崩壊の序曲
不覚にも演出が誰だったか見落としてしまった。
太閤秀吉は三成、北の政所、淀の方に看取られ身罷る。
その前に秀吉が前田利家に語った「草履取り上がりのわしなのに、前田殿このようにしてもらって、
あのころのわしの姿を知っているのは前田殿だけじゃ。」
信長の家臣時代からお互いに切磋琢磨しながらここまできた間柄、終わりのときが近い二人が痛々しい。
利家が病気見舞いに来た家康に短刀を突きつけ、秀頼への忠誠を誓わせる。
今回の大きなみどころでもあった。
このあたりの展開は、大河ドラマでも何度も取り上げられてきているので、今回はどう描くのか
興味を持って見られた方も多いだろう。
今回のMVP・・もちろん陰謀の張本人 徳川家康
松方弘樹さん演じるブラック家康の演技は面白い。
秀吉亡き後の豊臣家を動かすのは石田三成、野心や欲得で動く人間ではない。
戦乱のない平和な世を豊臣政権で実現する、この大義には兼続も同じ思いをもっているわけで、
こうした相手にはまともにいっても攻略はなかなか難しい。
あらぬ噂を北の政所に吹き込んだり、大老会議でも攻撃しまくる。
古ダヌキ家康を存分に憎たらしく演じる松方家康、面白い。
第2位 前田利家
病気見舞いの家康に、息子利長や兼続を証人にして、スキを見て短刀を突きつけ、家康に秀頼への
忠誠を誓わせる。宇津井・利家のこれまでで最も印象に残る場面だった。
第3位 伊達政宗
けんかっ早く、戦好きのどうしようもない役どころに少し抵抗はあるが、存在感充分。
家康を喰ってしまうかも知れない振る舞いに、家康もやや困惑気味。
こんな政宗も面白い。東北では上杉家と対峙しているが、悪役ぶりが面白い。
さて、来週は 第36回 「史上最大の密約」。
物語は「天地人」最大のヤマに向かって展開していく。
不覚にも演出が誰だったか見落としてしまった。
太閤秀吉は三成、北の政所、淀の方に看取られ身罷る。
その前に秀吉が前田利家に語った「草履取り上がりのわしなのに、前田殿このようにしてもらって、
あのころのわしの姿を知っているのは前田殿だけじゃ。」
信長の家臣時代からお互いに切磋琢磨しながらここまできた間柄、終わりのときが近い二人が痛々しい。
利家が病気見舞いに来た家康に短刀を突きつけ、秀頼への忠誠を誓わせる。
今回の大きなみどころでもあった。
このあたりの展開は、大河ドラマでも何度も取り上げられてきているので、今回はどう描くのか
興味を持って見られた方も多いだろう。
今回のMVP・・もちろん陰謀の張本人 徳川家康
松方弘樹さん演じるブラック家康の演技は面白い。
秀吉亡き後の豊臣家を動かすのは石田三成、野心や欲得で動く人間ではない。
戦乱のない平和な世を豊臣政権で実現する、この大義には兼続も同じ思いをもっているわけで、
こうした相手にはまともにいっても攻略はなかなか難しい。
あらぬ噂を北の政所に吹き込んだり、大老会議でも攻撃しまくる。
古ダヌキ家康を存分に憎たらしく演じる松方家康、面白い。
第2位 前田利家
病気見舞いの家康に、息子利長や兼続を証人にして、スキを見て短刀を突きつけ、家康に秀頼への
忠誠を誓わせる。宇津井・利家のこれまでで最も印象に残る場面だった。
第3位 伊達政宗
けんかっ早く、戦好きのどうしようもない役どころに少し抵抗はあるが、存在感充分。
家康を喰ってしまうかも知れない振る舞いに、家康もやや困惑気味。
こんな政宗も面白い。東北では上杉家と対峙しているが、悪役ぶりが面白い。
さて、来週は 第36回 「史上最大の密約」。
物語は「天地人」最大のヤマに向かって展開していく。