南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

主な報告

2010年05月31日 | 地域・まちづくり
■5月24日(月) 中之島小学校学校林視察
 中之島小学校林管理委員会は、毎年3カ所の学校林の視察を行っている。
 今年の視察はあいにくの天候のなかでの視察となった。
 3カ所の中には樹齢50年を越える杉林もあり、なんとか切り出して利用したい考えもあるのだが、費用等を
 考えれば実現は難しい。
 毎年小学校ではこの学校林の一部を使用し、新潟県地域振興局とともに、自然教育・環境教育の一環で、
 事業を行っている。
 今年も6月に実施される予定で、準備が進められている。
 下の写は学校林ではないのだが、毎年視察の途中で立ち寄る舞子高原スキー場のゴンドラ・ステーションから
 の景観である。

  

■5月28日(金) 中之島まちづくり協議会 視察
 中之島まちづくり協議会役員会は、地区内の各行政区から出された公共施設などの補修要望箇所を視察し、
 優先付けや実施方法を検討した。
 市の市民センター職員も参加して行われる。
 視察中に道路標識の老朽化した箇所を発見するなど、実際に現場を見て回る意義は大きい。
 市から180万円の予算を頂いて公共施設の軽微な補修や赤線・青線などの改良・補修も行う。

  

PC回復

2010年05月25日 | Weblog
ここしばらくPCの調子が悪く、リカバリCDもなくしていたし、これはもう入替かな?と思っていたのですが、
議員仲間のMR.関の助言で本体のフタを開けて、マシン内部を徹底的に掃除、そしてついでにHDの中身も徹底的に
処理・整理したら、見事復活。MR.関に感謝ですね。
ちなみに機械は、04年製のEPSON Endeavorです。でかくて重いです。

明日からまた存分に働いてもらいます。

きょうは臨時議会でした。
メインは「国民健康保険税の改定」でしたが、保険料は4年振りに上がります。
現行制度ではしかたありません。
改定に反対をされた共産党の方々の主張も理解できる部分もありました。
共産党の反対討論に対して一瞬賛成討論をと思いましたが、挙手出来ませんでした。

全国で2000近い国保、1500近い健保組合があると言うこと自体が異常だと思いませんか?
健康保険の一元化によるリストラ、効率化が必要なのは言うまでもありませんが、今なおバブル・高度成長期、
人口増加時代の肥大した幻影から抜け出せないこの国の一断面をみているように思っています。

・・そんな賛成討論をしても意味がないと思ったのでやめました。

国民皆保険制度を維持し続けねばならないことはよくわかりますが、一市町村ができることは限られています。
国レベルで考えてもらわないとダメなのは誰もがわかっていることだと思います。
しかし、何も出てきませんね。




忙しいことは良いこと

2010年05月19日 | Weblog
忙しい毎日をおくれることに感謝したい。
本ブログにも書きたいことは多くあるのだが、矢継ぎ早に目の前に来る物事の整理が、頭の中で消化できない。
あとで時間のあるときにじっくりふり返ってみたいと思う。

17日から18日の2日間、都内で開催された日本自治創造学会主催の「日本の再生・地方自治の創造~地方からの挑戦~に
参加してきました。全国各地から380名、地方議員、首長の参加が多かった。
内容については後日まとめてみたいと思うが、懇親会での「サプライズ」について。
理事長の穂坂邦夫氏と会長の佐々木信夫教授に挨拶をしたのだが、胸に下げた「南魚沼市議会腰越晃」の名札を
見てかけて頂いたことを書いてみたい。

穂坂氏は、魚沼で講演をしたときのことを話してくれた。
福祉・医療は自治体にとって重要な課題なのは理解できるが、地域の振興策はより重要だと思います、と言葉をかけてくれた。
穂坂氏の「市町村崩壊」はだいぶショッキングな内容であったことも思い出した。
私は氏が講演をされた会合に出席していないのでなんとも言えないのだが、その考えは理解できた。
佐々木教授は、「南魚沼市議会」の名札をみて、(塩沢町は)結局合併したんだね。それでよかったと思いますよ、と
声をかけてくれた。
佐々木教授の書かれた「市町村合併(ちくま新書)」は、最もわかりやすく的を得た合併に関する著書で、当時は
勉強させて頂いた想い出がある。
自治体の公民連携を研究するある研究団体の方からは、「旧塩沢町役場の民間企業への賃貸」について、空き公共施設の
良い利用例だと思う。地域の雇用も生み出して良かったのではありませんかとの話を頂いた。

