花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

動物の名前が付いた。

2019-11-25 | 植物 花

<猩々>

最初の “赤” は「ショウジョウソウ」(猩々草)の “花” です、実際は、葉なのですが 

此の時期に出回る「ポインセチア」(猩々木)に似て、苞葉の朱紅色と、緑色の葉の調和が素晴らしいものです。

「ハツユキソウ」(初雪草)も仲間になります。

名前の由来は、この朱紅色の葉の色が、赤い顔の猿に似た空想上の獣(猩々)に喩えたからとか

杯状花序に、花弁が無い黄色い小さな花を咲かせますが、見栄えは、イマイチです。

トウダイグサ科、ユーホルビア属、一年草、中南米、ブラジル原産、別名「クサショウジョウ」(草猩々)

学名 Euphorbia heterophylla 、英名 paint leaf , mole plant ,annual poinsettia 等々

学名の heterophylla は、“異種の葉を着ける” 意味とか、確かに、丸型、楕円形、バイオリインの様な

面白い形の葉を着けています、英名の paint leaf  も納得できます。

尚、「ポインセチア」の学名は、Euphorbia pulcherrima、「ハツユキソウ」は、Euphorbia marginata

同名の Euphorbia の名前が付いています。

<ねずみ(鼠)>

ネズミの名前の花は、「クフェア・プルプレア ’タイニーマイス’」です。 

<「クフェア・プルプレア `タイニーマイス`」>

「クフェア」(Cuphea spp.) の代表的な園芸品種です。

総状花序に筒状花を着けます、先端に大きな花弁の様な萼が目立ちます。

多くの種類が有るクフェア属間の交雑種とのこと、花色が、濃い紫色や白色の混在で

恰も、濃い紫色が鼠の顔、萼が耳、白色が鼠の歯に見立て

”小さな鼠” 「クフェア・プルプレア `タイニーマイス」Cuphea purupurea `Tiny Mice`

の学名が付いています、鼠の耳は、此の萼のように大きくないですが、ミッキーマウスの耳には似ています。

顔全体は、鼠より寧ろコウモリの顔に似ていると思います。

ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、非耐寒性常緑低木、メキシコ、グァテマラ原産 


 

他に似た花には、同科、同属の「クフェア・イグネア」が、有ります。

花の姿が、”火が点いたタバコ” の様に見えるので、「タナコソウ」(煙草草)の名前も付いています。

花の姿が、”火が点いたタバコ” の様に見えるので、「タナコソウ」(煙草草)の名前も付いています。

毛を生やした枝が、多数分枝します、花は、葉と葉の間に着いて咲きます。

花の筒状ものは、紅色が鮮やかな萼で、先端に濃い紫の輪と其の先端に白い輪が着きます。

ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、半耐寒性常緑低木、メキシコ、グアテマラ原産

学名 Cuphea ignea 、英名 Cigar flower、Cigar plant、別名「タバコソウ」(煙草草)

尚、別名に「ベニチョウジ」(紅丁字)の名前を付けていますが

「ケストルム・エレガンス」Cestrum elegans も「紅丁字」の名前なので此処では省きます。

現地では、200種以上の品種が有るとのこと、日本で見られる主なものは

「クフェア・ヒソップフォリア」(C.hyssopifolia)、「クフェア・ミクロペタラ」(C.micropetala)

<たぬき(狸)>

次は、タヌキの「タヌキマメ」の花です。

 直立した茎の先端の総状花序に、下から順に青紫色で蝶型の花を咲かせます、葉は、細長く笹の葉に似ています。

午後から咲き始めて、夕方には萎む一日花です。

花後の萼片が肥大して、果実を包み込みます、此の萼の表面に生える茶色の毛が<狸>の体毛に似ているので

「狸豆」の名前が付いた由、亦、花の開いた様子が、<狸>の顔に似ているからとの説もありました。

マメダヌキ(豆狸)とは、間違わないように、マメダヌキは、旧家の納戸にと言われる妖怪ですから

亦、蕾が狸の陰囊に似てるからとの説も

 マメ科、タヌキマメ属、一年草(多年草)、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Crotalania sessiliflora、英名 Rattle box

