南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

2011年を振り返って 6

2011年12月29日 | 豪雨災害
(2011.12.29 8:50 坪池にて)


               

朝は青空も広がったが、午後は曇っています。寒い一日です。

2011年を振り返る6回目、きょうは7月末の「新潟・福島」豪雨災害。

 → 豪雨災害 17

復旧事業は、多くは来年以降の実施になるようだ。
農地の復旧優先といっても、農地内の中小河川、農道・市道の復旧が進まないと手をつけられないと思う。
県と市は今年度並みの作付け面積を来年も確保したいとしている。
雪融けを待って復旧作業にとりかかることになると思うが、早い春がくることを願っている。

災害発生時から復旧対応まで、精力的に作業を進める県・市の職員や土木関連事業者のご苦労に感謝したい。
災害復旧事業は3年間が期限となるが、来年からが本当に本番だ。

■ プロジェクトX 中島みゆき ヘッドライト・テールライト High Quality  


人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ 


豪雨災害 18

2011年08月28日 | 豪雨災害
26日開催された議会の全員協議会における各議員の質問とそれに対する市長の答弁を報告する。
重要と思われる質問と答弁を選択して取りあげた。
内容については、省略している部分や言葉などの表現が実際とは違う部分もありますが、問題があれば連絡を願いたいと思う。

●牛木芳雄議員 農地の復旧及び個人負担について ?

  農地・農業用施設の復旧工事の個人負担金はない。国県補助の補助残を含め市で対応する。
  査定前の復旧事業着手を含めて、農地の土砂の撤去はできれば雪降り前に完了したい。
  用水(山間の取水口等)は仮復旧で対応するなど、できる限り来年の作付けに間に合わせたい。
  一般的に発注している工事に優先して農地・農業用施設の復旧に努める。
  また生活道路などの復旧も査定前に着手したい。資材・人員の不足の克服が課題。
  
●牛木芳雄議員 どの程度の被害まで公費で復旧対応をするのか?

  1箇所40万円以上が国費での復旧対応、13万円以上が県費対応、13万円未満が残るが、半径150m内を1箇所と見なすので、
  例外となる部分は少ないと思う。あれば市費で対応する。
  農地・農業用施設については、事前に区長さんと調整し、市内全てを調査済みであるが、もし漏れがあれば区長さんを
  通じて申し出て頂きたい。       

●松原良道議員 6億3千万円の専決処分で、迅速な対応を図ってきたことを評価するが、9月補正など今後どのように対応し
        ていくのか?

  発注と事業完了、請求、支払までの時間があり、これまでは6億3千万円の範囲で対応できている。
  9月補正予算は(復旧事業が主体で)70億円以上になるが、まだ調査できていない登山道などが残っており、その後の補正
  予算での対応が必要になると判断している。

●林重男議員 観光施設の被害、スキー場のゲレンデの崩壊等甚大な被害を受けているが、民間の土地で公費での救済に係っ
       てこない部分への対応をどうするか?
       また山間の民の土地間(農地等以外)での被災への対応はどうなるのか?

  観光施設の被害への対応に悩んでいる。市内6スキー場の被害、ホテルの被害もある。
  現状それらの復旧事業への公費の投入はできない。
  市で運営する観光施設については、復旧費用の40%を支給する案を検討中。
  観光施設等への復旧費用の公費対応は県へ検討を要望している。

  農地・山林以外の民間の山地については、家屋災害の危険性があるなどの状況ではない限り、復旧に公費を入れることは
  できない。

●佐藤剛議員 商工業者、個人の復旧費用への融資制度など公的な支援をどのようにするのか?
 
  商工業者については、県の融資制度を活用願いたい。市では信用保証料の全額を負担する。
  個人については、出費の状況がわからない。
  個人の状況に応じて「被害者生活再建支援法」に該当するのかを考えたい。

●笠原喜一郎議員 激甚災害指定になったが、復旧に市としてどの程度の財政負担が必要になるのか?
         復旧費用に財源を要するので、合併特例債の延長、総合計画の見直しが必要になるのではないか?

