南魚沼~わが故郷から~

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行事・祭りをどうするか

2008年11月27日 | 地域・まちづくり
南魚沼市には、多くの行事・祭りがある。
それは長い歴史を持つ由緒あるもの、地域の活性化に大きな貢献をしているものもある。
そして、直接・間接的に市から金銭的な補助や職員を動員して行っているものもある。

11月3日開催された「塩沢産業祭り」で、市長が挨拶の中で「今回が最後」との発言をしたという
話が広がり、市民からの意見をいくつか頂いている。
多くは「祭りはこれからも、この時期に開催して欲しい」というものだ。

後日、市長は一市民からの「塩沢産業祭り」はどうなるのか?との質問に対して、「旧町単位で
こうした祭りは行われているが、六日町については廃止、大和、塩沢については、
開催時期が1ヶ月の中にあり、できれば『隔年開催』か『もう少し間隔を開ける』ことを
検討したい。」と答えている。

この「市民祭り」「産業祭り」は、いずれも万単位の市民が参加し、盛大に行われているもので、
市民の大きな楽しみである。
行政の対応が困難なのかどうか、詳細まではわからないが、継続する方向で検討をしてほしいと思っている。

一市民の方から市が直接・間接に関与する、また関与がないものでも、行事・まつりを全て挙げてみて、
今後どのように運営していくべきなのか、検討しても良いのではないか、との提案を聴いた。

一度そうした検討をしてみることも良いことではないだろうか?、

救え!!地域医療

2008年11月26日 | 医療・福祉
「救え!!地域医療」と題されたニュースが、全国市議会旬報(11月15日発行)に掲載されている。
以下はその要約。

島根県益田市議会は、議長の諮問機関として、医療問題検討委員会を4月に設置。
検討項目として、
①医療従事者確保対策②情報確保・提供③広域医療の在り方などを掲げ、5月には中間答申をまとめ、
救急医療を守るための対策を提言した。
休日や夜間、軽症であるにも拘わらず、安易に救急外来に駆け込む「コンビニ受診」抑制を市民に
訴えることにした。

都市部へ医療従者が集まる中、時間外受診が増加すると、今いる地域の医療従事者へ更なる過酷な
労働を強いることになるため、市民の理解を得ることが不可欠だ。

検討委員会の答申を受け、益田市議会では、千枚のチラシを作成、全市議28人による街頭活動を実施。
初期医療と二次医療の機能の分化を図るため「かかりつけ医」を持つよう市民へ呼びかけたほか、
「小児救急電話相談事業」の紹介を行った。

取り組みの成果をもとに、更に踏み込んだ対策を模索するため、益田市議会は、検討委員会を改め6月に
「地域医療対策特別委員会」として発足させ、本腰を入れて課題解決に取り組んでいく構えである。
・・・以上。

今後の活動をどう進めていくのか、要注目です。
できることから始めようという趣旨は評価できるし、また議員全員が同じ目的で街頭活動を行うこと
も良いことだと思う。

地域医療、自治体病院が経営危機や破綻に追い込まれている最も大きな原因は、「医師不足」である。
地域医療に情熱を持つ多くの医師を集めることができれば良い、言うのはたやすいが難しい。
大学の医局でも医師の確保が困難な中、その医局からの派遣に頼る自治体病院である。他力本願、難しい。

しかし、そんな大きな問題よりも、地域医療の維持のために市民ができることは何か?
そうした視点で、益田市議会は活動を始めたように推察する。
今できることから、
先頭に立って始めてみよう。これは大切なことだと思えたので、取りあげてみた。

市立大和病院も慢性的な経営赤字に苦しんでいる。原因は「医師不足」である。

地域医療ネットワークシステム 続き

2008年11月21日 | 医療・福祉
雪が降りました。とても寒い朝です。
雪を頂いた山々が青空に浮かぶ景色はとても美しい。

基幹病院の基本構想も今年度中(来年3月までに?)に、県から発表されるというので、
その構想をみてから本格的に基幹病院を核とした地域医療体制が、具体化されていくのだろう。
今私が思うことは、多くの市民と同様、2つのことである。
ひとつは、基幹病院が長岡の日赤病院等のように、高度医療・救急救命を担当してくれること、
ふたつめは、近くて頼りになる六日町病院の復活だ。
特にふたつめは、多くの方々が望んでいる。
このふたつを望んでいるのである・・・。

本題「地域医療ネットワークシステム」、素人考えかもしれないが、目的はふたつ。
「患者の医療データの共有」、この地で生きている限り、どこの医者に行こうが、患者の
医療履歴が一目瞭然にわかるという状況にすること、紹介による転院や患者の意思で、医療施設を
変えても、治療履歴がわかっていれば、患者の負担も医療機関の負担もかなり軽減されるだろう。
データベースがいつでも使えることで、瞬時に患者の状況を知ることもできるだろう。

