南魚沼~わが故郷から~

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活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

基幹病院アンケート

2007年02月26日 | 医療・福祉
基幹病院アンケート

 南魚沼市がウェブサイトで実施した基幹病院アンケートの結果が配布されていますので、
報告してみたいと思います。
 アンケートは総数で85件のご意見が寄せられました。
  設問1 「基幹病院に必要な機能は?」選択質問
   ① 救急救命センターとしての機能      83名
   ② 循環器系医療(心疾患、脳疾患など) 56
   ③ 高度医療機器の導入による診療機能 56
   ④ ガン医療 54
   ⑤ 高度特殊医療機能 48

  設問2 「必要な施設・設備は?」選択質問
   ① 患者の安全に配慮した設備構造(バリアフリー) 75名
   ② 自動再来受付機や診察・薬・会計などの待ち時間を表示する時間対策システム 74
   ③ 検査結果や治療内容について分かりやすく説明が受けられる情報システム  70
   ④ 駐車場を広く 46
   ⑤ 患者のプライバシー保護に配慮した設備構造 44

  設問3 「基幹病院についての要望・希望」自由記入
   ① 基幹病院の早期建設着手
   ② 市立病院・診療所の再編
   ③ 医師の確保に不安
   ④ リハビリテーションの充実
   ⑤ 病院までの交通機関の設置
   ⑥ 1次医療も行うべき
   ⑦ 六日町病院は民間に任せるべき、市の財政圧迫不安
   ⑧ 原則的に施設建設、運営等を含めて県が対応すべき。新潟大学からの医師派遣も教授ポストの受け皿と
      している考えでは、県外からの医師確保は難しいと考える。
      現在勤務している医師をはじめ看護士等の職員の身分保障など総合的な面からも県単独の対応が難し
      いならば、例えば南魚沼市、魚沼市、湯沢町と県とで一部事務組合的な組織で運営することが良い。
      県立六日町病院や小出病院は内容を充実し、規模縮小した上で民間に委譲する。
      すべて民間任せでは住民は不安。
   ⑨ 産婦人科と小児科の充実、長岡の日赤まで行かなくても済むような高度な医療を。
   ⑩ 大和インターの傍に建設すべき
                     他

 アンケートへの回答は85件ですが、市民の基幹病院や地域医療に期待するものがよくわかります。
基幹病院に望むものや慢性的な地域医療の問題、或いは現在の県立病院や市立病院の課題や地域の活性化
まで含めて、多くの課題や期待が基幹病院建設に含まれているように思います。


「よいとこさがし」でコミュニティー再生へ

2007年02月20日 | 地域・まちづくり
南魚沼市は、584k㎡と広大な中に12の地域がある。
 南魚沼市では、合併特例債で創設した基金の預金利息などを使い、地域コミュニティ創設に向けたパイロット事業を平成19年、20年と実施する予定である。
この事業では合併前の旧町の各4地域から1地域をパイロット地区として、自治組織による
軽微なインフラ整備・維持や自治組織創設活動に資金を交付し実施してもらおうというものである。旧大和町では大崎地区、旧六日町では大巻地区が手を挙げ、旧塩沢町では3地区が手を挙げている。インフラ関連に130万円、自治組織活動に70万円が交付される。

 そんな折、次のニュースに目がとまった。
 
毎日・地方自治大賞:飯南町に奨励賞 「町職員全員が地区に入り対話」評価 /島根

◇主体的に合併後の町づくり、「よいとこさがし」でコミュニティー再生へ
 05年1月に旧赤来町と旧頓原町が合併して誕生した飯南町は、町域のほとんどが山間地で高齢化率は県平均を上回る37%。厳しい財政に改善のめどは立たない。経済圏や文化圏の微妙な違いも抱えており、住民のコミュニティーをいかにつくり上げるかが合併直後からの緊急課題だった。
 飯南町では合併時に、約90人の行政職員全員が町内の22自治区のいずれかの担当になる「町職員地区担当制度」を始めた。休日や夜間に自分の担当地区に入り、住民からさまざまな意見や要望を吸い上げる一方、住民提案を事業として実現できないか検討。一昨年の大雪ではそれぞれの地区に応じたきめ細かい対応ができた。
 飯南町はこの地区担当制度を活用し、町内にどんな団体がどのような活動をしていて、どんな成果を挙げているかを調べる「地域のよいとこさがし」に乗り出した。新しい町づくりの基礎的なデータとし、町職員と住民の議論の広がりを狙った。1年間で集まった「よいとこ」は170例。自治会や婦人会、文化サークル、趣味の会などのさまざまな活動が挙げられ、今まで知られていなかった地域資源が見事に掘り起こされた。
 調査結果は「地域のよいとこさがし事例集」としてまとめられ、シンポジウムも開催されて新しい町づくりの土台になっている。事例集をまとめた同町自治振興課は「調査の成果を踏まえて、地域資源を使ったコミュニティービジネスの立ち上げを助成するなど支援を始めている。これからも貴重な地域資源の発掘を続けたい」と話している。
(2/16 毎日) 

 自治体の規模は違うが、南魚沼市にとって参考となる事例ではないだろうか。


春のような陽気

2007年02月17日 | 地域・まちづくり
 一昨日から南魚沼市には雪が降りました。
20センチくらい積もったでしょうか。
焼け石に水、表現は適切ではないかもしれませんが、期待の割には雪は降ってくれません。
2年続いた豪雪が嘘のような今年の冬です。
市内のスキー場では、何とか営業を継続していますが、コンディションはいまいちという
ところでしょうか。
きょうは、国道17号には県外ナンバーの車が目立っています。

 首都圏からは気軽にクルマで訪れることができる「近さ」が、南魚沼のウィンター・
リゾートのメリット、気軽さ・近さを売りにしながら、雪国情緒の演出や数多い名湯、
特産品などを付加したおもてなしもいいんじゃないかな?
 朝東京をマイカーで出発して、スキー場で一滑り、雪国グルメを満喫し、温泉で雪景色を
楽しみながら一休み、そして夜には帰宅、そんな手軽な日帰りコースもいいですね。

 庶民感覚を大切にした手軽で親しみのあるウィンター・リゾート、南魚沼ならではと
思うのですが。