中心市街地の活性化はどこの町を訪れても、大きな課題である。
私は専門的に勉強をしたこともないし、様々なまちづくりに日々取り組んでいるわけでもない。
元々郊外に住んでいるので、買い物先が市街地でも郊外の大型店でも用が足りればいいと思う
ごく平凡な市民である。
少し大きな町に行って、まちの中心部の通りを歩いてみて、おそらく誰もが思い、気づく
ことは次のようなことではないだろうか。
「閉まったままの商店」「開いていても入ってみようとは思わない商店」・・・。
いつしか買い物は、大型店に変わっている。
広い駐車スペース、品ぞろいの多さ、価格の安さ、入りやすさ、どれをとっても大型店や
ホームセンターに足が向いてしまう。
車社会で道路も整備されれば、当然の結果といえるだろう。
さて牧之通り、ここ数年通りが広くなり軒を並べる店舗が、かつて幼い頃観たあの懐かしい
家並みにどんどん変わっている。
平成18年度 地域住宅計画奨励賞 (まちづくり部門)を受賞したという輝かしいニュースも
伝わってきた。
しかし、以前このまちづくりに関わっていた方の話を伺ったことがあるが、最初から順風満帆
に進んできたわけではない。
道路を拡張するために、各戸の2mのセットバックであるとか、多くの難題、課題をクリア
しながらここまで来たということだろう。
通りに軒を連ねる方々や関係者の苦労は大きかったことだろう。
きょうはひな祭り、この通りの約30軒のお宅でひな人形が公開されている。
いずれも歴史のある逸品で美しいとの話である。
観に行きたいとは思うのだが、男のせいかあまり興味がわかず行かないでいる。
そんな観るだけでも魅力あるまちがどんどん出来上がりつつあるのですが、相変わらず通過
するだけの通りであることが多い。
なぜだろう?と思うといくつか理由を思いつく。
①駐車スペースがない ②買い物といっても何かが足りない ③行ってみたくなるイベント
もない 等々・・。そしてたぶんそれはあの通りに住む方々の多くもそう感じているのではないかと思う。
例えば、そこの住人であれば、表通りが立派になるだけではだめで、裏通りも含め
てちゃんとクルマがすれ違える、緊急の場合は消防車や救急車が玄関まで入れる、除雪・消雪設備が完備されている、駐車スペースも十分にある等々、数えればキリがないのかもしれない。
地域全体の居住環境の改善というテーマを忘れてはならないと思うのである。
もうひとつは、「郊外の大型店ににあるものは、各々の専門店を巡ってみれば何で
もそろっている、それ以外にも独自のオリジナル商品が置いてある」、「いつも週末になれば歩行者天国で大小のイベントがあり、家族で楽しむこともできる」、そんな通りだったら・・・。
一度に多くのものを求めても仕方がないのですが、コンパクト・シティのまちづくりの考え方も取り入れて、地域の知恵を出しながら、住みやすく楽しみのあるまちづくりを進めてほしいと思う。
そんな終わりのない地域主体のまちづくりの継続が活性化を産んでいくのかもしれません。
牧之通り
コンパクトシティ
コンパクトシティの考え方
私は専門的に勉強をしたこともないし、様々なまちづくりに日々取り組んでいるわけでもない。
元々郊外に住んでいるので、買い物先が市街地でも郊外の大型店でも用が足りればいいと思う
ごく平凡な市民である。
少し大きな町に行って、まちの中心部の通りを歩いてみて、おそらく誰もが思い、気づく
ことは次のようなことではないだろうか。
「閉まったままの商店」「開いていても入ってみようとは思わない商店」・・・。
いつしか買い物は、大型店に変わっている。
広い駐車スペース、品ぞろいの多さ、価格の安さ、入りやすさ、どれをとっても大型店や
ホームセンターに足が向いてしまう。
車社会で道路も整備されれば、当然の結果といえるだろう。
さて牧之通り、ここ数年通りが広くなり軒を並べる店舗が、かつて幼い頃観たあの懐かしい
家並みにどんどん変わっている。
平成18年度 地域住宅計画奨励賞 (まちづくり部門)を受賞したという輝かしいニュースも
伝わってきた。
しかし、以前このまちづくりに関わっていた方の話を伺ったことがあるが、最初から順風満帆
に進んできたわけではない。
道路を拡張するために、各戸の2mのセットバックであるとか、多くの難題、課題をクリア
しながらここまで来たということだろう。
通りに軒を連ねる方々や関係者の苦労は大きかったことだろう。
きょうはひな祭り、この通りの約30軒のお宅でひな人形が公開されている。
いずれも歴史のある逸品で美しいとの話である。
観に行きたいとは思うのだが、男のせいかあまり興味がわかず行かないでいる。
そんな観るだけでも魅力あるまちがどんどん出来上がりつつあるのですが、相変わらず通過
するだけの通りであることが多い。
なぜだろう?と思うといくつか理由を思いつく。
①駐車スペースがない ②買い物といっても何かが足りない ③行ってみたくなるイベント
もない 等々・・。そしてたぶんそれはあの通りに住む方々の多くもそう感じているのではないかと思う。
例えば、そこの住人であれば、表通りが立派になるだけではだめで、裏通りも含め
てちゃんとクルマがすれ違える、緊急の場合は消防車や救急車が玄関まで入れる、除雪・消雪設備が完備されている、駐車スペースも十分にある等々、数えればキリがないのかもしれない。
地域全体の居住環境の改善というテーマを忘れてはならないと思うのである。
もうひとつは、「郊外の大型店ににあるものは、各々の専門店を巡ってみれば何で
もそろっている、それ以外にも独自のオリジナル商品が置いてある」、「いつも週末になれば歩行者天国で大小のイベントがあり、家族で楽しむこともできる」、そんな通りだったら・・・。
一度に多くのものを求めても仕方がないのですが、コンパクト・シティのまちづくりの考え方も取り入れて、地域の知恵を出しながら、住みやすく楽しみのあるまちづくりを進めてほしいと思う。
そんな終わりのない地域主体のまちづくりの継続が活性化を産んでいくのかもしれません。
牧之通り
コンパクトシティ
コンパクトシティの考え方