また、より高度な診療や専門的な診療を要するとき、例えば遠隔地診療で都市部の大病院の
診察がネットワークを介して可能になれば、患者にとっては、はじめから遠くまで行く必要も
なくなる。

なんでこんなことを言うかって?
自分がそういう思いをした経験があるからである。

18年前目の痛みで当地の病院の眼科に通った。治らない、症状はひどくなるばかり。
仕事を休んだ日数は通算で2ヶ月にも達しただろうか。
当地の病院の眼科は毎日開いているわけではない。
休診の日、どうにもならない痛みで、やむなく長岡日赤に行った。
色々な検査を受けた。
1週間入院した。しかし完治はしなかった。主治医は検査しながら当地の病院で
言われた「病名」を疑ったが・・。

私は当地では直してくれる医者はいないと判断し、眼科で有名な某東京の大学病院に診察を申し込んだ。
1ヶ月待って診察を受けた。結果は当地の病院で告げられた病名の症状はなく、投薬を禁止された。
別の薬を処方されて、2週間で完治した。
結局4ヶ月の間、苦しんだ目の痛みが2週間で治ったのである。

そんな経験から言えることは、「医者は頼るが信用しない」である。
例えば、ネットワークが完備してデータベースがあって更に遠隔地診療が可能なほど、
医療機関の情報公開度や協力体制が進めば、当地のような地方部の医療は、かなり変わると思うのである。


地域医療ネットワークシステム

2008年11月20日 | 医療・福祉
 このブログはリンク・フリー、どこでもコピー&ペースト、ご自由に。
反論、批判、提案 etc...、コメントご自由に。
ブログがよくて、HP「言いたい放題」が、なぜダメなのか?
あちらには、積年の「積み重ね」があるからです。

 さて、以前このブログにも書いた「地域医療ネットワークシステム」旭川で日赤病院を核に68箇所の
医療施設との診療情報の共有化を開始
したそうです。
かなりの費用がかかりそうだなあと思われますが、医師の確保が困難な状況で、多くの医師を抱えるよりも
安く上がりそうにも思える。
医師不足で閉鎖が相次ぐ自治体病院、地域医療の現場には役に立つインフラだと思うので。

 まず地域完結型の医療ネットワーク、各医療機関の情報を共有することにより、医療連携を進めることも一案では?
 

西の魔女が死んだ

2008年11月08日 | 子育て・教育
 今日は青少年健全育成市民会議の大会でした。
以前このブログでお知らせしたように、「西の魔女が死んだ」を上映しました。
午前と午後、2回の上映でしたが、いずれも満席で少々ビックリ!

 昨年が「バッテリー」だったので、話題性からいったら、今年は少々地味なので、どうかな?少々不安・・。
でも中之島小学校でのチケット販売が好調だったので、少しの期待もあった・・のですが。

 大成功でした!「バッテリー」を上回る親子の皆さんで会場が埋まりました。
役員一同、涙が出ました!

 親子で一緒に(ところどころにおじいちゃん、おばあちゃんも会場に来ていただいていますが)
映画を観ること、同じ感動を共有できるのかな?
そんな心配や不安もある。

 でも、そうした機会があることは、とても大切ではないのかな?

 以上、明日からまた頑張るぞ! みんなで!

 
 それで「西の魔女が死んだ」・・。

 「地味ですが、静かに『絆』を語りかけてくれるような映画だったと思う。」

 「西の魔女のおばあちゃんと、その孫の東の魔少女の心の通い合いが心に

 淡々と、でも印象深く心に残る映画」でした。

 もう一度、観たいと思いました。 以上。

第18回 塩沢産業祭

2008年11月03日 | 地域・まちづくり




  ことしも市立今泉博物館で「塩沢産業祭り」が開催された。
  会場が人で満杯になるほど、いつも賑わう。
  朝早くから出かけたつもりだが、午前9時前には河川敷の駐車場も
  満杯に近い状態だった。

   様々な業界や農協、郵便局、各種の団体の皆さんが、多くの出店
  を連ね、賑わっていた。
  フリーマーケットも様々、こちらも活気があった。
  東京塩沢会のみなさんの出店もある。
  あれもこれも欲しくなって財布の中身もすぐに寂しくなる。

   行政やJAなど主催団体が財政難の折から、これまでの方法を見直
  すかもしれないとの情報があり、参加者やこの祭りを楽しみにして
  いる市民に不安の声が出ている。
   秋の塩沢の一大イベントで、風物詩ともなっているこの祭りは、
  なんとしても維持していくべきだと思う。