南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

2008年03月30日 | Weblog
 黒沢監督、プロデュースはスピルバーグでこんなタイトルの映画があったように記憶しています。
夢は怖くて不安で、でも凄くみたくて、スリリングで!
 
 怖がってはだめ、結果を想定するのはいいが、こだわってはだめ!

 誰も現状に満足していない、誰も自分と同じように、みんなも幸せでありたい。

だから怖がらないで、畏れないで、夢を見よう、夢を追いかけよう

 みんなの笑顔、真剣な顔を求めて、一緒になって・・・

アーサー・C・クラーク

2008年03月21日 | Weblog
 アーサー・C・クラーク氏の訃報が伝えられた。享年90歳、長寿であった。
SF界の重鎮である氏の作品は何冊か読んだことがあるので、一時代の終焉というか、感慨を覚える。
氏の作品に初めて触れたのはもう40年も前に読んだ「2001年宇宙の旅」である。
中学生だった自分には、とても難しい内容で理解できなかった思い出がある。
スタンリー・キューブリックが監督をした映画の方はわかりやすいが、後年映画を観て、あの「黒い板は何なのか」
「何が言いたいのか」、友人と話したことがあった。
「神」?「真理」?・・・「わかんない!」

「2001年」よりもずっと以前に発表された「幼年期の終わり」を学生時代に読んだとき、なんとなくだが、
わかりかけてきた。
「宇宙の誕生」「宇宙の進化」「生命の進化」・・そうしたものは、私たちの考えも及ばぬ大きな力に導かれている、
「大きな力」とは「神」なのかもしれないし、「生命の進化の末の姿」なのかもしれない。

 氏の主要作品に一貫して自分が感じたのは、「進化」である。
その進化とは、「物質を超えること」である。
人類は絶えず「物」を必要として生き、進化してきた、「物質至上文明」が人類の歴史である。

 そして「進化とは物をコントロールしつくすこと、それは宇宙の姿を変える力にもなる」
「でももっと大切なのは、物質(宇宙)にとらわれない精神性なのではないのかな?」と、
一連の主要作品で訴えてきたように思うのだが、みなさんはどう思われるだろうか? 
それは、クラーク氏が生活の地をスリランカという、およそ現代の物質文明の最先端とはかけ離れた場所に
移した生き方にも見て取れるように思う。

 もっと色々書きたいのだが、訳のわからないことを書いているように思えるので、やめよう。

 お薦め作品 「幼年期の終わり」「都市と星」「遙かなる地球の歌」もちろん「2001年」。

きょうは南魚沼とは何の関係もない話でした。恐縮。

昭和29年(1954年)生まれ

2008年03月08日 | Weblog
 3月3日、浦佐毘沙門天を祀る普光寺に参拝、大勢の人で賑わっていました。
ことしの冬ももう終わりかな、と思っていたら、また寒い日が来ました。
今日7日、少し寒さが和らいできました。

 29日の「天地人」研修会で「兼続がみた南魚沼の風景」という言葉がありました。
おそらくもう500年の昔、直江兼続(樋口与六)も、「早く春がこないかな・・」と、謙信公に命ぜられた蟄居が
とける日を、雪の中で待っていたのでしょうね。
そんなことを思いました。

 さてふと思うと、もう53年と半年生きています。
苦労した団塊世代を兄貴、姉貴に持って、何不自由なく過ごしてきた世代のように言われている我々50代前半世代。
しかし、けっこう大きなものを背負っているように思える。

 何が?・・・・・しらけたくともしらけきれない世代、親方日の丸、寄らば大樹の陰、ということでもいけない世代。
けっこう厳しいものを背負っているように思います。

 「希望をいつも心に、苦しくてもみんなで頑張ろうよ」ということかな?

 団塊世代のようなパワーもなく、下の世代の「個の強さ」もない世代?

・・・だから、「夢」を持って、元来明るく単純な感性の世代なのだから、「頑張れ」という言葉に
勇気を持った、たぶん最後の世代なのかもしれないと思う。

 「ただ素直に、走るために、生まれた世代」、しっかり生きて行きたいと思う。

天地人 4

2008年03月03日 | 天地人
 2月29日午後「直江兼続公生誕の地」議員会の研修会から。
京都造形芸術大学 前田博教授、(株)富士通総研 臼井純子氏、フリープランナー 麦屋弥生氏を迎え約90分。

 様々なアイデアを聴かせてもらい、意味のある研修会だったと思う。
しかし、議員対象というよりも、実行委員会や商工会、農協などの実行部隊、或いはその可能性のある
方々にこそ聴いてもらいたい内容だったと思う。
事業に市のお金が入っているので、こうしてブログに書いたり、機会があったら皆さんにお知らせすることは
していきたいと思う。

 一部だけメモを見ながら列記するのを許してほしい。
 このほかにも、多くのアイデアを示していただきました。
 詳細を知りたい場合は、市の商工観光課に問い合わせください。
◎ 大河ドラマの効果は長くて3年間 放映前、放映中、放映後
  ・市民全体で盛り上がり、チャンスはしっかり掴む
  ・南魚沼観光交流ビジョンにつなげる
  ・天地人のイベントに、一過性のもので終わらないように20年、30年先にやらなければならいこと組み込んでおく
  ・放映前後は個人客、放映中は団体客が多くなる
  ・ありのままの南魚沼そのものが観光資源、「直江兼続がみた風景」

◎ グリーンツーリズムを見直すきっかけに
  ・「天地人」をきっかけに地域全体の見直し進める

◎ 直江兼続伝世館
  ・資料館というだけでは、1回来ればもう来ないと考えた方が良い
  ・リピーターを呼び込むためには、道の駅に
  ・場所についても、景観の良い魚野川の近くが良い

◎ 六日町町内
  ・通りにのぼり旗が多く立てられているが、統一感がない。六日町のイメージを出せるような、色・ロゴなどの
   統一感がほしい。
  ・六日町大橋からの景観は素晴らしい
  
 伝世館を道の駅にして、もう少し六日町大橋の近くに持ってくる案については、なるほどと思えた。
地元産品の販売施設や農家の直販施設などがあれば、それほど大きな規模でなくても、成功の可能性は
あるかもしれない。「川船」「足湯」もすぐ近くにあることだし。

 商店街が盛り上がらないという対策には、やはり外人部隊の導入(こうした言い方はしていませんでしたが)で、
基幹産業である農業を売り出す、農家や農協などが参加していくのも一案とのことです。これは良い案。