南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

魚沼スカイライン

2007年09月20日 | 地域・まちづくり
 3年ぶりに魚沼スカイラインを走ってきた。
中越地震直前に訪れて以来だった。所々道路の修理跡があるが快適に走れる。
当間や十日町の展望台から観る巻機連峰、谷川連峰や越後三山、その下に広がる魚沼盆地の眺望は、今更ながら美しい。
道路は舗装されているといっても場所によっては狭いところもある。
途中すれ違ったのはクルマ2台とバイク1台のみ、平日なので少ないのかもしれないが、あまり人に入ってほしくない思いもある。
観光用のスカイラインとしては整備も不十分だし、景観自体さほどスケール感も感じない。
四季折々表情を変える箱庭のような山々と盆地の姿がとても美しく、それを魅力に感じる人だけに訪れてほしいような思いか。

 栃窪峠の頂きに観音様がある。
中越地震で被害を受け、まだ修理中であった。
高校生の頃、バイクで観音様まで登り、観音様の後ろからの眺めに魅了されたことがある。
当時は観音像が一体立っているのみで、現在のような大規模ではなかった。
道路も舗装されていなくて、たまに登ってみてもほとんど人影を見たことはなかった。
とても懐かしい。

高齢者運動会

2007年09月04日 | 子育て・教育
 ブログしばらく書いてなかったなと思ったら、9月は初めてだった。
きょう4日は塩沢地区の高齢者運動会が、真夏が舞い戻ったかのような暑い日差しの下で開催された。
毎年のことだが盛況で1,700人以上の参加者だそうである。
4地区に分かれて様々な競技を競い合う。みんな元気だ。
「運動会」といえば、こどもが保育園や小中学校のころは、一緒に競技したり、保護者の競技に参加した。
思い返せば確か娘が中3のときの中学校での競技参加(保護者綱引き)が、たぶん最後だと思うので、
もう6年も経っていることになる。
 そしてもう12~3年も経てば、この仲間に入れてもらって一生懸命競技に参加しているかもしれない。
たぶん童心に返って走ったり、応援したりしているかもしれない。
きょう、年に一度の運動会を心から楽しんでいる皆さんのように歳を取れたらと思う。

 さて話は変わるが、直江兼続関連の小説も「密謀/藤沢周平」で3つめになるが、少々飽きてきた。
小説なのでいずれもフィクションであり、作者によって捉えられる人物像も微妙に異なっている。
個人的には童門冬二の「北の王国」が、登場人物各々がそれなりに個性的で面白かったと思う。
 しかし上杉謙信、上杉家とはどういうものだったのか、謙信を継いだ景勝・兼続主従の生き方とはどういうものだったのか、
それが描かれているのは「天地人」のみで、歴史小説の世界ではこれを頼るしかない。

 「天地人Tシャツ」も届いたので、これを着ながら、また「天地人」を読み返してみようか。
前半の「御館の乱」までの展開が面白く、兼続、お船の再会エピソードも絵になるようで面白い。
南魚沼市住人には前半がやはり「天地人」のクライマックスかもしれない。