  現状では市のおおよその財政負担は、8億円から10億円になる。
  9月補正予算で詳しく説明する。

  合併特例債の延長については、東日本大震災の影響もあり、全国市長会等を通じて2年程度の延長の要望が出されている。
  その動向を見ていきたい。

  総合計画事業への影響はないものと判断している。
  財政的に8億から10億の出費は大きいが、市の財政への影響は少ないと考えている。
  市民負担を増やす、市民サービスを低下することはない。

●岡村雅夫議員 ①行政区への対応について ②水道緊急水源への対応について  ③放射能を含む廃棄物の処理について       

  ①復旧工事の地元との協議は「原型復旧」が原則、工事の進め方は充分に相談をしながら進める。
  ②緊急水源は現在4箇所があるが、今後緊急に解決すべき課題として検討する。
  ③河川水からは検出されていないが、土砂からは2700ベクレルの検出があるが、処理方法について国の指針待ちの状況。
   その後の調査では流失土砂からは検出されていない。

  人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ   

豪雨災害 17

2011年08月27日 | 豪雨災害
<議会全員協議会>

26日開催された議会全員協議会における執行部説明について、提出された資料をもとに報告。

以下、執行部説明から抜粋。

1.豪雨状況(抜粋)(新潟県防災情報システム資料)
 ①1時間雨量 一村尾 29日21時 28.0mm
        六日町 29日23時 60.0mm
        宮   29日23時 94.0mm
        塩沢  30日04時 65.0mm
②期間降水量 7月26日17時~30日14時までの総雨量
       一村尾 435.0mm
       六日町 568.0mm
       宮   545.0mm
       塩沢  562.0mm

2.家屋災害状況(集計未了 今後数値変わる) 
 ①住居  全壊 3  一部損壊 15  床上浸水 348  床下浸水 791
  非住居 全壊 5  半壊 1  一部損壊 6  床上浸水 294  床下浸水 157 

 ②農林水産関係被害状況(8月19日現在)
  ・農地・農業用施設 2,443箇所 被害金額69億6,900万円
  ・林道施設  20路線 被害金額 5億1,200万円
  ・治山関係  64箇所 被害金額 30億100万円(市の負担部分少ない)  
  ・農作物  303ha 被害金額 5億100万円
  ・水産業関係 被害金額 2,900万円      合計 110億1,200万円

 ③商工業・観光関係被害状況
  ・中小企業 153箇所 被害金額 5億1,600万円
  ・観光施設 46箇所 4億6,000万円  合計 9億7,600万円

3.公共土木施設被災状況(8月22日現在)
 (1)南魚沼市
  ・道路施設 57箇所 8億9,200万円
  ・河川施設 21箇所 7億3,400万円  合計 78箇所 16億2,600万円

 (2)新潟県 南魚沼地域整備部
  ・道路施設 法面崩壊 45箇所  道路・路肩決壊 34箇所  橋梁 1箇所  合計80箇所
  ・河川施設 破堤 2箇所  堤防決壊・護岸決壊 170箇所  河道埋塞 31箇所  溢水その他 3箇所  合計206箇所
  ・砂防施設 砂防設備 58箇所  
  ・復旧見込額 344箇所 65億6千万円

 ※その他の市の施設(水道、下水道等)被害、消防の対応については資料提出・説明がありましたが省略します。

4.被災者支援
 全壊 状況に応じて 100万円~400万円
 床上浸水 30万円

5.激甚災害の指定による適用すべき措置(8月24日 内閣府公布) 当市関連部分抜粋
 ①公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助 国庫補助が事業費の82%
  
  公共土木施設、社会福祉施設、公立学校施設等の災害復旧事業等について、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法等に
  基づく通常の国庫補助のかさ上げを行う。過去5年間のかさ上げ実績83%→82%。

 ②農地等の災害復旧事業等に係る補助の特別措置 国庫補助が事業費の92% 

  農地、農道や水路などの農業用施設及び林道の災害復旧事業等について、農林水産業施設災害復旧事業費国庫の暫定措置に
  関する法律等に基づく通常の国庫補助のかさ上げを行う。過去5年間の実績 83%→92%。

6.市長説明から抜粋
 ①有史以来最大の雨量を記録した今回の豪雨災害、この間の魚野川をはじめとした各河川改修や、砂防ダムの数多くの設置
  の効果があり、災害の拡大を防ぐことができた。あらためて治水治山事業の重要性・必要性を痛感した。
  