Rattle box には、おもちゃの<がらがら>の意味が、果実が弾ける前に、振ると種子が、からから と音が立てるからとか




 

下図は、中央、縦に溝が入った面白い形の種子です。

 亀吉

名前の「狸豆」の由来の<狸の顔、狸の体毛>も納得しますが、萼の姿は、<狸の陰・>とも

 


秋、トウダイグサ科の花2題

2019-11-20 | 植物 花

”秋に色着く” は、「イイギリ」(飯桐)の赤く色着いた実です。

葉をすっかり落として、真赤な実が「葡萄」の房の様に下垂します、「ナンテン」(南天)の実にも似ています。

「飯桐」の名前の由来は、昔、此の「桐」の葉に似た葉に飯を盛って食べたからとか

ヤナギ科、イイギリ属、落葉高木、日本、」東南アジアに分布

学名 Idesia polycarpa、別名「ナンテンギリ(南天桐)」

今日の本題は、<秋、トウダイグサ科>と題して「トウゴマ」(唐胡麻)の花と実、「アカリファ ’キャッツテール’」

「ベニヒモノキ」(紅紐木)の花を挙げてみました。

鮮やかな紅色が秋の陽を受けて発散します。

秋、トウダウグサ科の植物は、皆、色鮮やかです。

最初は、「アカリファ ・レプタンス(ヒスパニオラエ)」、別名「キャッツテール」です、赤い “ 猫の しっぽ ” が秋の陽に輝きます。

小さな花が、集まって穂状の花を咲かせます、雄蕊が目立ちますが、花弁が無いのも特徴です。

イネ科の「アキノエノコログサ」(猫じゃらし)に似ていて、どちらも、猫に纏わる花の姿です。

尚、「エノコログサ」の名前は、「犬っころ草」から「狗(犬)尾草」の漢字名も付いてます。

<犬の尾っぽ>にも似ているからですが、「ノコログサ」ではないのが不思議です。

宮沢賢治の詩には、“いのころ草” と詠われていろのですが ・ ・ ・ 仔細は、分からないのです。

英名は、Fox tail grass でした ・ ・ ・ 矢張り、<猫のしっぽ>が妥当かな

トウダイグサ科、アカリファ属、非耐寒性這性多年草、西インド諸島原産、学名 Acalypha reptans=A.hispaniolae

英名 Acalypha 、Cat tail 、Summer love 、別名 「アカリファ」、「アカリファ ´キャットテール`」、「キャットテール」



次は、上載の「エノコログサ」に似た「ベニヒモノキ」(紅紐の木)を載せてみました。

<「ベニヒモノキ」>

「エノコログサ」が、多年草なのに対して、常緑低木の違いが有りますが、似た様な花穂の花です。

「ベニヒモノキ」の方が、「エノコログサ」より長い花穂が下垂します。

花弁が無いのも両者似ています、花期としては、露地では、夏から秋に懸けて開花しますが

温室などでは、冬でも視ることができます、今が盛りのヒユ科の「ヒモケイトウ」にも似ています。

 トウダイグサ科、エノキグサ(アカリファ)属、非耐寒性常緑低木、マレー半島、ニューギニア、インドネシア原産

学名 Acalypha hispida、別名「アカリファ」、英名 Chenille plant、Pussy tail、Foxtail

英名の Chenille とは、毛足が長い艶の有る糸を指す由、Pussy tail (子猫ちゃんのシッポ)には、太すぎますが

Foxtail が妥当かな、学名のhispida は、毛が生えている意味とか、毛深いことは、間違いないのです。

<「トウゴマ」(唐胡麻)>

 蓖麻子油(ヒマシユ)の原料の「唐胡麻」ですが、秋には、葉茎が赤く染まり、黄緑色の花を咲かせます。

雌雄同株で、花序の上部には、雌花、株には、雄花を咲かせ、同時に赤い実も着きます。

掌形の葉は、艶やかで観葉植物としても愛でることができます。

エジプト、インドでは、古代から栽培していたそうです。

種子からは、<ひまし油>が造られる由

トウダイグサ科、トウゴマ属、非耐寒性j常緑低木、東アフリカ原産

学名 Ricinus communis、英名 Castor beans、Castor oil plant、別名「ヒマ」(蓖麻)