初対面で挨拶程度の瞬間的な会話なのだが、こうした全国区で活躍される高名な方々が「南魚沼市」の名札を見ただけで、
上記のような声をかけて頂いたことについて、有り難い思いをした。
普段この地だけにいるとわからないのだが、外に出てみるとわかる南魚沼の立ち位置の一例である。

蛇足なのだが、挨拶を交わしたみなさんが「南魚沼市」の名札をみて、まず話されるのが魚沼コシヒカリのこと、
そして今年はもう田植えは終わったの?ということだった・・・。

 写真は、左 民主党政権の「地域主権改革」を中心に講演する逢坂誠二衆議院議員)
     右 2日目午後の白熱したパネル・ディスカッション

 
 

いつかのコメントへの回答

2010年05月11日 | Weblog
>原作者のねらいはブログコメント者とは大きく違うと私は思う。

ようやく「亡国のイージス」原作小説を読みました。
自衛官と北朝鮮兵士の極めてプライベートな意図(私怨)に基づくイージス艦ハイジャック(テロリズム)を
題材として、乗組員の二人の自衛官が全く異なる性格・人生観・戦争観・自衛隊観をぶつけ合いながら協力し
解決に導いていくストーリー展開。
後半のアクション部分の展開は面白いが、米国の罠にスッポリ嵌ってしまったことがわかる部分が、映画と
異なった展開で、面白くシニカルだ。ドラマとしては、ここが一番だった。

事件解決後、間をおいた二人の再会でこの長い小説は終わるが、エンディングは清々しいものを感じさせる。

元自衛官の作者ならではの細かい描写は、フィクションなのだが現実のように丁寧。
しかしこれには少々冗長感を覚えてしまう。
また丁寧な人物描写なのだが、これも同じようにくどく思えてしまう。

意外と読後には、残るモノが少ないのです、なぜか・・。

日本・北朝鮮・米国の3つの国が出てきますが、読んだ後に国家観が変わるようなこともない。
一瞬にして生物を殺傷する化学兵器や核兵器ではない超高温を発する爆弾とかSFのような兵器を登場させたり、
テロの動機が私怨であるとかいったところや、政治への批判も表象的なところが、少しチープに感じてしまった。
最後は自衛隊マンセーではなく、もう少し問題意識を残す終わり方でもよかったのでは?

>大原運動公園問題でひとをおちょくらず自分の意見をはっきりとコメントすべきだ。
なにか運動をする人が見識がないように受け止める。

以前からはっきりと言うべきときに、言ってきているつもりです。
また運動をする人が見識がないとも思っていません。

いろんな意見があって良いのではありませんか?

学校給食

2010年05月07日 | 地域・まちづくり
昨日中之島地区の区長会があり、市長も多忙な中出席して頂き、新区長さんから地域要望だけでなく、
市の学校給食への取組についての質問があったことが印象に残った。

塩沢地区の給食センターについてなのだが、今後の塩沢地区の自校方式の給食がどうなっていくのか、
魚沼コシヒカリは地域の誇りだが、こども達への食育に活用するには自校方式がよいのではないか、大きくなって
生まれた地域への誇りや愛着を持たせるためにも効果があるのではないか、という趣旨の意見が出された。
市長は旧六日町、旧大和町が学校給食のセンター方式を採用しており、塩沢地区は自校方式でやってきたが、
塩沢小・中学校の施設の老朽化に伴い、2校が近接していることもあり、2校のセンター方式でも自校方式に
近い形で実施できるとする考えであること、今後の動向については各小学校や地域で決めていくべきこと、
米飯給食には地元産のコシヒカリを使用し、市やJAからも補助金を拠出しながら維持していく考えであるとの答えがあった。

