今日は、開花期の終りを迎える秋咲き「アマリリス」の一種「シロスジアマリリス」を載せてみます。
花弁に白とピンクの筋が、交互に入り、綺麗な模様を著わします。
花が少くない時期の救世主です、学名の由来も、ギリシャ語で ”線状の網目” の意味とか
<「シロスジアマリリス」>
「アマリリス」(「ヒッペアストルム、 Hippeastrum )の花が、終わると、秋咲き種の
「シロスジアマリリス」(白筋)も咲き始めます。
花弁に、淡いピンク色と白色の縦縞の斑が入り、中央には、幅広の白い帯状の斑も入ります。
更に、細長く濃緑色の葉の中央にも、白い縦縞の斑が入ります。
同じ様な白い筋なので、名前の ”白筋” は、葉か花からか採ったのか分かりませんが
ヒガンバナ科、ヒッペアストルム属、常緑多年草、ブラジル原産
学名 Hippeastrum reticulatum var.striatifolium、英名 Barbados lily</span/>>
因みに、下図は、お馴染みの春から初夏に懸けて咲く「アマリリス」<「ヒッペアストルム」Hippeastrum です。
次に、同じ様に開花期の終りを迎えるヒガンバナ科の「ネリネ」も載せました。
「ネイネ / ダイヤモンドリリー」の花です。
<「ネリネ」>
南アフリカ原産の原種から改良した園芸種が数多く、花の色も白、黄、ピンク、紅色、濃赤色と豊富です。
散形花序に10から20個の花を咲かせ、花びらの形が違う種類も有ります。
原産地には、300種位の品種が有るとのこと、交配種も多いようです。
花期も長く、今月頃から12月後半頃迄愉しめます。
「ダイヤモンドリリー」の名前の由来は、陽に当たるとダイヤモンドの様にキラキラ光るからとか
似た花に、「ヒガンバナ」、「ショウキラン」、「キツネノカミソリ」等の
「リコリス」 Lycoris spp. が有りますが、「ネリネ」とは、違った種類です。
亦、花と葉を同時に着けるのも、他のヒガンバナ科と違うところです。
但、「リコリス」も「ネリネ」も葉の出し方で区別が付き難く、花被片<萼と花弁の様子>で
区別するのが、容易です、「ネリネ」は、花被片の下が、接続せず、筒状にならないが
「リコリス」は、花被片の下が、接していて根元が、筒状になります。
ヒガンバナ科、ネリネ属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名 Nerine Hybrids
英名 Nerine (ネリネ)、Diamond lily (ダイヤモンドリリー)
別名「ヒメヒガンバナ」(姫彼岸花)