今日の樹木花は、「パンドレア」と「ピンクノウゼンカズラ」の花にしました。
ピンク色で大振りの花は、梅雨の時期にも、一層の輝きを増します、明るい気分になります。
<「パンドレア・ヤスミノイデス」>
別名に「ソケイノウゼン」(素馨凌霄花)の名前も付いています。
「パンドレア」の名前で呼ばれることが多いようです。
花の形は、漏斗状、花色は、白、淡いピンク等、葉は、披針形の小葉は、奇数羽状複葉で、艶が有ります。
花冠は、浅く5裂しています、花色は、白色や淡いピンク、花の喉部は、濃い紫桃色です。
白色の花の基部は、淡い黄色です。
葉の形が、「ナンテン」(南天)の葉に似ていて、香りがする「素繋」に似ているので
他の別名に「ナンテンソケイ」(南天素馨)の名前も付いています。
ノウゼンカズラ科、パンドレア(ソケイノウゼン)属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産
学名 Pandorea jasminoides=Bignonia jasminoides ,英名 Pandorea 、Bower vine、Bower plant
「パンドレア」が、咲いています、「パンドレア・ヤスミノイデス」の花です。
白色の花の基部は、淡い黄色、紫色
<「ピンクノウゼンカズラ」(ポドラネア)>
「ノウゼンカズラ」(凌霄花)といえば、中国原産のオレンジ色を花を思い浮かびますが
此の花は、名前の通りピンク色で、赤紫色の筋が、縦に入ります。
属も違って、「ノウゼンカズラ」が、<ノウゼンカズラ科>、<ノウゼンカズラ属>に対して
「ピンクノウゼンカズラ」は、<ノウゼンカズラ科>、<ポドラネア>属です。
円錐花序をつくり多数の釣鐘型の花を着けます、花冠は5裂して、前回載せた「パンドレア」に似ています。
葉は、羽状複葉で、小葉は、10枚位、”夏の花” に相応しい涼しげな花です。
常緑蔓性低木、南アフリカ原産、学名 Podranea ricasoliana、英名 Pink trumpet、Zimbabwe creeper
別名 「ポドラネア」
他の画像は、動画にしました、「ノウゼンカズラ」には無い花弁のピンクの筋模様を御覧下さい