夏に「キク」は、場違いの様な気がしますが、秋に咲く花の風情とは、一味違った力強い姿の花々です。
秋の「菊」に先駆けて咲くキク科の花「アーティチョーク」と「カルドン」です。
最初は、「チョウセンアザミ」の異名を持つ「アーティチョーク」です。
<「アーティチョーク」>
次に載せる同じキク科の「カルドン」に似た花を咲かせますが、重り合った萼には棘が無く、先端が、滑らかです。
野生の「カルドン」の改良種とのこと、蕾、茎を食用にすることで知られています。
特に、ヨーロッパでは、食材として多く利用されているようです。
キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara scolymus
英名 Artichoke、Globe artichoke、別名「チョウセンアザミ」(朝鮮薊)
「アーティクオーク」の蕾、葉は、次の「カルドン」の蕾、葉に比べれば滑らかな表面です。
<「カルドン」>
青紫色の「アザミ」に似た花を咲かせます、萼に鋭い棘が有ります。
野菜として、古代ギリシャ、古代ローマ時代から栽培していたとか、今でも、イタリア、スペインでは
種々の料理の材料としている由、「アーティチョーク」の野生種とのことですので頷けます。
「アーティチョーク」の様に、蕾や茎を食べるのは、同じだとか
一見、刺々しいので、「アーティチョーク」の様に食べられるのかと思うのですが
認識不足でした、料理法が多数載っていました。
キク科、チョウセンアザミ属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名 Cynara cardunculus 、英名 Cardoon
葉も花と同様、刺々しい姿です。
<過去の記事の再掲載です>
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