『永遠の0』が問いかけるもの
僕らの親の世代は、戦争を経験している。
しかし、あまり語ろうとしない。
学校でもこの部分はまともに教えない。
風化しようとしている日中・日米戦争。
戦争というものがどういうものか、僕らは映像や写真、書物でしか知ることができない。
今平和を謳歌する僕らからは想像もできない現実が、戦争の中には多くあったのだろう。
戦争の記録の何を信じるかは、みんなの自由だと思う。
戦争の脅威が世界から全くなくなったのであれば、何も考える必要もないだろう。
しかし、またいつか戦争の脅威が僕らを襲うかもしれない。
僕らが好まなくても、如何に反対しても、その可能性をゼロにすることなどできない。
では、どうしたら世界が無理でも、せめて東アジア、日本から戦争の脅威をなくすことができるのだろう?
国法上、自ら国を守ることを放棄した僕らに、国や家族を守ることなど できるのだろうか?
この作品に感じるものは、日米戦争における日本の政権、軍隊、 或いは国民に対しての『皮肉』であり、
同時に日本というかけが えのない『国家への愛』であり、『家族・同胞への愛』だと思う。
・・今けっこう難しい日中・日韓関係、これまでのように米国に従うことで、切り抜けることができるのか?
米ソに変わる新たな米中関係の狭間で、これまでと同じように生きてゆけるのだろうか?
映画とは関係ないことを書いてしまったかもしれません。
映画でも原作でもみんなが見て読んで、戦争について考える、政治について考える機会になってほしいと思っています。
親の世代は、戦争についてはあまり語らない。
だから、ぼくらは柔軟に学び、語り合い、戦争をしないための方法を学んでいかねばならないのではないだろうか。
※『特攻』について
『特攻』については、決してテロリズムではなく、立派な攻撃戦略だろう。
しかし、支持しない。
ここまでやった日本人のメンタリティーはしっかり研究し、きちんと総括し後世に残すべきだろう。
単純に国家権力による蹂躙だと決めつけてはいけないし、国防の美学としてもいけない。
※映画『永遠の0』について
感動します。涙も出ます。原作の集約版です。役者さんの演技も素晴らしいし、脚本も素晴らしい。
『なぜ祖父は特攻に志願したのか?』物語ではハッキリと表現していません。
でも小説が映像になりシナリオ化されて、役者さんの演技から理解することができます。
それは小説を読む者、映画をみる者の捉え方で変わるのかも知れません。
でも少なからず、『家族のために生き延びようとした兵士の生きることへの絶望』であることは、間違いないようです。
VOICE 永遠の0が問いかけるもの
僕らの親の世代は、戦争を経験している。
しかし、あまり語ろうとしない。
学校でもこの部分はまともに教えない。
風化しようとしている日中・日米戦争。
戦争というものがどういうものか、僕らは映像や写真、書物でしか知ることができない。
今平和を謳歌する僕らからは想像もできない現実が、戦争の中には多くあったのだろう。
戦争の記録の何を信じるかは、みんなの自由だと思う。
戦争の脅威が世界から全くなくなったのであれば、何も考える必要もないだろう。
しかし、またいつか戦争の脅威が僕らを襲うかもしれない。
僕らが好まなくても、如何に反対しても、その可能性をゼロにすることなどできない。
では、どうしたら世界が無理でも、せめて東アジア、日本から戦争の脅威をなくすことができるのだろう?
国法上、自ら国を守ることを放棄した僕らに、国や家族を守ることなど できるのだろうか?
この作品に感じるものは、日米戦争における日本の政権、軍隊、 或いは国民に対しての『皮肉』であり、
同時に日本というかけが えのない『国家への愛』であり、『家族・同胞への愛』だと思う。
・・今けっこう難しい日中・日韓関係、これまでのように米国に従うことで、切り抜けることができるのか?
米ソに変わる新たな米中関係の狭間で、これまでと同じように生きてゆけるのだろうか?
映画とは関係ないことを書いてしまったかもしれません。
映画でも原作でもみんなが見て読んで、戦争について考える、政治について考える機会になってほしいと思っています。
親の世代は、戦争についてはあまり語らない。
だから、ぼくらは柔軟に学び、語り合い、戦争をしないための方法を学んでいかねばならないのではないだろうか。
※『特攻』について
『特攻』については、決してテロリズムではなく、立派な攻撃戦略だろう。
しかし、支持しない。
ここまでやった日本人のメンタリティーはしっかり研究し、きちんと総括し後世に残すべきだろう。
単純に国家権力による蹂躙だと決めつけてはいけないし、国防の美学としてもいけない。
※映画『永遠の0』について
感動します。涙も出ます。原作の集約版です。役者さんの演技も素晴らしいし、脚本も素晴らしい。
『なぜ祖父は特攻に志願したのか?』物語ではハッキリと表現していません。
でも小説が映像になりシナリオ化されて、役者さんの演技から理解することができます。
それは小説を読む者、映画をみる者の捉え方で変わるのかも知れません。
でも少なからず、『家族のために生き延びようとした兵士の生きることへの絶望』であることは、間違いないようです。
VOICE 永遠の0が問いかけるもの