下図は、夏の頃に咲く黄色い葯を多数着けた尾花(上)と奇妙な形の花被の雌花(下)です。

下図は、熟した果実(=左図)と種子

 

 

 熟した果実は、ダニによく似ていますが

種子も似てないですか

 この様なダニもいるような気がします。

 

 

 

英名 Rricinus は、ラテン語で<ダニ>を意味するとか、種子の模様、色形が、ソックリです。

亀吉

<各画像は、クリックで拡大表示します>

<最後に過去の記事を再掲載します、宜しかったら御覧下さい>

 
キク科の追加
大きな、大きな柑橘が、初冬の陽に輝きます。 「オニユズ」(鬼柚子)=左図、「チキュウカン」(地球柑)=中央、「スウィーティー/オロブランコ」=右図尚、「スウィテ......
 

秋の夕陽色(2)

2019-11-16 | 植物 花

秋に色着く № 11

「チェッカーベリー」の実が赤く色着いています、紅葉する葉と、赤味を増す実を楽しみます。

此の時季には、「センリョウ」、「マンリョウ」、「ヤブコウジ」等の同じ様な実が色着きます。

「チェッカーベリー」は、這性なので、寄せ植えなどに適しています。

夏に、「アセビ」の花に似た釣鐘型の白い花を咲かせます。

ツツジ科、コーデリア(シラタマノキ)属、耐寒性、這性、常緑小低木、北アメリカ原産

学名 Caultheria procumbens 、英名 Checkerberry 、別名 「ヒメコウジ」(姫柑子)

「オオミコウジ」(大実柑子)とか、“berry” の名前が付いているので、食べられるか思って

調べてみると、“食べられるが美味しくない、毒を含んでいる” らしいので食べない方が無難のようです。

ツツジ科の証拠は、確かに、「ツツジ」(躑躅)の葉にソックリです。

今日の ”秋の夕陽色” は、「ミナ・ロバータ」と「レオノチス」の花の色です。

<「ミナ・ロバータ」>

昼の時間が、短くなる此の季節に咲き出す、短日植物です。

総状花序に壷形の花を並んで咲かせ、花の色の赤、橙、黄、白色のグラデーションを愛でます。

花色が、赤、オレンジ、黄、白と変化する様子も愉しいものです。

同じヒルガオ科の「サツマイモ」や「アサガオ」の葉に似たハート型の葉が互生しまが

花の印象は、全く違っていて、喇叭状の形ではないのです。

ヒルガオ科、サツマイモ(イポメア)属、蔓性多年草(一年草)、メキシコ原産、中央アメリカ

学名 Ipomoea lobata=Mina lobata、英名 Spanish flag "スペイン国旗”

別名「キンギョアサガオ」(金魚朝顔)、「イポメア・ロバータ」

Vigorous climber  ”元気なクライマー” 蔓が、絡まりながら伸びて花径が空に聳える様子からとか


次の ”秋の夕陽色” は、「レオノチス」の花の色です。

<「レオノチス」>

茎の回りを取り巻くように2段から3段、花序が輪生して、長い毛が密生した筒状のオレンジ色の花が咲きます。

花冠は、二唇形で、上唇が、一枚、下唇は、三裂します。 

花序径は、10cm 位になり、草丈2m にもなって壮観です。

花後に円筒状の萼が、花が咲いた様に、段々の状態で残りますので、面白い形です。

萼の先端が、10裂して、裂開した片が、尖りますので、”河童の頭の皿” になります。

花の色は、オレンジ色が主で、白色やアプリコット色も

シソ科、レオノチス属、半耐寒性半常緑低木(下部が木化)、南アフリカ原産、学名 Leonotis leonurus

英名 Lion's ear、Wild dagga 、別名「カエンキセワタ」(火焰被綿)、「ライオンズイヤー」

学名の Leonotis は、ギリシャ語で ”ライオンの耳” を意味するそうですが

英名の Lion's tail "ライオンの尾” の方が的を射ていますか


次は、例に依って過去の記事の再掲載です。

”キク科の花(3)” と題したものでした。

 
キク科の花(3)
残りの ”秋、キク科の花(3) ” を追加します。「クジャクアスター」、「ディソディア」、「ムラサキルーシャン」です。<「クジャクアスター」>「アスター」(Call......
 