 ②農業関連の災害復旧については、来年度の作付けに間に合うよう、できる限り早い復旧を目指すが、あまりにも多い箇所数
  に上っており、約束できる状況ではない。

 ・・次は、各議員の質問及び執行部答弁を報告します。

   人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ 
  

豪雨災害 16

2011年08月19日 | 豪雨災害
昨夜からの雨は午前中には上がった。
雨量も心配していたほどではなく、幸いであった。

■ 政府 閣議で「激甚災害指定」を決定
  昨日本ブログで報告したが、予定通り決定されたようだ。
  被害額は新潟県が甚大で早急な復旧を要するだけに、今後の迅速な復旧工事を望みたい。
  特に農業・農地関連施設の復旧と中小河川の復旧工事は、当地のような豪雪地では雪が降る前に目途をつけておかないと
  来年の作付けに影響する。
  当然のことだが、山に入ると今にも崩れそうな森林や崖が多く見られ、土砂崩れの危険がある部分の砂防工事も急務。

■ 原地区
  県道沢口塩沢線が途中まで土砂が撤去され通行可能だったので、原地区の山際の水田の被害状況を確認した。
  こうした災害箇所は市内には数多くあり、正直なところどう復旧を進めていくのか、難しいと思う。
  被害状況や被害金額、復旧費用の試算や細かい復旧事業の内容など、これからチェックしていかねばならない。
  8月26日に議会全員協議会が開催される予定であり、行政サイドからの説明を注視していく。

(県道 沢口塩沢線沿いの山際の状況、大量の土砂が水田に流れ込んでいる)




  人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ  

 

2011年08月10日・・と言う一日

2011年08月10日 | 豪雨災害
きのう13:38 、田中真紀子代議士から電話を頂いた。
精力的に各省庁、部局を回り頑張っておられるとのこと。
あらためて感謝申し上げたい。

一本の電話が、また流れを変えたようだ。
勇気づけられたし、夕方近くの方から電話を頂いて飛び出して山に入った。
表面的には見えなかった(修行不足)災害部分が次から次へと見えてくる。
まだ8月も10日を過ぎたばかりだが、クルマのガソリンの消費量は1ヶ月分を超えた。(給油4回目)

有り難いことだと思っている。汗はいくらでもかきたい。




■ 久々にきょうの1曲

  Free - Wishing Well

  今回の豪雨災害との関連はないが(^^)・・・

豪雨災害 15

2011年08月10日 | 豪雨災害
昨日9日、延期されていた社会厚生委員会が開催された。
視察を予定していた保育園等が浸水被害にあったため、視察は中止し事務調査のみを午前中に実施した。
委員会の内容については、別途報告する。

泉盛寺地区枝川の氾濫で壊れた市道の復旧、きのうから橋の下に詰まった立木・土砂の撤去作業が始まっていた。
市の建設部の方々も作業に当たられていた。



樺野沢地区の上越線の復旧作業、JRでは当初予定の8月15日の復旧を13日に早めて運行を再開する予定とのことである。
毎日徹夜での復旧作業が続けられているとのこと。


■ 南魚沼市 平成23年7月新潟・福島豪雨に関する情報(8月9日10時00分更新)


豪雨災害 14

2011年08月09日 | 豪雨災害
南魚沼市は8月7日付けで、「民主党集中豪雨視察団資料」を作成した。
昨日資料が配布されたので被害状況等、内容を抜粋して報告、ただ作成時点での被害調査・被害金額なので、今後
未確認部分が明らかになることにより、更に被害・被害金額は拡大する見込みとのこと。

①上水道の断水 8/1 9時 4057戸、8/2 9時 185戸、8/3 9時 4戸、同日11時 全復旧 
②避難所の状況 7/30 9カ所 411人、8/2 6カ所 6人、8/5 9時 3カ所 35人
③建物の浸水状況
 全壊 5 、半壊 3 、一部損壊 17 、床上浸水 334 、床下浸水 904
④河川関係
 護岸決壊、土砂流出、濁流氾濫、立木倒木、流域の浸水 多数の箇所で発生
 (資料にはいくつかの河川名、地区名が掲載されています)
⑤地すべり 複数箇所で発生(ここでは地区名等は省略します、資料には記載されています)
⑥道路関係 崩落、土砂崩れ 複数箇所で発生(ここでは地区名・路線名等は省略します、資料には記載されています)
⑦公共施設施設災害復旧概算額(今後の未確認部分の確定により増額の見込み)
 南魚沼市が復旧する道路・河川・水路等 総額10億円
⑧農林業関係・・今後の未確認部分の確定により増額の見込み
 ・農地 土砂流入の農地整備、農道・用排水路被害 70ha 21.1億円
 ・林道 50路線 3.2億円
 ・農作物 70ha 1.235億円

