花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

青、青紫、「コンボルブルス」、「カンパニュラ」等

2015-06-29 | 植物 花

今、青、青紫色の花に「コンボルブルス・サバティウス」が有ります、「アサガオ」、「ヒルガオ」等に似た漏斗型の花です。

花の色は、青紫で、花の中心の黄色が、目を惹きます、這性なので、グランドカバーに適しています。

ヒルガオ科、コンボルブルス属、這性常緑多年草、地中海沿岸、アフリカ北部原産

此の「コンボルブルス・サバティウス」の改良種、淡い紫色の流通名「サバティウス´ブルーカーペット`が有ります。

学名 Convolvulus sabatius、英名 Ground morning glory

他の品種には、白色の「コンボルブルス・クネオルム」(C.cuneorum)、「コンボルブルス・トリカラー」(C.tricolor

別名 「サンシキヒルガオ」(三色昼顔)が有りました。

尚、ヒルガオ科には、南米原産の「エンボルブルス・ピロサス」(Evolvulus pilosus) を

品種改良した「アメリカン ブルー」も有りました、英名が Blue Daze、ブルー ディズ (蒼い幻惑)、濃い青色が見事です。

這性を利用して、壁面などを花で飾るのには、最適です。



下図は、「コンボルブルス・クネオルム」です。

下図は、「コンボルブルス・ピロサス」の改良種の「アメリカンブルー」です。


 次は、清々しい姿の「カンパニュラ・ポシャルスキアナ´アルペン ブルー`」にしました、清々しい感じの青紫色の星形の花が沢山咲きます。

一面に広がりますので、ドックガーデンやハンギングに適しています。

キキョウ科、カンパニュラ属、耐寒性多年草、東ヨーロッパ、バルカン半島原産(「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」)

学名 Campanula posharskyana ´Alpen bulue`、英名 Serbian bellflower 別名 「ホシギキョウ」(星桔梗)

「カンパニュラ ´アルペンブルー`」は、「カンパニュラ・ポシャルスキアナ」の園芸種とのことです。

他に、御馴染のものには、 「カンパニュラ・メディウム」(C.medium)別名 「風鈴草」、「カンパニュラ・グロメラータ」(C.glomerata

別名 「竜胆咲きカンパニュラ」、「カンパニュラ・プンクタータ」(C.punctata)別名 「蛍袋」等々が有ります。



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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

№8

今日現在(6月26日)、短い巻き髭も出てきました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>

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「アザミ」三種

2015-06-24 | 植物 花

最初に「サボテン」の花を載せました、開花の様子と微妙に違う夜と昼の花色を御覧ください、夜咲いて次の日の午後には、萎む短い開花時間です。

「サボテン」は、サボテン科(Cactoideae) に属する植物の総称とのことで、多くの種類が有ります。

此処に挙げた「サボテン」は、球状のエキノアシス属の「サボテン」です。

英名は、Cactus (カクタス)、古代ギリシャ語で、“棘だらけ” の意味とか、亦、「シャボテン」の名前は、渡来した

南蛮人が「ウチワサボテン」の樹液を、石鹸(シャボン)として使用したのが名前の由来と記されていました。

本題では、「アザミ」(薊)二種を挙げてみます、「アカンサス」と「チョウセンアザミ」です。




開花の様子を gif にしました、下の gif 画像をクリックすると、明るいが所での開花の様子も視れます。 

Photo

昼に咲いた花の画像は、gif にしました、下図をクリックして御覧くだい。


<本題>

此の時季の暑い陽差しには、「薊」が似合います、暑さを跳ね返す様な力強い風情が有ります、花の色は、夏空の色に呼応します。

「ハアザミ」(葉薊、アカンサス)と「チョウセンアザミ」(朝鮮薊)、「カルドン」の二種挙げてみました。

最初の「ハアザミ」は、古代ギリシャ、ローマ時代のコリント建築の彫塑、装飾モチーフとして

此の「ハアザミ」の葉がモデルになったとのことです、特に、コリント建築の石柱の飾り模様に

多く採用された由、ギリシャの国花にもなっているとか、そうです、一万円札の図柄にも描かれていました。

紫色の萼と白い色の花弁のコントラストが見事です、長い茎に穂状に着いた筒状花が咲きます。

羽状に深く込みが有る艶やかな葉や、特徴有る花の形や萼に入る紫色の筋(脈)に人気が有るようです。

亦、花後の萼は、其の儘残りますので、長い間愉しむ事ができます。

種々種類が有る中で、此の「ハアザミ」(アカンサス・モリス) が 一番知られています。

キツネノマゴ科、ハアザミ属、耐寒性多年草、南ヨーロッパ原産、学名 Acanthus mollis


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「アカンサス」の葉がモデルになった古代ギリシャの石柱の彫塑、文様 (借用)

