花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

夏、カラーリーフ シリーズ № 5 「カンナの葉2種

2024-08-30 | 植物 花

今日のカラーリーフは、「カンナ」の葉です、独特な葉色を着ける種類を挙げてみました。

夏らしい情熱的な花の ”暑さ” を葉の ”涼しさ” が和らげます。

原種「カンナ・インデカ」 Canna indica  を基にした園芸種のグループを「カンナ」 Canna cv.  と呼ぶそうです。

赤や黄色の花が咲き競う “夏の花” 「カンナ」が夏を賛歌しています。

良く目に付く「カンナ」の葉は、緑色の葉の種類が、多いのですが、今日は、多彩な色の2種にしました。

「カンナ  'ダーバン’」Canna 'Darban' と「カンナ  'オーストラリア’ 」Canna  'australia'  です。’

「カンナ ’ダーバン’ 」Canna ' Durban' の葉が、美しい縞模様を描きます。

普段、視ることが多い品種、葉が、緑色の「ハナカンナ」が一般的ですが、今回は、大きな葉に縞縞模様が綺麗な種類にしました。

カンア科、ダンドク属、半耐寒性球根、熱帯アメリカ原産(園芸種)、学名   Canna × generalis英名  Canna lilly

下図は、葉の斑入りが愉しめる銅葉系の品種 Canna 'Darban'   です。


<他の画像>

下図は、一層、葉が濃い「カンナ ’オーストラリア」です、黒紫色が、鮮やかです。

<上図は、クリックで拡大します>


夏、カラーリーフ シリーズ № 4 「カラテア ’ドッテイ’」他

2024-08-27 | 植物 花

今日のシリーズには、「カラテア」の葉にしました、種類が、多い「カラテア」ですが

其の中から、葉の色、艶、斑入りの面白さから、「カラテア ’ドッティー’」にしました。

<「カラテア・ドッティー」>

此の「カラテア ドッティー」も異色の「カラテア」です、卵形、波状で暗緑色の葉の真中を通る筋と

縁の内側を彩るピンクの線模様が、アクセントを添えます。

鑑賞時期は、周年ですが、此の夏の季節に掲載しました、暑苦しく感じ無ければと思います。

クズウコン(ショウガ)科、カラテア属、南アメリカ原産、常緑多年草

学名   Calathea roseopictal cv.´Dottie`、英名   Calathea doffie


 

次は、「カラテア・マコヤナ」です、「カラテア」 Calathea   の 代表種で

此の「カラテア・マコヤナ」<五色矢羽根芭蕉 / ゴシキヤバネバショウ> Calathea makoyana  も多く栽育されます。

<「カラテア・マコヤナ」> 他

葉の模様が、素晴らしく、黄緑地に濃い緑の斑点模様、全体に細い筋が入ります。

茎付きの広卵型の葉は、20から30cmと大きなもので、密集します。

興味深い習性は、<睡眠運動>をすることです。

夜に葉を閉じます閉じます、朝に元に戻り、昼に横に広げることです。

夜に葉を閉じますので、淡紫色の葉の裏側が見え、色の変化も愉しめます、”孔雀の羽” の文様です。

クズウコン科、ガラテア属、非耐寒性多年草、熱帯アメリカ原産、学名   Calathea makoyana

尚、<マコヤナ>は、フランスの植物学者の名前に由来するとか



夜間に葉を立ち上げるので、葉の裏側が、見えます、淡い紫色が、表側との違いです。

他に、下図の様な色模様の種類も多く、「カラテア・インシグニス」や「カラテア・メダリオン」等、各々の特徴を愉しみます。

<上の画像もクリックで拡大します>


夏、カラーリーフ シリーズ № 3「ヒポエステス」

2024-08-25 | 植物 花

今日は、 「ヒポエステス」、「レックスベゴニア」のカラーリーフです、葉の文様を愉しみます。

<「ベゴニア・レックス」>

葉を愛でる「ベゴニア」には、沢山の品種が有りますが、此の「ベゴニア・レックス」が最も品種が多いようです。

葉の形や斑の模様、色彩が多様で変化に富んでいます

世界には、200種以上の品種が有るようですが、其の中の一つのインド原産の野生種B.rex)

掛け合わせて作った交雑種群の総称が「ベゴニア・レックス」とのこと

シュウカイドウ科、ベゴニア属、常緑多年草、インド原産(交雑種)、学名   Begonia rex-cultorum Group

英名   Rex begonia、king begonia 、別名 「レックス・ベゴニア」

尚、「ベゴニア」には、他に「ベゴニア・センパフローレンス」(四季咲きベゴニア)

「ベゴニア・メイソニアナ」等が有ります。





花も葉と同様に綺麗で、見応えが有ります。

次は、「ヒポエステス」の斑入り模様の葉です。

アフリカ、オーストラリア、ユーラシアには、40種以上の品種が有るようですが

今回は、其の中の代表種「ヒポエステス・フィロスタキア」を挙げてみました。

別名 「ソバカスソウ」(雀斑草)の名前の通り、葉の表面の様々な斑点模様を愉しみます。

特に園芸種の不規則に入る細かい斑点、網目模様の色、葉の形が様々で、其の多彩さが特徴です。

花茎の先端に、小さなピンク色の舌状花を咲かせますが、葉より花を愉しむ場合は

「ヒポエステス・アリスタータ」H.aristata下図>が適してます。

葉には、斑点が無く花も大きいので人気が有ります、英名で   Ribbon bush  とか、派手な花です。

キツネノマゴ科、ヒポエステス属、マダカスカル原産、半耐寒性多年草

学名   Hypoestes phyllostachya=H.sanginolenta

英名   polka dot plant、freckle face  等、別名 「ソバカスソウ」、「サンギノレンタ」

英名のは、「ミズタマソウ」(水玉草)かな、丸くない水玉ですが



他の画像は、下の動画にしました、綺麗な  " ソバカス " をご鑑賞ください

綺麗な色と形をした花です。.