・・降雨量のデータや各種災害に関してまとめられていますが、スペースの都合上、また災害の全体像や全体の被害金額等
まとまっていないようなので、ここでは省略させて頂きます。

添付写真






 

豪雨災害 13

2011年08月08日 | 豪雨災害
きょうは早朝、地区内と泉盛寺・天野沢・樺野沢・大沢を廻りました。
泉盛寺の枝川が埋まった集落内の橋・土砂や流木の下で路盤が崩壊した市道の復旧作業に、きょうから入るとの話を区民の方から伺った。
数軒が関わる重度の被災地区だが、話を聴いて安堵した。

(写真 泉盛寺地内市道、枝川の橋・・・7/31の写真です)


午後から、行政の地区内の水田や農業施設の被害状況の確認に同行した。
2時間余りの作業だったが、1時間後くらいに清涼飲料水の差し入れがあって、「こんな上手いものはない」と、一気に500CC、
飲み干した。
終盤はアスファルトの上に立っていると、気持ち悪くなるようだった。(^^;)
県や市の若手の職員さんたちは、たぶんきょうのように毎日外の猛暑の中で働いているのだろう。
未曾有の豪雨災害は、若い行政職員さんたちには、最高の勉強の場でもあると思う。
一生懸命働いて、実績と自信をつけて頂きたいと思う。
しかし、「体が資本」でもあると思うので、健康には充分留意して頂きたいと願う。
きょうは(きょうも)ご苦労さんでした!感謝!!!(^_^)v

豪雨災害 12

2011年08月07日 | 豪雨災害
災害発生後、県議会議員・国会議員の視察が相次いでいる。
1日に自民党衆議院議員の長島忠美氏が視察を行ったことは、このブログでも報告した。
その後、自民党の斎藤隆景氏や県議会では多数派の自民党県議団も県の管理施設(河川など)を中心に視察を行ったようだ。
長島氏は後援会を中心に視察を繰り返して頂いているようである。

きょうは民主党、県知事が三条・魚沼・十日町を視察した。
当市には、田中真紀子衆議院議員、田中直紀参議院議員が市役所を訪問し、これまでの被害状況を確認し、市長とも被害状況や今後の
対応について確認したとのことだ。
その後市内の雲洞区の公民館で、後援会の方々を中心に被害状況を確認された。

新潟県や南魚沼市は被災者への支援を進める一方、被害規模や被害金額のまとめを進めている。
そうした一連の状況が明確になると同時に、激甚災害の指定が急務。
県や国の行政に影響力のある方々から、状況を認識して頂いて早急な指定を望みたいと思う。

市議会への対応についても、「現在の被害状況の把握・被害金額」「今後の市の対応」について、そろそろ説明を聴きたいと思っている。


豪雨災害 11

2011年08月05日 | 豪雨災害
本日5日、災害状況の全体像が明らかになる中で、会派市政クラブは市内全域の視察を行った。
朝4:45市役所本庁集合、取り急ぎ各地の被害状況を確認し、概ね3時間の範囲で災害の著しい箇所を中心に廻った。

■ 思川 斎場付近の沢の状況
  先日思川区に入った際に区民からその被災状況を聴いていたのだが、きょう初めて目にすることになった。
  施設敷地の流入した土砂はきれいに片付けられていたが、その沢の土砂の流失・破壊状況から被害の大きさを知ることができた。



その後、西山筋を北から南へ廻った。災害の状況は本ブログでも画像を報告しているので割愛する。

そして旧塩沢町地区で山林、河川、農地の破壊や床上、床下浸水が広域で発生した上田地区、登川の堤防決壊箇所、雲洞、大月地区を
経て、五十沢地区に入った。


■ 五十沢川流域




■三国川流域





この後、城内地区、浦佐地区、大巻地区、欠ノ上、君帰地区を廻り、8:00過ぎに市庁舎に帰った。
浦佐地区では駅の西側の北部分が洪水に襲われ、床上浸水が広範囲にわたっていた形跡があった。
五箇・町屋地区も床上浸水の後がみられた。

