”早春のクレマチス” 「クレマチス・アルマンディー」の花期も終りました。
アルマンディー系の原種「クレマチス」の一種です。
白い色の4弁~6弁花を咲かせ、芳香が有ります。
キンポウゲ科、センニンソウ属、常緑蔓性多年草、中国、ベトナム原産、学名 Clematis armandii
”春咲きの「クレマチス」”「クレマチス・モンタナ」は、咲き続けます。
<「クレマチス・モンタナ」>
白や淡いピンク色の4弁の花で、花径が、約4cm位、花弁の先端が丸くて可憐 な花です。
花心が、黄色でバニラの様な香りがします。
旧枝咲き(2年目の枝から伸びた枝に花を咲かせる)で春のみ花を咲かせる一季咲きで、モンタナ系に入ります。
キンポウゲ科、クレマチス属、耐寒性多年草、蔓性、中国、ヒマラヤ、パキスタンに自生
学名 Clematis montana
次のキンポウゲ科の花は、、「ラークスパー」です。
<「ラークスパー」>
「ラークスパー」は、別名「チドリソウ」(千鳥草)、「デルフィニウム」
別名「ヒエンソウ」(飛燕草)の一種で、よく似ていています。
総状花序に、青、藤色、紫、ピンク、赤、白色の花を咲かせます。
葉は、細かく細く裂けて大きな葉を着ける「デルフィニウム」との違いが分かります。
花茎の上に円錐花序をを作り、大きな5枚の苞と2枚の花弁が、開きます。
苞の裏に長い筒を伸ばすので、鳥の蹴爪に似ているのです。
「ヒエンソウ」が、燕が、飛んでいる様子からの命名「飛燕草」ですが
千鳥/雲雀の姿に似ているので、「ラークスパー」の名前が付いた由
因みに、Lark=雲雀、Spar=蹴爪を意味します。
キンポウゲ科、コンソリダ属、耐寒性一年草(「デルフィニウム」は、耐寒性多年草)
ヨーロッパ、西アジア原産、学名 Consolida ambigua=C.ajacis、英名 Larkspar 、別名「コンソリダ」
最後のキンポウゲ科の花は、「ニゲラ」(クロタネソウ/黒種草)です。
<「ニゲラ」>
細い糸状の葉が、繊細な感じです、茎の先端に一輪花を咲かせます。
花弁に見えるのは、萼片で、白、青、ピンク色等の色が有ります、花弁は、退化しています。
「ニゲラ」の仲間は、南ヨーロッパ、西アジアに10種以上分布しているようですが
一般には、「ニゲラ・ダマスケナ」が一番多く普及しているようです。
キンポゲ科、ニゲラ(クロタネソウ)属、耐寒性一年草、学名 Nigella damascena
英名 は、面白いもので、Love in a mist ”霧の中の恋人” 糸状の葉に包まれた花を著したとか
他には、Devil in a bush ”茂みの中の悪魔” 果実の頭に角の様な突起を著したとのこと
別名「クロタネソウ」(黒種草)果実の色から採ったようです。
花弁の光芒が、宝石、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドの輝きです。
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