Photo

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次は、「チョウセンアザミ」(朝鮮薊) 別名 「アーティチョーク」 (Artichoke))です。

似た植物に、「アーティチョーク」の野生種で、近縁種の「カルドン」 (Cardoon)が有りますが

其の猛々しさに比べれば、多少穏やかな感じがします、総苞片が鋭い棘になるか、棘が無いかの違いからなのですが

また、「カルドン」は、葉が「アザミ」に似て、深い切り込みが入り、野趣タップリなのに対して

「アーティチョーク」の葉は、丸みを帯びて切れ込みも無く、棘も無いので両者の違いが判ります。

若い蕾は、どちらも食用になるとのことですが、食わず嫌いか、「カルドン」の方は、どうも ・ ・ ・ 遠慮したいところです。

キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara scolymus

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下図が同科、同属の「カルドン」Cardoon /Cynara cardunculus です、葉の形、総苞の姿が違っています。

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各画像は、クリックで拡大表示します。


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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№8

今日現在(6月26日)、短い巻き髭も出てきました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>

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夏、白色(3)

2015-06-23 | 植物 花

今回も前回に続き “夏、白色(3)として、「オオシロソケイ」(大白素馨)と「セイロン・ライティア」」の花にしました。


濃い緑色の葉をバックに白色のユニークな形の花が浮き立ちます。

花冠が筒状で、先端が星形に10枚位に裂けます、香りがします。

楕円形の葉には艶が有り、対生します。

「大白素馨」の<素馨>とは、モクセイ科、ジャスミン属の総称の「ジャスニン」を指す由

近縁種には、中国原産の「ハゴロモジャスミン」が有ります。

モクセイ科、ソケイ属、蔓性常緑低木、パプアニューギニア アドミラルティ諸島原産、学名 Jasminum nitidum

英名 Angelwing jasmine、Windmill jasmine 別名 「ジャスミナム・ニティドウム」、「エンジェル ウイング(天使の翼)」

他の画像は、gif にしました、gif をクリックすると大きな画像で視られます。

花期は、終わりですが、仲間には、中国原産のモクセイ科、ソケイ属の「ハゴロモジャスミン」(羽衣素馨)Jasminum polyanthum が有ります。

「セイロンライティア」も似た雰囲気の花を咲かせます、涼しげな夏の花です。

散形化序をだして、白い五弁の花を咲かせます、中心の髭の様な花弁状のものは、副花冠とのこと

キョウチクトウ科、ライティア属、常緑低木(2m位)、学名 Wrightia antidysenterica、英名 snowflake,milkyway とか

スリランカ原産、別名 「ライティア」、「セイロン・ライティア」(Ceylon wrightia)


<各画像は、クリックで拡大します>


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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№8

今日現在(6月16日)、面白い形の葉もより大きくなりました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

高原もすっかり夏の装いです。

<下図をクリックして御覧下さい>

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夏、白色(2)

