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連休後の仕事始めは疲れます。
初心者の方によく、エイミングはいい加減で良いよ。って言いますけど、黄色にサイトがついてなくちゃ
絶対に黄色にはいりません。
この、いい加減が難しい。まともに言葉を受けちゃうと、とんでもないことになるし、
教本には、必ず書いてあることがあります。
まず、ピンを黄色に止めようとするな。黄色を中心に無限大を書くような感じで泳がせろと。
全くその通りです、止めようとすると、かえってピンが動いてしまいます。
初心者に教える時には私はよく、カメラのフレーミングを例にとって教えます。
基本は、狙うんではなくて、ピンを通して的をみるだけで良いからと。
記念写真を撮る時は、ファインダーを覗きます。その時に顔を何も考えずに、ファインダーのど真ん中に
被写体を普通に持ってこれます。右へ何ミリ、左へ何ミリなんて考えずに。
これが、人間の持っている本能です。この本能を使わなくっちゃいけません。
ドローイングして、ピンで的を覗きます。
覗いていれば、本能で真ん中に黄色を入れようと思わなくても、黄色につきます。
あとは、リズム良く射ってやります。
そうすれば、狙う事に意識が行かずに、スムーズなシューティングが出来ます。
狙いすぎて、クリッカーが切れないっていうのも、なくなります。
で、私は覗きやすいように邪魔なピンは取ってしまいました。
これで、本当にカメラのファインダーのように出来ます。
リンクサイトっていいます。
以前アメリカの選手が好んで使っていました。
でも、精度の問題かあまり、やってる人は見かけません。
1300点はピンが無いと無理か。
インドアの3つ目的もこれでしっかり狙えます。リンクの輪が丁度6点です。
でも、中心に黄色を持っていくのは、意識しなくても自然に真ん中に行きます。
先ほど書いた、本能で誰でも出来ます。
どちらかというと、弦サイトは、本能でなくて、意識してピンに付けてあげないと、できません。
私は、リンクの右側にぴったりとつけます。
これをしっかり維持しながら、リンクから的を覗きます。
覗いているだけなので、そのままクリッカーをスムーズに切る事ができます。
同じエイミングでも考え方の違いで、楽になったり苦しくなったりします。
それが、アーチェリーのメンタルスポーツたる由縁でしょうか。
今日はトミさんの分解です。
11枚目からのリリースが個性がありますが、矢はすでにクリアされた後です。
このフォロースルーが、何回もリピートしやすければ、フォロースルーはこのままで、
リリースの瞬間を同じ動作で出来るように、練習すれば安定すると思います。
押し手も左右のブレはこの写真では分かりませんが、
リリースと同時に押し手が上方向に向かって伸びています。
押し手も下がってません。どちらかというと上がっています。
下がっちゃだめなら、上がってもダメ?
ミス矢が上に行くのが多かったら、押し手の実験してみてもいいですね。
クリッカーが鳴ったら押し手を上方向に伸ばしてみようどうなるかだね。
でも、肩の位置は羨ましいくらいです。
もう、私は肩下がらないだろうな(T_T)
まっ、いいや。
さてお風呂に入って寝ましょ。