南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

ことしもありがとう

2008年12月28日 | Weblog
23日天皇陛下は、75回目の誕生日を迎えられ文書で感想を寄せられ、この一年を振り返り、
世界的な金融危機に伴う経済の悪化について「働きたい人々が働く機会を持ち得ないという
事態に心が痛みます」と案じ、「皆で、この度の困難を乗り越えることを切に願っています」
との思いを述べられたとのこと。

ことしも振り返ると多くのことがありました。
日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が全国公募し、発表した「今年の漢字」は「変」
だそうですが、様々な「変」が起こり、世の中の動きは大きく変わろうとしています。
先を読みどのように対応していくのか、場当たり的な対応では通用しない部分が多く出てき
ているように思います。
目標とする地域像や国家像を明確にして、困難を共有しながらみんなで乗り切っていくという
時代に入っているのではないでしょうか。

次代を担うこども達や若者達が、生きていくことに希望の持てる、そうした社会をつくる
ことが目標だと思います。

ことしもこのブログに目を通して頂いたことに感謝申し上げます。
来年が皆さんにとって、幸多い1年になることを願っています。

それでは、また来年お会いしましょう。

公立病院向け支援

2008年12月27日 | 医療・福祉
きのうから本格的な降雪となって、市内の各スキー場も営業可能となり、ホッと一息という
ところだが、この時期としては、以前に比べれば温暖な日が続いていたことを思うと、温暖化は
確実に進んでいると実感する12月である。

公立病院向け支援700億円増額 総務相(日経ニュース)
「鳩山邦夫総務相は26日、地域医療の機能強化に関する関係閣僚会議に、公立病院向けの
地方交付税を700億円増やす措置を盛り込んだ「公立病院に関する財政措置の改正要綱」を
提出した。
過疎地の公立病院を抱える自治体向けに交付税をおよそ80億円増やすほか、産科、小児科、
救急医療への財政支援を手厚くするのが柱。医師不足や設備の老朽化が深刻な公立病院を
支援し、地域医療の充実を狙う。
麻生太郎首相の指示による地方交付税1兆円の増額を原資に、2008年度に2900億円だった公立
病院向け財政支援を3600億円程度に増やす。09年度の地方財政対策から実施する。
過疎地にあって採算の悪い病院でも、今まではベッド数が100床未満の小規模病院でないと財政
支援が受けられなかった。
今後は対象を150床未満の規模まで緩和する。財政支援額も従来に比べ2―8割増やす。」

これまでは医療費については抑制策をとっていた政府も、自治体病院の経営破綻が相次ぐ中で、
地域医療の支援へ財政の上でも舵を切ったということだろうか。
率直に歓迎すべきだが、中長期的な地域医療の方向性が具体的でない中で、一過性の対策と捉え
られかねない。
国民にとっては経済の安定と同じように福祉・医療も重要なのである。
麻生内閣にはもう少し先を見通した地域医療ビジョンを出してもらいたいと思っている。

地元の県立六日町病院も市立やまと病院も病床数は150を超える。
いずれも赤字経営である。今回の財政措置の恩恵はあるのだろうか。





もう少しで放映開始 天地人

2008年12月26日 | 天地人
天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー)

NHKブックスから20日発売された。昨日買ってきました。
妻夫木さんはじめ役者さんのインタビューやドラマのストーリー、当市はじめ長岡、上越、米沢などの
タウン情報やイベント情報も掲載されている。
問題のストーリーだが、原作とはかなり異なる。
初回は大阪城での豊臣秀吉への謁見シーンからスタートして、一気に南魚沼へタイプワープし、
長尾政景の謎の死からドラマ開始、兼続・景勝の幼少期が描かれる展開のようだ。
内容についてはここでは触れませんが、期待できる脚本のようだ。
ドラマのカット写真が多く、情景を想起させてくれる。
一昨年の「風林火山」のようなノベライズの出版はないようなので、このドラマス・ストーリーを読みながら
毎回楽しみに観ることができそうだ。
ノベライズを読んだ後にドラマを観ると期待はずれに思えることもあるので、これでいいのかもしれない。

期待がふくらむ「大河ドラマ天地人」、オープニングから八海山がドーンと画面に広がったら、
とりあえず大拍手ですね。

公式ホームページ「NHK大河 天地人」

友よ

2008年12月19日 | Weblog
この歌を初めて聴いたのは、中学生の頃だったと思う。
以来、この歌は自分の人生の節目では、いつも聴いていた。
高校を卒業するとき、大学に入ってひとり部屋の中で、時折聴いた、聴き続けた。
今人生あと何年かなと思う今日も、聴き続けている。

もう30年近く前、社会人6年生か7年生の頃だった。
ある宴席でこの歌を歌った、歌ってしまった。
そのときこういう方がいた。「その歌は、きけんですね!」
・・・、「あなたとは年代が違う、だからこの歌を聴いて思うことも違う」と俺は言った。
わかってもらえたかどうかは、わからないが・・・。

21世紀まで生きている、ますますこの歌の意味がわかってきたように思える今日この頃です。


 友よ 戦いの炎を燃やせ 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには 友よ 輝く明日がある
 友よ 君の涙君の汗が 報われるその日が来る
 
 夜明けは近い 夜明けは近い
 
 友よ この闇の向こうには 輝く明日がある
 友よ のぼり来る朝日の中で 友よ 喜びを分かち合おう
 友よ 夜明けは近い 夜明けは近い

 友よ この闇の向こうには 輝く明日がある


歌の持つ意味は、聴く者によって違う、明らかに違う。
でも、いつも自分を支えてくれる歌は、一生のたからものだ。
  

女の道は一本道にございます!