2015-06-20 | 植物 花

<上図は、拡大します>


「スイレンボク」(睡蓮木)の名前は、「スイレン」(睡蓮)の花に似ている故の命名とか ・ ・ 花弁の数が大分違いますが

前回に引き続き “夏、白色(2)” を挙げます。

「ハンカチノキ」、「ギンバイカ」、「オオシロソケイ」、「マンディビラ・ボリビエンシス」の白い花々です。

他の白い花は、昨年に載せた別のブログを再度載せました、重複する花も有りますが、御覧ください。


「ハンカチノキ」は、二枚の白い大きな苞葉が、多数の雄蕊と一本の雌蕊からなる球状の花(花弁無)を抱えて下垂します。

樹木全体を視ると、洗濯して真白になった何枚ものハンカチを枝に吊るして干している様な姿です。

ジャイアントパンダの発見者、フランス人の神父  Armand David が中国で視付け、世に知らせたとか

パンダにしても、「ハンカチノキ」にしても、ユニークな動、植物です、“中国の奥深さ、生きた化石の故郷” ですか

ミズキ科、ハンカチノキ属、落葉高木、中国原産、学名 Davidia involucrata、英名 Dove tree (鳩の木)、別名 「ダビディア」



真白な “ハンカチ” が徐々に茶色に変色します。


「ギンバイカ」(銀梅花)も「梅」に似た五弁の純白の花を咲かせています、雄蕊が突出して目立ちます。

被針形で、艶の有る肉厚の葉が照り輝きます、花とともに葉をも愉しみます。

ヨーロッパでは、月桂樹の代わりに頭飾りとして、結婚式のブーケとして利用する由

花や葉には、芳香が有るので、ハーブとしても利用するとか

フトモモ科、ギンバイカ属、半耐寒性常緑低木、地中海沿岸原産、学名 Myrtus communis、英名 Common myrtle

別名 「イワイノキ」(祝いの木)、「ギンコウバイ」(銀香梅)、「マートル」、「ミルトス」


花後、秋には、黒紫色の実を着けます、生食できます。


次、「マンデヴィラ・ボリビエンシス」の白い花です、原始系で、園芸種のアモエナ系 (Mandevilla × amoena) より花も小さく

花色が白色なのが特徴です、華やかな園芸種が多い中で、清楚な感じがする花です。

 花冠の先端が五裂して、中心が橙色をしています、艶の有る葉が対生します。

キョウチクトウ科、マンデヴィラ属、ボリビア、エクアドル原産、常緑蔓性低木、学名 Mandevilla boliviensis

英名 White dipladenia 、別名 「ホワイト ディプラデニア」、「サマードレス」



園芸種には「マンデヴィラ・アモエナ ´ローズジャイアント`」(M.× amoena ´Alice du Pont`)

「マンデヴィラ・アモエナ ´ホワイトデライト`」(M. × amoena ´White Delight

「マンデヴィラ・アモエナ ´ルビースター`」 (M.× amoena ´Ruby Star`)等が有りました。

八重の花も ・ ・ ・ “パッフェ” の名前が付いていたかな

下図は、其の園芸種の数々です、「ボリビエンシス」に比べて色鮮やかで華やかな雰囲気です。

<各画像は、クリックで拡大します>

次回に、“天使の羽” の異名が付いた花、真白な「オオシロソケイ」を挙げる予定です。

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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№8

今日現在(6月16日)、面白い形の葉もより大きくなりました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

<下図をクリックして御覧下さい>


夏、白色(1)

2015-06-18 | 植物 花

薄緑色やピンクの “煙” が棚引きます、花後、雌花の花柄が羽の様になる「ケムリノキ」(煙の木)です。

Cotinus coggygria/smoke tree

小さな小さな花です、花からして既に “煙” の様です。

 

“夏、白色” の最初は、「セイヨウバイカウツギノ」(西洋梅花空木) Philadelphus spp. の園芸種「セイヨウウツギ ´ベルエトワール`」です。

集散花序に、中心に薄紫色の斑が入った四弁の白い花を咲かせます。

「セイヨウバイカウツギ」とは少し違った姿の花で、オレンジに似た香りがします。

ユキノシタ(アジサイ)科、バイカウツキ属、耐寒性落葉低木、学名 Philadelphs × lemoinei ´Belle Etoile`英名 Mock orange

フランスで品種改良した由、´Belle Etoile` は、“美しい星” の意味ですから、相応の命名です。

別名 「フィラデルフス」、「ヒニマルバイカウツギ」(日の丸梅花空木)


他の画像は、gif にしました。

下図は、「セイヨウバイカウツギ」です。


「ナツツバキ」(夏椿)の白い五弁の花が夏の到来を告げています。

花弁の透き通るような皺々が、一層涼しさを演出します、葉は、「椿」のような光沢が無く秋には、落葉もします。

麻に咲いて、夕には萎む一日花ですが、少しずつ趣が違った花を次々と愉しめます。

別名が「シャラノキ」(沙羅木)ですが、フタバガキ科の「サラソウジュ」(沙羅双樹)に間違いて命名された由

日本原産の「ナツツバキ」を「沙羅双樹」と間違えたのが始まりで、日本では、温室以外では、生育しないとか

日本では、「沙羅双樹」を滋賀県大津市の水生植物園の温室で視ることができるそうです。

ツバキ科、ナツツバキ科属、耐寒性落葉高木、日本原産、学名 Stewartia preudocamellia 、英名 Japanese stewartia

別名 「シャラノキ」、「サルスベリ」(木皮が剥がれ易くスベスベになるから)

仄暗い庭の片隅で白い花が浮かんできます。

下図は、蕾ですが、「ツバキ」の蕾に似ています。

「沙羅双樹」の花は、下図の様な花とか、滋賀県草津市立の水生植物園で撮った画像を借用しました。


<各画像は、クリックで拡大します>


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今年も「オキナワスズメウリ」(沖縄雀瓜) Bryonopsis lacinioa を育てることにしました、緑の日除けを作ります。

球形の小さな「ウリ」です、独特の縞模様が特徴です。

 

№8

今日現在(6月16日)、面白い形の葉もより大きくなりました。

 

今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。

季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。

休日等には、湖畔での結婚式の様子も視ることができます。

<下図をクリックして御覧下さい>