先般は、ハナシノブ科の花「フロックス」を挙げてきましたが、今日は、同科の「ギリア」の花2種を挙げてみます。
「ギリア・レプタンサ」と「ギリア・トリコロル」です。
<「ギリア・レプタンサ」>
花茎を伸ばし、先端に漏斗状の小花を集めた球状の花序を作ります。
花冠より突出た雄蘂が、長く伸び、花弁が、ダイヤモンドのカットの様に輝きます。
「アルメリア・マリティマ/花簪」 Armeria maritima の花球を大きくした様な花です。
仲間には、似た花の「ギリア・カピタータ」 Gilia capitata が、有りますが
殆ど、区別が着き難く、強いて言えば「カピタータ」は、 花序が少し小さく
清楚な感じがするところでしょうか
北アメリカには、約30種位の「ギリア」が自生してるとか
ハナシノブ科、ギリア属、耐寒性一年草、北アメリカ原産
英名 Gilia reptantha、英名 Bluehead gilia、別名 「タマザキヒメハナシノブ」(玉咲き姫花忍)
尚、「ギリア」は、スペインの植物学者の名前とか
ダイヤモンドの煌めきが
下図は、似た花の「ギリア・カピタータ」です、清楚な雰囲気です、花も小さく、草丈が低い違いが
「ギリア」には、他に「ギリア・トリコロル」が、有ります、華やかな感じの花です。
上に載せて「ギリア・レプタンサ」とは印象が、違う花です。
<「ギリア・トリコロル」>
花茎(60cm位)の先端に、径2cm位の一重の花を数個咲かせます。
花弁の中心に黒い斑が入るので、”黒い目” の様です、英名の Bird's eyes の謂われです。
上載の「ギリア・レプタンサ」とは、違った形の花です、芳香が有ります。
耐寒性一年草、北アメリカ原産、学名 Gilia tricolor、英名 Bird's eyes
別名「ヒメハナシノブ」(姫花忍)、「バーズアイ」
最初に載せた「ギリア・レプタンサ」は、ダイヤモンドの輝きでしたが、「ギリア・トリコロル」の雄蘂の
先端は、翡翠の輝きです、ブルーの球が踊ります。
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蝶に生る迄
№ 4
青虫の斑模様が消えて、薄黄色の蛹の形に生ってきました。
<クリックで拡大すると良く解ります>