 新聞については、年毎に縮刷版或いは画像ファイルを作成し保存し続けると、50年後以降にはかなり
 有益な市民の学びの源泉&歴史遺産になると断言。
 文学と芸術系はお任せする。
 映像メディアは、ドキュメンタリーや記録ものを。
 映画等娯楽ものは、レンタル店の領分を侵さないように。
 十日町のようなレコーディングのスタジオや視聴覚ホール、ミーティング・ホールもあればいいのだが、
 これは各公民館にあってもいいか。
 とりあえず思いつくままに。贅沢に。

 参考までに → 日本(図書)十進分類法

         → 図書館(情報館)整備検討委員会

天地人 新潟日報ニュース特集

2009年12月11日 | 天地人
改めて読み返してみると、もう懐かしさを覚えてしまう記事もある。
1年前の今頃は、放映開始や天地人博の開幕を楽しみに待っていたことを思い出す。
2月の雪祭り当日、天地人博を訪れたとき、すぐ傍に加藤清史郎君と溝口琢矢君がいたので、
妻とビックリしたことも思い出す。

  新潟日報 天地人ニュース

南魚沼市の天地人効果が21億円に上るとの最新ニュースもあるが、今年は「天地人」に始まり、
「天地人」に終わったような1年間だった。
全国に「南魚沼市」の名前が届けられたことは確実だし、直江兼続、上杉景勝の生誕地としての
誇りも市民に与えてくれた。
各地から多くの方々に訪れて頂いて、南魚沼の自然や歴史ある名所を観てもらえたこと、豊かな
自然に育まれた素材を使った食の数々を堪能して頂いたことなども、とても嬉しいことだと思う。

ドラマについては駆け足の展開で、もう少しじっくりストーリーを刻みながら、登場人物にスポットを
当ててほしいと思ったことが何回もあった。
放映時間も限界があるので、わがままな感想なのだが。
もうレンタル店にDVDが並んでいるのをみて、年末年始借りて観ようかなと思っている。




保険でやっても・・

2009年12月07日 | 医療・福祉
単に毎月必要とされる費用に施設の建設費や維持管理費も含めた合計額の10%が個人負担
なのかと思ってきた介護保険。
しかし、毎月10数万円の個人負担をしなければ、施設に入れることができないなんて、はじめから誰もが
思っていたのだろうか?

いやはや介護費用というものは、お金のかかるものだと、つくづく話を聴いて思ったものだ。

月に十数万円など、今の普通の家庭で支払い続けるのは大変なことだろう。
身近な施設は満杯で、
隣の県の施設なら入れます・・云々。
行政職員にまともな経済感覚があるのかと疑いたくなる金額が提示されるわけだ。

民間事業者が多く参入するグループホーム、ここでも同じような金額を支払わねば介護サービスを
受けられない。

生まれてから死ぬまで、なんとコストのかかる国なんだろうと思う。

たぶん、この分野でも高度成長の夢から、まだ覚めていないんだろう。

   

「オートマチック・フォー・ザ・ピープル」アメリカのロック・バンド、R.E.M、'92年の奇跡の傑作アルバム。
アルバム製作のテーマは、「死」?
名曲「Everybody Hurts」他、粒ぞろいの佳曲の数々。