寒い冬、植物園の温室は、宛ら、暖かい熱帯雨林の様相です。
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早春に咲く「梅」の名前が付いた、「ギョリュウバイ」、「カンコウバイ」の花です。
厳寒を暖かな色合いで、和ましてくれます。
<「ギョリュウバイ」御柳梅>
「ギョリュウバイ」も寒い季節に咲く花です、花が少ない時季に咲くので重宝されます。
葉が、「ギョリュウ」(御柳)の葉に似て、花が、「梅」の花に似ている故の命名とのこと
花は、秋から早春に咲く品種と、3月頃から5月頃迄咲く品種が在ります。
葉は、ブロンズリーフ で、先が尖っていて、堅く肉厚です。
亦、園芸品種が多いのも特徴です、一重や八重咲き、花色も白、赤、ピンクと豊富です。
花後に褐色の球形の視を着けます、中には、細長い種子が、ギッシリ詰まっています。
学名の 「レプトスペルマム」は、ギリシャ語で ”薄い種子” の意味とか、細長い種子を著わしています。
フトモモ科、レプトスペルマム(ギョリュウバイ)属、半耐寒性常緑低木
オーストラリア、ニュージーランド原産、学名 Leptospermum scoparium
英名 Tea tree 、別名「ショウコウバイ」(松紅梅)、「レプトスペルマム
英名の Tea tree は、葉を茶葉として飲用したからとか
一重や八重咲き、花色も赤、ピンク、白色等多彩です。
「梅」の花に見えますか、「梅」を愛した菅原道直を奉った天神様の<梅紋>に似ています。
尚、「御柳梅」の「御柳」ですが、この名前が付いた植物が有ります。
「ギョリュウ」(御柳、タマリックス」の花です、春と秋に咲く小さな小さな花です。
此の「ギョリュウ」(Tamarix chinensis)の仲間の「タマリックス・ラモッシマ」(T.ramossima)にしました。
T.chinensis より清楚な感じが好まれます。
総状花序にピンクの小さな花を咲かせます、樹木が、年を経て枝が垂れ下がる姿が
「柳」に似ているとのことで「御柳」の名前が付いた由
亦、塩分を含む土地でも生育するので、砂漠の緑化にも貢献してるとのことでした。
「タマリックス」(Tamarix) は、ヨーロッパ、アジア、中国、朝鮮半島に分布、多数の品種が有るとのこと
ギョリュウ科、タマリックス属、落葉小高木、英名 Tamrisk、Tamarix、Salt cedar
別名 「タマリックス」、「タマリスク」
早咲き種の「カンコウバイ」(寒紅梅」が見頃になりました、例年より少し早い開花です。
園芸品種だけに、一重の「白梅」の清楚さに比べて、チョット “重い” 感じがしますが、妖艶さでは負けないようです。
「ウメ」(梅)は、バラ科、サクラ属、中国原産、耐寒性落葉高木、別名 「カンコウ」(寒紅)、学名 Prunus mume
此の「寒紅梅)の学名は、 Prunus mume ´Kankou` でした。
<余録>“沖縄の桜” 「カンヒザクラ」(寒緋桜)です、小輪で濃いピンクの花が下向に半開します。
花弁が5枚で、多数の雄蕊、一本の雌蘂が視られます。
正式名が「ヒカンザクラ」(緋寒桜)とのことですが、別種の「ヒガンザクラ」(彼岸桜)と名前が混同し易いので
「カンヒザクラ」(寒緋桜)の名前も併用しているとのことです。
バラ科、サクラ属、中国、台湾原産、落葉小高木、学名 Prunus cerasoides var.campanulata
英名 Taiwan cherry 、別名 「ガンジツザクラ」(元日桜)、「タイワンザクラ」(台湾桜)
<「ギョ
友人から送られて動画を面白いので、再度埋め込みました。
<犬の ”同調心” 、ヨガをする犬>
微笑ましい窓の外の雀の様子を載せてみました。小雀が、親鳥から餌を貰い、食べています。