南魚沼~わが故郷から~

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安保法制施行反対の意見書提出を否決

2016年03月23日 | 議会
●安保法制の施行に反対する意見書の提出!南魚沼市議会は否決!

中央からの指示なのか、安保法制の施行直前に反対意見書の発議がありました。
賛成少数で否決されました。
裁決に当たって市政クラブ、南魚みらいクラブ、市民クラブは分裂。
市政クラブは、勝又貞夫議員が裁決を辞退しました。

個人的な反対理由
①外交防衛に関しては、『国家国民を内憂外患から守る力とシステムを持つこと』そして、『その力及びシステムを
 作動せず、国益を守りながら積極的な平和外交を進める事』が要求される。
②しかし、第二次大戦における敗北以降、日本は上記2つは国際連合(米合衆国)に依存している。
 日米安保条約、日米地位協定に基づく米合衆国の占領体制が継続されている。
③砂川事件最高裁判決以降、司法判断として在日米軍及び自衛隊は、行政による高度な統治行為であり、日本国の司法権の
 範囲外にあるとしている。治外法権の容認である。
 歴代政府はこの判決の下、米合衆国に外交防衛の基本を委ね、その指揮に従ってきた。
④今回の安保法制はその延長であり、米合衆国の要請に基づくものであり、安倍政権の判断はこれまでの日本国政府の
 方針に矛盾しない。徒に憲法改正を問い国内の混乱を避けたものともいえ、これまでの平和主義を貫いたとの見方もできる。
⑤国会の議決によって成立した法律であり、その施行について反対する理由はない。
 
 ・・・・・・以上である。

憲法議論は、日本の法治外の問題であり、すべきではない。
意見書に、『憲法を守るべき』との趣旨の記述があるが、その議論は国際的に日本が置かれている立場を考えるとき、何の
意味もないことを知ってほしい。

国際連合憲章の『敵国条項の削除もしくは日本を適用外とする議決そして加盟国での批准』それに基づく独立の復活状態
『日米安保条約・日米地位協定の廃止・在日米軍の撤退』を為しえたとき、はじめて主権者国民の手で、憲法前文と9条を
改正することができる。

元気の良い改憲論者(私もその一人だが、少し考えが違う)も、憲法9条が日本の平和を守ってくれているという勘違い者も
日本が置かれている国際社会での立場をよく考えてもらいたいと思う。

未来は厳しい。
この安保法制に基づき、自衛隊が米軍及び多国籍軍の補完として参加し、屍をさらすようになったとき、国際社会で平和に
生き抜くことの難しさを知ることになるだろう。
イラク・アフガンに派遣された自衛官の多くが自殺している。40名に達しているようである。
国軍ではない自衛隊をこのように使うことが許されて良いのか、自衛官を志望する若者もいなくなってしまうかもしれない。



ヘイトスピーチ規制法案を

2016年03月22日 | 議会
●ヘイトスピーチ規制法案を要望する意見書を南魚沼市議会は議決、
 意見書は内閣総理大臣はじめ関係機関に提出される。


 日本国内の少数民族や被差別者へのヘイトスピーチを、法律をつくって規制してくださいという意見書。
 南魚沼市議会3月定例会に、会派市民クラブ議員より提出。
 南魚みらいクラブ(6名)、政策研究会(3名)、歩む会(6名)、共産党(2名)、市民クラブ(3名)の賛成で可決。
 反対は市政クラブ(6名)。

 市政クラブの反対理由
 ①ヘイトスピーチを法律で規制することは、何をもってその対象とし、如何なる判断基準とするのかが難しい。
 ②憲法21条表現の自由の保障との関連もあり、このような法律をもって規制するのが妥当とは考えられない。
 ③現状、刑法230条以下、民法710条に〈名誉毀損や侮辱〉により、個別的且つ具体的な事例で、その法益を擁護する法体系で充分と考える。
  民法1条、憲法12条の〈権利の濫用の禁止〉憲法14条〈法の下の平等〉は、上記によって担保されると思う。
 ④法規制によって、いたずらにヘイトスピーチの範囲を広げ、規制強化することは憲法21条、及び12条、14条に抵触する怖れ有り。
 ⑤こうしたことは、教育や公共機関等による道徳・倫理としての啓蒙活動に委ねるべきである。
   ・・・・・・・・以上である。

