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南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

収穫祭~もちつき大会~

2008年10月20日 | 地域・まちづくり
  昨日19日は終日ほとんど雲のない青空が広がった。
そんな秋の一日、当地区では恒例の収穫祭が行われ、多くの地区の人たちが参加した。
朝から準備をしながら、肝心のもちつき開始時間は、別の用事があり会場を離れざるを得なかった。
 会場に戻ったときには、もう餅は品切れ、空きっ腹にアルコールを流し込みながら、みなさんと
多くのことを話した。
地区の老若男女が一同に介する機会は、1年の中でもなかなかありません。
だから、収穫が終わった直後のこの時期、お互いの慰労を兼ねて、みんなで餅をついて、腕自慢の料理を
持ち寄って楽しむこの会は、とても大切な秋の催しになっている。

 昨夜放映された「NHKスペシャル・世界同時食糧危機(2)食糧争奪戦~輸入大国・日本の苦闘~」は、
多くのことを考えさせてくれた。
世界的に見れば食料、特に穀物の需給は逼迫しており、英仏、米などの資本が、農地や生産量の確保に
取り組む状況が放映されたし、遺伝子組み換えを導入し、主食であるトウモロコシの増産を進める
南アフリカの状況なども放映された。
某味噌・醤油メーカーが大豆輸入の確保に苦悩している状況も紹介された。

 これを観ながら、日本の消費者は恵まれているなあと実感。
しかし、世界的な穀物需要の増大と生産量の不足は、価格の上昇を伴うものであり、米以外の穀物自給率は
わずかに5%という日本は安閑としていられる状況ではない。
今は高くなっても原材料の確保はできるかもしれないが、永久にそうであるとは言えない。
飼料作物の高騰や輸入穀物の上昇は、完成品として店頭に並ぶほとんどの食料品の価格を押し上げる
ことになり、今後に不安を抱かせるものである。

 先進国の食糧自給率は高く、100%以上の国がほとんど、しかし日本は40%を割り込んでいる。
内外価格差の問題もあるが、極めて低い日本の食糧自給率を上げていくための本腰を入れた政策を望みたい。
国内で生産調整のため、耕作が行われていない農地は、40%に達するという。

 身にしみて残念に思えたのは、日本での年間の食料の廃棄量が900万トンに達するという事実である。
 


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