このブログでも以前書いたことだが、昨年末新潟市での某国会議員主催の講演会で、農学者の小泉武夫氏が
述べられていたことだが、近年こども達の意識調査で、「故郷への愛着」「故郷の何が誇りか」という
部分で、「故郷そのものがよくわからないこども達が増えている」が、「食に関する意識」が高い地区ほど
「故郷への愛着や誇り」を持つこども達が多い傾向があるという。

高知県南国市の学校給食での取組は有名だが、当地のように日本一の米を産出する地域が、食育の柱に
自校方式での米飯給食をする意義は大きいし、お昼になると給食室から漂ってくるごはんが炊ける臭いやおかずの
臭いは良いものである。
以前中之島小学校のある先生が言われていたが、給食の時間が近づいて臭いが漂ってくると、児童達は
とても元気になるし、給食を待ち遠しく思うようだ。
給食を残すこども達は全くと言って良いほどいない。

市内で残る自校方式は上田地区2校、中之島小、石打地区2校の5つの小学校だけである。
少子化が進む中で、学校統合も視野に入れなければならない状況、しかし出来る限り自校方式は続けていって
欲しいと願っている。
食が育むものは、地域の良さを知り、地域の誇りを知ることでもあることを忘れてはならないと思う。

   http://www.youtube.com/watch?v=nsRwZ_EiGpo&feature=related

   http://www.youtube.com/watch?v=U0ExmL4LzCk

坂の上の雲

2010年05月04日 | Weblog
Stand Alone ~坂の上の雲~

NHKスペシャルドラマ 「坂の上の雲」 Stand Alone

Sarah Brightman - Stand Alone

明日が穏やかに、怒りを静めて、静かに陽の光を浴びて、風をほほに感じて、一輪の花に心を奪われて、
坂の上の雲を追って、・・届くかもしれない。

所詮 雲は空、手を伸ばしても届かない。
でも坂の上の雲を追う。

鳩山首相、沖縄へ。
半年遅いんじゃないか? 首相のセリフは、今言うセリフではない。
自民党は民主党以前で、ただただ米国追従、ポチでしかなかった。

どこの自治体でも、たとえ米国であれ外国軍隊の基地を受け入れようとは思わないだろう。
拒否して当然、ようやく拒否という意思表示が、明確にできる時が来たというべきか。
しかし、地図を広げたとき、米国の対北東アジアの戦略の要は、沖縄であり台湾だ。
もしも仮想敵対某国家の侵略をうけたとき、沖縄がなくなったら・・。
古くさいし、笑われるのだろうが、日本が地理的・物理的に「独立国家」であろうとするなら、やはり半島と
台湾は要だし、揺るぐことのない友好関係を築き守っていくべきだ。
今も昔も変わらないと思うんだけどね。(^^;)

そうした統治を考えると、今は沖縄に(必要充分な)米軍基地を置くしかない。しかたない。

以前からそう思うが、米国の世界戦略を認識した上で、日本の戦略構想を練るべきだ。
昨日の憲法記念日の「憲法擁護」「憲法改正」両派の集会のニュースを見ただろうか。
憲法は国の基本法だが、あたかも宗教のように神聖なものではないと思う。
憲法があるから「60年平和であった」などという意見には、正直閉口する。
「憲法押しつけ論」にも同じだ。

もっと現実的に対応したらどうなのだろうか。
しっかり近隣諸国と対話する。自国の国益を持って対話する。
そして米国との関係も、お互いに独立国家として対峙しながら、同盟関係を維持する。
道は遠いかも知れないが、早く憲法を改正し「独立国家」になるべきだろう。
沖縄に日本国の軍事基地があり、グアムの米軍や韓国・台湾と協力できる状態、それがベストだ。
そのときが「北東アジアの日米主体の集団安全保障」体制が出来上がったときだと思う。

「柱を忘れた日本」今回の首相の沖縄訪問は、それを垣間見せてくれた。
これだけでも政権交代の成果はあったと思う。
沖縄が米軍基地を受け入れたくないというのは至極当然である、当たり前のことだ。

以上、またわけのわからんことを書いてしまった。