夏、カラーリーフ シリーズ № 2 「クロホウシ」他

2024-08-22 | 植物 花

今日は、"黒”  の名前が、付いたカラーリーフを2種、挙げてみました、、暑い夏に ”黒”  は、相応しくないですか

「クロホウシ」、「イポメア・バタタス `ブラッキー`」です。

”黒”  は、反面、涼味も感じられます、夏の観葉植物として愛でることにします。

最初は、”黒い花びら” と見紛う葉を着ける「クロホウシ / 黒法師」の葉です。

<「クロホウシ  / 黒法師」>

茎の先端に、へら状の葉がロゼット状に着きます、春に花が終わり、夏の日差しを受けて黒紫色になってきました。

黒光りする葉が、夏の暑さを象徴するかのようですが、緑色の儘の品種も有るようです。

春に咲く花も珍しいものですが、矢張り多肉の葉を愛でます、“黒い法師” とは、ユニークな命名です。

ベンケイソウ科、アエオニウム属、常緑低木、多肉植物、カナリー諸島、北アフリカ原産

学名   Aeonium arboreum ´Zwartkop`、英名    Purple crest aeonium、別名「アエオニウム」

<他の画像は、動画にしました>

春から初夏に懸けて黄色い小さな花が咲きます。

 

次は、ヒルガオ科の「イポメア・バタタス `ブラッキー`」、「サツマイモ」の仲間の黒い葉の品種です。

野菜の「サツマイモ」Ipomoea batatas  の園芸種とのこと、他に、葉の色が、淡い緑色やブロンズ、斑入りと豊富です。

<尚、「イポメア」の詳細に関しては、割愛します>

今日は、葉の色が、紫褐色の「ブラッキー」を載せました、葉が、大きく、ハート型、葉縁に

大きな切込みが、入りますので、観葉植物としても重宝します、暑さに強いのも特徴です。

ヒルガオ科、サツマイモ属、非耐寒性蔓性、学名   Ipomoea  batatas `Blackie` 




花は、「アサガオ」の花に似ています。

他に、葉の色が、違う  ”パープル”  ”ライトグリーン”  ”ブロンズ”  ”トリカラー”  等が有って、多彩ですが

矢張り、葉は、緑色が一番、花を引き立てますか


夏、カラーリーフ シリーズ ー№ 1 「コリウス」と「カラジューム」

2024-08-19 | 植物 花

今日は、"花より団子”  ならず、"花より葉っぱ”  です、色彩豊かな葉の文様を御覧下さい

夏は、カラーリーフも愛でます、花とは、違った楽しみ方です。

花と違って、鑑賞期が,長い(周年等)ので、ユッタリした気持ちで愉しみます。

「カラーリーフ」の1回目は、「コリウス」と「カラジューム」です。

順次、下図の様なカラーリーフを挙げていきます。

<「コリウス」>

「コリウス」も葉を愛でますが、花は、白地に淡いブルーの斑が入った可憐な花です。

シソ科ですので「シソ」(紫蘇)の花に似ています、多彩な斑入りの葉の彩りや、葉の形を愉しみます。

「コリウス」とは、シソ科、コリウス属の総称とか、園芸種が多く栽育されています。

「コリウス」の語源は、ラテン語  Koleos  の  ”鞘”  の意味とか、花序が、刀の鞘に似ているからとか

花の着き方が、鞘に囲まれている様子を著わしているからとかの説明が、有りますが

確認出来ない姿なので、下段に画像を添付しますので、各自でご判断を

シソ科、コリウス属、非耐寒性多年草(一年草)、東南アジア原産、 学名    Solenostemon scutelliarioides

英名   ColeusPainted nettle  、別名 「ニシキジソ」(錦紫蘇)、「キンランジソ」(金襴紫蘇)

実生でも、挿し芽でも容易に育成できます。



他の画像も載せました、葉の斑の多彩な模様と色合いを御覧下さい。

「コリウス」の名前の由来の花の姿です、上で載せた由来の根拠を各自で見付けて頂く様にお願いです

 

次は、色彩、斑模様を愉しむ、御馴染みの「カラジューム」です。

<「カラジューム」>

もっとも、カラジューム属には、多くの品種が有りますのでクールな感じよりも情熱的な色彩のものも有ります。

独特な形の葉には、白や赤色の斑模様が入りカラフルな観葉植物です。

葉の模様の形や色の多彩の妙を愉しみます、其の為、命名も多数、充分、愉しめます。

サトイモ科、カラジューム属、球根植物、学名  Caladium熱帯アメリカ原産

英名  Elephant`s ear、別名「ニシキイモ」(錦芋)



他の画像は、動画にしました

英名は、 "象の耳” 、似てるかな  <下図は、借用画像