「モミジバアサガオ」(紅葉葉朝顔)が 咲いています。
花が「朝顔」の花に似て、葉が「モミジ」の葉の様な形なので、此の名前が付いた由
「アサガオ」や「ヒルガオ」の仲間です。
葉が「モミジ」の様に掌状ですが、深裂してなくて、小葉なので、「モミジ」の葉とは似ていませんが ・ ・ ・
英名に< Ivy leaved> の名前が付いて、此方の方が適当かと思われます。
葉が密に茂り、沢山の花を咲かせるので、夏の日除けには最適です。
ヒルガオ科、イポメア(サツマイモ)属、蔓性常緑多年草、北アフリカ原産、学名 Ipomoea cairica
英名 Ivy leaved morning glory、Cairo morning glory
別名 「タイワンアサガオ」、「モミジバヒルガオ」、「モミジヒルガオ」
最後の「モミジヒルガオ」が、標準名とのことですが、「ヒルガオ」より「アサガオ」の方に馴染を覚えます。
ヒガンバナ科の最初は、「ベラドンナリリー」(ホンアマリリス)にしました。
春の「アマリリス」(「ヒッペアストロム」)は、ヒッペアストラス属に移行した所為で、本来のアマリリス属に残った
此の「ベラドンナリリー」を“本当(元来の)の「アマリリス」” の意味で「ホンアマリリス」とも呼んでいます。
旧アマリリス属に入っていたので、「アマリリス」と呼んでいますが
「ヒッペアストロム」(Hippeastrum Hybrids)が、正確な名前になりますか
「ホンアマリリス」は、花茎に芳香の有る花を房状に多10輪位咲かせます。
花色は、ピンク意外に、白色、紅色の花色が有ります。
開花時は、葉を着けないので、花茎と花だけになりますので、英名が、Naked lady lily です。
また、ユリ科ではないが、「リリー」の名前が付いた花には
「ヒガンバナ」(彼岸花) 別名「マンジュシャゲ」 Lycoris radiata には、「スパオダーリリー」
「ネリネ」 Nerine hybrids には、「ダイヤモンドリリー」の名前が付いています。
ヒガンバナ科、アマリリス属、半耐寒性多年草(球根)、南アフリカ ケープ地方、英名 Amaryllis belladonna
英名 Naked lady lily、cape belladonna
白色の花も
下図は、お馴染みの「アマリリス」(ヒッペアストロム)です、初夏の花です。
次のヒガンバナ科の花は、「シロスジアマリリス」(白筋アマリリス)、“秋の「アマリリス」” です。
濃緑色の葉の中央に白い筋が入るので、此の名前が付いた由、花弁にも白と淡い桃色の筋が、網目模様を作ります。
花弁の中央にも太い斑が縦に入りますので、此の事でも “白筋” の名前にはなります。
ヒガンバナ科、ヒッペアストルム属、常緑多年草(球根)、ブラジル原産
英名 Hippeastrum reticulatum var.striatifolium、英名 Barbados lily
別名 学名から、「ヒッペアストルム・レティクラツム」
次は、今が最盛期のヒガンバナ科の「リコリス・スクァミゲラ」(「ナツズイセン(夏水仙)」)です。
葉が「スイセン」の葉に似て、夏に花を咲かせるので、此の名前が付いた由
此花も花期には、葉が無くて、別名が、「ハダカユリ」(裸百合)です、上記の「ベラドンナリリー」と同 じです。
花弁の先端の青味懸かった斑と、ピンク色が、相俟って、美しいものです。
ヒガンバナ科、ヒガンバナ属、耐寒性球根、中国原産、学名 Lycoris squamigera
英名 Magic lily、Resurrection lily、(葉が無くても花が咲く不思議な「百合」ですか、マジックです)
最後のヒガンバナ科の花は、「シロバナマンジュシャゲ」(白花曼珠沙華)です。
“白いマンジュシャゲ” の様な花ですが、「ヒガンバナ(マンジュシャゲ)」と「ショウキラン」自然交配種とのこと
「ヒガンバナ」の葉より本種の方が太いとか、「ショウキラン」の花弁の様に縁が波立ってないとか
の差異は有りますが、また、花の色を別にすると、似た花では有ります。
上の載せた花と同様、花期に葉が無い点も同じです。
ヒガンバナ科、ヒガンバナ(リコリス)属、耐寒性球根、 学名 Lycoris albiflora
別名 「シロバナヒガンバナ」(白花彼岸花)、英名 White spider lily
他のヒガンバナ科には、左図の様な花期が
違うものが多く有ります、其の時節に
再度載せてみます。
「レインリリー」、「ハブランサス」
「ダイヤモンドリリー」等々です。
下図は、「シロバナヒガンバナ」の交配相手の「リコリス・オーレア」(ショウキラン)です、10月頃が花期になります。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
湖畔は、すっかり夏の装いです、白樺の葉の色も濃さを増しています、涼風が通り抜けます。
<下図をクリックして御覧下さい>