2008年12月16日 | Weblog
「女の道は一本道にございます!」
自らの死をもって、篤姫に進むべき道を教えた今泉島津家奥女中 菊本。
そして、一本道を、見事に駆け抜けた天璋院、その穏やかな死に顔は、清楚な美しさを湛えていた。
静かに眠る天璋院、廊下では女中 唐橋が、天璋院がかわいがった小鳥たちを、鳥かごを開けて
空に放つ。
このラストシーン、とても良かった。
篤姫の魂は自由の身になって、鳥たちと共に、東京の空に飛び立ったのだろう。
飛んでいく先は、尚五郎、吉之助、大久保や懐かしい父母、島津斉彬、そして菊本が待つ薩摩の空。

今年の大河も、「風林」や「千代さん」ほどではないが、終わってみれば全回観ていたようでした。
「篤姫」が主人公なので、大奥中心の物語になってしまうのは仕方ないが、改めて幕末から明治に至る
日本の激動の歴史を垣間見せてくれたことは、おもしろかったし、どこかの局で、小松帯刀を中心に一本、
重厚なドラマをつくってもらえたら、絶対に観るだろうと思えた「篤姫」でもあった。
帯刀が「裏の主演」のドラマだったと思っているのと、西郷どんや大久保利通ほど有名ではないが、
その人生に興味を覚えたからです。

さて、来年は待望の「天地人」、しかし・・・妻夫木さんがどこまでやれるか楽しみなのだが、
「篤姫-宮崎あおい」「風林-内野聖陽」「功名-仲間由紀恵」に比べると、やや不安に思える
この頃でもある。期待しよう。

ブログ

2008年12月06日 | Weblog
自分がホームページを立ち上げたのは、旧塩沢町議会に議席を預からせて頂いた2001年春である。
1週間ぐらいかけて、HPビルダーで作り上げて、OCNの無料のPAGE ONEを使って立ち上げた。
当時は地方議員のHPはそんなに多くなかったが、それらを見よう見まねで参考にしながら作った。
湯沢町議員で、学校の先輩でもある高橋博幸議員の「改革通信」を目指した。

HPを立ち上げると、その中にいくつかのカテゴリーや掲示板を作って、多くの情報を流したり、
意見交換をしたいと思ったのだが、私の場合は途中でやめた。あまり意味がないと思ったからである。
自分の主張や思う事が書けるスペースがひとつあれば充分であるし、それに対して読んだ方々の
ご意見や市政・議会に対しての意見・疑問などを受け付ける窓口があればいいと思っている。

そうした中で、昨年ブログを立ち上げたのは、すこし議員とか議会と距離をおいて、自分の
考えを整理してみたいと思ったからだ。
自分の名前を明らかにしてものを書いて、それらを衆目にさらすのは勇気が要る。
でも自分が市会議員という席を預からせて頂いている間は、自分の考えや物の見方を晒すのは
ひとつの義務であると思っている。
「書くこと」それは「逃げようもない事実」を残すことでもある。
また、それはいつも自身の今いる場所を確認すると共に、自分が向かう方向を確定する行為でもある。

もともと浅学非才なので、無理に難しく書こうとも思わないし、受けネタばかりも追わないし、
パフォーマンスでやろうとも思わないし、反対意見や人を攻撃するようなことを書こうとも思わない。
日々思うこと、書き留めておきたいことを書き連ねていきたいと思っている。

以下に、私が時折読むブログへのリンクを貼ります。
時間があったら読んでみてください。

 世に倦む日々

 櫻井よしこブログ

 上山信一 みえないものをみよう

 晴耕雨読

 日本総合研究所 寺島実郎の発言

 他にもお薦めのブログはいくつかありますが、今日は上の5つを。


雪のコロシアム

2008年12月04日 | 地域・まちづくり
こんなアイデアを頂いた。
「妊産婦検診(これは国の政策で全部タダになると言う話を聴いている)から
乳幼児検診タダ、医療費は中学卒業までタダ、保育料もタダ・・・とにかく魚沼一の子育て
行政サービス№1の自治体になれ、若いしょ向けの住宅も作れ、そしてPRすべし。
そうすれば、近隣の自治体から若いしょが集まってくる。
とにかく若いしょを集める政策をすべし、子どもが1歳も過ぎればもう逃げないだろう。
雇用も産業もそれからだ。若いしょが沢山いれば、産業は活気づく。」

さて、小出の文化会館の前の「響きの森公園」にある雪のコロシアム。
少し前にこのブログにも書きましたが、「あれ南魚にもほしいな」といつも思う。
円形の窪地をつくってそこに芝生を植えて、水はけをよくして、周囲に遊歩道や階段
(観覧席にも使えるようだ)を設けただけの(「だけの」と言ったら失礼だが)施設なのだが。

「芝生の上で遊べる、こどもがはぐれてどこかに行ってしまう心配もない。
サッカーもできる、窪地の斜面でひなたぼっこや昼寝もできる、冬は雪遊び、
斜面で転がっていいし、そり遊びもできる、もちろん雪合戦も・・・」、
アイデア次第で、夏も冬も色々楽しむことができる。

あのアイデアは、誰が考えたんだろうか?

夏も冬も、誰でも楽しめる「雪のコロシアム」、あれ近くに欲しいね。