秋の夕陽色

2019-11-14 | 植物 花

秋に色着く №9

「イチゴノキ」(苺の木)の実が赤く色着いてきました。

此の時季には、花と果実を同時に視ることができます、理由は、開花期が、此の季節なのと

果実になるのが一年先なので、今年咲いた花と、去年咲いた花が実になったものが同居してるわけです。

名前の「イチゴノキ」(苺の木)は、果実が、「苺」の実に似ている故の命名とか

花は、同じツツジ科の「ドウダンツツジ」の花に似た釣鐘型の花を下垂した花茎に咲かせます。

花の色は、白、ピンクが有ります、葉は、肉厚で長楕円形、縁には鋸歯です。

果実は、淡い緑色からオレンジ、晩秋には、赤色と変化します、「ヤマモモ」(山桃)の果実と似ています。

食用になりますが、酸味が強いの「ヤマモモ」の様に甘くはないので、ジャム等に加工することが多いようです。

学名の unedo は、”一度食べる” の意味で、"二度と食べたくない” となるので、味は、不味いのです。

試しに食べてみると、確かにスカスカしていて「苺」の味とは、比較にも

ツツジ科、アルブッス属、常緑低木、地中海沿岸、ヨーロッパ、アイルランド、小アジア原産

学名 Arbutus unedo、英名 Strawberry tree、別名「ストロベリーツリー」、「アップル ウネド」

 

花と果実を同時に視ることができます。

下図は、「イチゴノキ」の果実に似た実を着けるヤマモモ科の「ヤマモモ」です。

似ていますが、果実を着ける季節が違う点と、果実の表面が、「ヤマモモ」の方が、艶が有ります。

 

”秋の夕陽色” と題して「マネッチア」、「レオノチス」の花を挙げます。

<「マネッティア」(「マネッチア」)>

花期が長く、初夏の頃から露地で咲き続けた「マネッチア」も今月で咲き終わります。

冬でも、室内で管理すると、濃いグリーンの葉とオレンジ色の花を愉しむことができます。

勿論、植物園の温室などでは、周年視ることができます。

赤い筒状花で、花冠が黄色で4裂、赤と黄色のツートンカラーが美しい花です。

炎が、燃え盛る様な鮮やかな赤と黄色が、印象的です、葉は、卵形で無毛、光沢が有ります。

肉厚の花の表面には、粗い毛が生えていて、別名「アラゲカエンソウ」(荒毛火焔草)の名前の由来です。

空が澄み切った初冬の夕陽の様に鮮やかです。

アカネ科、マネッチア(カエンソウ)属、非耐寒性蔓性多年草、パラグァイ、ウルグァイ、ブラジル原産

英名 Manettia luteorubra、英名 Firecracker vine、Brazilian firecracker、Cigerflower

Candy corn vine、別名「アラゲカエンソウ」(粗毛火焔草)

次は、「アスクレピアス」(トウワタ)です。

「アスクレピアス」>

「アスクレピアス」の仲間は、絹糸のような長い毛が、種子に着くので「トウワタ」属と呼ばれています。

北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、アシアに多くの品種が分布しているとか

日本で主に栽育してるのは、「アスクレピアス・クラサヴィカ」Asclepias curassivica

「アスクレピアス・ツベロサ」A.tuberosa とか

赤、橙色のツートンカラーが鮮やかな「クラサヴィカ」は、耐寒性が無いので

今月が、開花の限度で越冬が不可能です。

他方、「ツベロサ」は、耐寒性が有るので、越冬が可能です。

キョウチクトウ(ガガイモ) 科、トウワタ属、耐寒性多年草(非耐寒性一年草)