豪雨災害 10

2011年08月04日 | 豪雨災害
登川は魚野川合流地点の手前で両岸が決壊した。
既に両岸とも応急的な修理が進み、水の流出はない。

■左岸 大里地区側(8/4 5:40)・・目測概算で約60mにわたって決壊




■右岸 横枕地区側(8/4 6:00)・・目測概算で約150m以上にわたって決壊
           作業者の話では、24時間徹夜作業を行ってきたとのことである。
           大型の投光器が対岸にも2基設置されていた。
           横枕から長表にかけて、水田には土砂が堆積している箇所が複数ある。





豪雨災害 9

2011年08月04日 | 豪雨災害
■ 南魚沼市ウェブサイト情報 ・・南魚沼市ウェブサイトでは、最新の行政からの情報をお知らせしています。

    水害による住居地などの障害物(土砂等)の撤去費用について

■ 樺野沢地区 城之入川 (8/3 8:30)






■ 樺野沢地区 北沢川 (8/3 9:00)川は土砂で埋まっている。流域の水田被害多数。



■ 樺野沢地区 (8/3 9:00)土地改良事業直後の水田


■ 天野沢地区 (8/3 9:30)(枝川沿い)「ここまで水が来た」

豪雨災害 8

2011年08月04日 | 豪雨災害
■ 滝谷地区 (8/3 6:00)山沿いの水路の確保と流れ出た土砂、樹木の片付けが行われている





■ 上田東部地区 (8/3 6:40) 農業インフラの破壊がいたるところで発生、河川・水路も土砂の堆積箇所多い






■ 泉盛寺地区(8/3 10:00)市道の復旧、河川(枝川)の改修が急務


■ 舞子・内山地区(8/3 10:30)農業インフラ、農道の破損

 

豪雨災害 7

2011年08月03日 | 豪雨災害
今回の豪雨災害により破壊された道路、河川、水路、農業施設・環境の原状回復、また危険箇所の改修は急務だ。
土木や建設関連事業者に多くを依存するわけだが、災害が広域にわたっているために充分なパワーが確保できていないようだ。
市では、こうした施設などの改修事業は、地元行政区で進められる部分は進めてもらい、後で改修費用を負担する考えだ。
しかし、各行政区の被害実態や優先度合いは異なる部分もあり、取り組みも各行政区によって異なる。
市や県・国の機関、土地改良区は、被害現場の調査や復旧に最大限取り組んでいると認識するが、全体的な被害状況の把握と復旧事業の実施を
急いで頂きたいと思う。

また、農地や河川、山林、各水路、道路への被害が広範囲で大きく、実質的な復旧作業を確実に早めるために、早急な「激甚災害の指定」が必要だ。

■君帰地区 (8/2 11:30)


■余川・国道253号下の沢・水田の状況(8/2 11:40)


■小栗山地区(8/2 12:20)


■思川地区(8/2 12:30)



■吉里地区 (8/2 13:30)








■栃窪県道崩落(8/2 14:00)


■大沢 県道十日町当間塩沢線(8/2 16:00)大沢トンネル南魚沼側は土砂の撤去は完了している。崩落の危険箇所はいくつかある。


豪雨災害 6

2011年08月02日 | 豪雨災害
人的な災害がなかったことが不幸中の幸いといえるが、生活・産業基盤の破壊が多数発生した。
国道291号線や西山を南北に走る県道、集落間を結ぶ幹線市道の損壊や土砂流失による通行不能箇所が数多く発生している。
流木や土砂が詰まり、破壊された河川も多い。
農地はいたるところで土砂を被ったり、法面が破壊されている。

途中すれ違った作業用トラックに「がんばろう!新潟」と表示があった。・・。

■泉盛寺地内(8/2 5:30~6:00)













■ 岩之下地内(8/2 6:20)



■ 栃窪地内県道 ホテル シャトー一本杉下(8/2 6:40)





■ 塩沢公民館 給水活動 自衛隊(8/2 8:10)