最低気温1度最高気温4度
今日は寒かった。
この所暖かかったので余計に寒さが応えました。
なんせ、最高気温が4度ですからね。明日も寒そうですが、日曜日には平年並みになりそうです。
木曜日は暖かく、部活の皆さん練習です。
今日は、新しくマウスガードの3.8mmタイプを作ってはめてみました。
外観も、装着感も変わらず、しゃべりも3mmタイプをはめた時には、違和感がありましたが、
3時間、4時間と着けている内に、装着してるのを忘れるくらいです。3,8mmタイプも同じ感じです。
外から見た目も分からず良い感じです。
で、実際にシューティングに使った3.8mmタイプですがエイミング時に歯を噛むのですが(かみ締めてはいません)
安定性を出す為には、全体の咬合面積を増やしたい為に噛むのですが、歯が当たる順番として
奥歯から前歯に向かって咬合していきます。
前歯に当たる頃には必然的に奥歯の当たりが、強くなります。
昨日一日中3.8mmを付けて練習したのですが、今日はとても奥歯がうずきました。
やはり、過ぎたる歯およばざるがごとしで、3mmが丁度良さそうです。
安定感は、前歯がやや開口気味になって、安定がいまいちです。
3mmの時は顎全体がピタッとかむ所はここしかないと言う位に、噛み締めずとも歯を閉じただけで
歯の置く場所が決まって安定していたのに。
右が3、8mm左が3mmです。見た目良く分かりません。
前回書いたように、咬合がとても安定して、とても良い感じでエイミングできたので、
3、8mmを作ってみたのですが、3mmが丁度よかったです。
本箱をあさってみました。ドクター向けのマウスガード作製マニュアルがありました。
めちゃくちゃ要約してみた。
基本的に、マウスガードの使用目的として、スポーツ外傷の防止、脳震盪の予防があります。
スポーツによっては、義務付けられているものもあります。
アーチェリーに求めるものは、外傷予防でなくて、
何を求めるのかと言うと、はめる事によって筋力アップを期待する人もいますが
これは、間違った認識です。
確かに、前回の練習の感想で書いたのですが、
筋力アップはあまり体感できず、エイミングの安定は実感できました。
筋力アップはテンプレートというものが、ありますが効果の程は分かりません。
これを使えば、サイトが上がるのは間違いありません。
が、単に目の下を長くしただけの効果でしょうね。
このグラフはスポーツ別男子スポーツ選手の咬合力のグラフです。
1平方ミリに何kg噛む力が加わったかを表します。数値が大きいほど当然ですが、噛む力が大きいと言うことです。
重量挙げの選手は噛み締め力が強いと思われているが、単位面積当たりの咬合力は決して大きくはない。
決してどころか低い方です。これは驚いた。
そして
この図は男子スポーツ選手の平均咬合面積をグラフ化したものですが、
上下の歯の噛み合わさった接触部の合計面積です。
数値が大きいと当然、上と下の歯が接触しているのが多いと言うことです。
重量挙げの選手は接触面積の広さが特徴的である。
この事は重量挙げ選手の体軸の安定性に直結していると考えられる。
この、体軸の安定って言葉にアーチャーとして魅かれませんか?
ここら辺に、アーチェリーとマウスガードのつながりを探れそうです。
スポーツの種類によってマウスガードが求められる機能は変わってきます。
マウスガードも市販のものと、歯医者さんで作ってもらうのと2通りありますが、
市販品は論外なので、説明はなしです。
マウスフォームドタイプとは市販品のものです。
カスタムメイドタイプとは歯医者でつくるものです。
今まで、市販品を使われて
息苦しい、嘔吐感がする、等はぜひ、カスタムメイドで作ってみてください。
やはり、高いですがカスタムメイドで作らないと本来のマウスガードの意味がありません。
歯型の石膏模型を採取して、それにソフトプレートを圧接して作製します。
本をめくっていくとアーチェリーに関する記事もありました。
文献より
①平衡感覚の向上
高齢の無歯顎者と青年の有歯顎者とを被験者として、行なった研究結果として
咬合支持の存在は体平衡の調整機能に影響を及ぼし、咬合が安定している場合には平衡を保ちやすい
ことが明らかになっている。
また、スプリントにより咬合を挙上した場合には、重心動揺が減少する傾向があるが、
挙上量、位置により逆に動揺が増す場合もあるとの報告もある。
これらの事から、適切な顎位で咬合支持があると静的な平衡の調整が容易になる可能性のある事、
言い換えれば「かみ合わせ」は「体位の安定や静止に役立つ」事を示唆するものと考えられる。
アーチェリーやライフル射撃に於いて、スプリントを用いて咬合を挙上下結果においては、
身体の振れが軽減して、標的が狙いやすくなるとの報告がある。
これは前述した①の一部として考えることも出来る。
結果として使用目的が噛み合わせることなのか、噛み締めることなのか、
対象は噛み締める人なのか、噛み締めない人なのかを十分考慮して判断しなければならない。
ということで、今年は3mmのマウスガードが私のウェポンとして活躍しそうです。
結果乞うご期待です。
ちなみに歯医者さんだと1万5000円~2万円位で作ってもらえそうです。
歯型を送ると作ってくれる所ってないのかな。
うちでやろうかしら。
さて寝ましょ。