英名 Bloodflower、別名「トウワタ」、「ヤナギトウワタ」、「シュッコンパンヤ」等々


”秋のルビー” 追加

2019-11-09 | 植物 花

秋に色着く № 8

「ザクロ」が、熟しています、ピンク色が眩く輝きます。

グレナデシロップの原料の「石榴、柘榴」が、撓わに稔っています。

鑑賞用にも、食料にもなると重宝されます。

ミソハギ科、ザクロ属、落葉小高木、地中海沿岸原産、学名 Punica granatum、英名 Pomegranata

”秋のルビー(追加)” には、「トベラ」(海桐花)、「ピラカンサ」

「コトネアスター」の赤く熟した実を挙げてみました。。

<「トベラ」の実>

「トベラ」(扉)の実も熟すと裂開して、赤い粘液が付着した種子が顔を出します。

雌雄異株で、初夏に五弁の白い花を咲かせます、芳香が有ります。

葉も光沢が有って、肉厚なのは、「マサキ」の葉に似ています。

名前の由来は、昔、魔除けの為に扉に飾ったので、“扉の木” と称したのが「トベラ」になった由

トベラ科、トベラ属、常緑低木、日本、朝鮮半島、中国原産、学名 Pittosporum tobira

英名 Japanese chesewood、別名 「トビラノキ」、「トビラギ」

次は、「ピラカンサ」と「コトネアスター」の赤い実です。

<「ピラカンサ」の実>

「ピラカンサ」Pyracantha Hybrids とは、バラ科、トキワサンザシ属の総称とのことで

ヨーロッパ南部からアジア南西部原産の 「トキワサンザシ」(常磐山査子)Pyracantha coccinea

黄色で、中国南部原産の「タチバナモドキ」(橘擬)P.angustifolia 等が含まれるとのこと

5~6月に懸けて、白い小さな花を咲かせます。

赤い色は、小鳥達の格好の目印、種子を遠くに運びます、枝には、鋭い棘が在るので、注意

耐寒常緑高木、ヨーロッパ、中国原産

下図は、「ピラカンサン」Pyracantha Hybrids の花

<「コトネアスター」の実>

「コトネアスター」は、バラ科、コトネアスター属の 総称とのことで、多くの品種が有ります。

一般に、「ベニシタン」(Cotoneaster horizontalis)を「コトネアスター」と呼ぶ場合が多いようです。

枝が、下垂するもの、立ち上がるもの、匍匐性のもの、常緑、落葉のものと多種に渡ります。

「コトネアスター サリシフォルム ´オータム ファイヤー`」(C.salicifolium cv.´Autum Fire`)を挙げてみました。

次に挙げる「ピラカンサ」の実に似ていますが、「ピラカンサ」には、在る 枝の棘や葉の鋸歯が無い違いが有ります。

バラ科、サンザシ(シャリントウ)属、中国、インド、チベット原産

学名 Cotoneaster Hybrids 、英名 Rockspray cotoneaster

匍匐性のものを “建築家の友人” と呼ぶとか、また、学名の cotone は、 「マルメロ」の古いラテン語で

aster は、-に似る意味とか、実の形が、「マルメロ」の実と花に似たところが有ります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「スズメウリ」(*)を育てる № 14

赤く熟した実に混じって、未だ緑色の実も混在してますが、収穫しました。

蔓や茎、葉を使ってリースを作る為だったのですが ・ ・ ・ 

葉は、落葉して無くなり、茎や蔦は、絡まり着いて、長い儘での採集は無理で

短く切ってしまい、下図の様な姿になりました、残念!!

白い縞模様は、クッキリとしてますので、良しとしました。

(*)尚、果実に縞模様が着く「スズメウリ」は、正式名は「オキナワスズメウリ」です。

 <各画像は、クリックで拡大表示

最後に過去の記事の再掲載です、>続きを読む から入って下さい。

 
キク科の花(1)
上図=キク科の「ジニア・リネアリス」、別名「ホソバヒャクニチソウ」(細葉百日草)今日は、今が盛りのキク科の花々を載せてみました。最初は、今月一杯愉しめる「ジニア・リ......