  

議会アンケート結果②

2016年03月19日 | 議会

●議会アンケート結果 ②
 
 頂いたご多くの意見からピックアップ!
 行政事業等への要望は省かせて頂きます。

①市民の声を直接聞いたり感じたりすることができる報告会や意見交換会を行う。
 活性化や改革のために他の市町村議会の傍聴や議員同士の交流を行っては?

②選挙の時だけ顔を出すのではなく、自由に討議する場、聴く場をつくってほしい。

③公私混同しているところがあるような機がする。当選すると態度が変わる。

④市議の質疑や要望は市民目線で自分も知りたい事案が多く、市民の代表としての役割を果たしていると思うが、
 それに対する市長の応答がはっきりとしたものが少なく感じる。
 検討するとした事案は、その後の結果も知りたいと思う。

⑤財政健全化に向けて、議会と行政が一体となり活動してほしい。
 一般論だが、民間は厳しい。公務員は楽(給与は税金)である。心を新たにして業務改革を達成してほしい。
 今の社会は中小零細の皆さんが支えていることをお忘れなく。

⑥議員のみなさんが議員になるときは、自分の考えや市のあるべき姿などを述べる話をしますが、その後は自分が
 どのように活性化していくというような内容の言動・活動がありません。
 自分が市長になってどうしていきたいというような、意欲ある市民にわかるような活動を望みます。

⑦自分たちには情報がありません。自分も含めた若年層へもっと接する機会が必要である。
 若年層の選挙の投票率を上げるためにも。

⑧会派というものにこだわらない、自由な意見が言い合えることが議会の存在意義だと思います。
 市から提案されたものが、本当に市民の意向に沿ったものか、市民のためになっているか、そしてこれから益々老齢化
 していく社会に対応できるのか・・・少子化への対応は・・・若い世代も50~60代は不安を感じています。

⑨二元代表制の一翼としての市議会の運営をしてほしい。
 議員の中には『市長派』だと公言する方もいますが、そういう議員にバッジを付ける資格はないと思います。
 自ら二元代表制を否定した発言にはあきれます。
 議員としての自覚を持つには、まずしっかりと二元代表制の勉強をしてください。

⑩市議会議員の意識の低さにうんざり、自分の欲の為にしか動かないから期待してもしかたがない。
 この人は大丈夫かなと思っても、期待を裏切られるので選挙に行きたくなくなる。

 ・・・・等々、100件を超えるご意見が寄せられています。
内容については、議会事務局へお問合せください。




議会アンケート結果

2016年03月17日 | 議会
●南魚沼市議会は、無作為抽出による市民への議会に関するアンケート結果を公表。

 500名にを対象に行い、有効回答250通の結果である。

 1回目は設問に対する回答の状況、2回目は寄せられた市民のご意見の中から、行政事業への要望を除いて報告したい。
 結果のみとして、コメントは控えたい。
 議会では定期的にアンケートを実施、推移をみるとともに、今後の議会改革の参考にしたい考えである。








311②

2016年03月11日 | 議会
南魚沼市議会は、これまで4年間と同じように、本日14時46分、本会議を中断し、心から東日本大震災の犠牲者のみなさまの
ご冥福と、今なお避難生活をおくられる17万余のみなさまの早期の生活の安定と被災地の一日も早い復興を祈念し、
1分間の黙祷を捧げさせて頂きました。

画像は、一年後2012年1月の画像です。

このとき、大きな哀しみとともに復興への確実な響きを感じた思い出も強くあって、次の2枚の画像を選びました。

今を生き続ける者として、2011.03.11は、決して忘れずに、見守り続けたいと思います。