夏の思い出、湖の遊覧船、涼しい緑道、遊覧船の船名は、カメ丸、亀吉も其の巨大さにビックリ ・ ・ ・
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夏、アオイ科の花は、「フヨウ」(芙蓉)からです、透き通る様な大振りの花弁が、夏を演出します。
「ハイビスカス」の仲間ですから、雄蘂の中心から雌蘂が突き出ているのが目立ちます。
一日花なので、儚いのですが、其処が見所かと思います。
花径が、15cm位で、5枚の花弁を着けます。
同属で、此の時季に咲く「ムクゲ」(木槿)が有ります、似ていて区別が、難しいのですが
「フヨウ」は、「ムクゲ」より葉が大きく、雌蘂の先端が、曲がっているので区別出来ます。
亦、前者は、枝振りが、横広がりですが、後者は、樹立する違いが有ります。
アオイ科、フヨウ属、耐寒性落葉低木、日本、中国、台湾原産、学名 Hibiscus mutabilis
英名 Cotton rose mallow
別名「モクフヨウ」(木芙蓉)・ ・ 「スイフヨウ」(水芙蓉)の名前の「蓮の花」と区別する為とか
「スイフヨウ」の名前では、最後に挙げる「醉芙蓉」が、有ります。
次のアオイ科の花は、「アメリカフヨウ」(亜米利加芙蓉)です。
上に載せた「フヨウ」より花も葉も大きく、花径が、約30cm 位になります。
花色は、赤、ピンク、白、「ハイビスカス」の花に似ています。
此の花も一日花ですが、次々と花を咲かせるので、長い期間、愉しめます。
アオイ科、フヨウ属、耐寒性多年草、学名 Hibiscus moscheutos、英名 Swamp rose mallow
別名「クサフヨウ」(草芙蓉)
最後のアオイ科の花は、「スイフヨウ」(醉芙蓉)の花です。
花の色で、”酔い” の程度を計ります ・ ・ ・
「芙蓉」の園芸種とされる「醉芙蓉」は、開花時期が、「芙蓉」より少し遅く咲き始めます。
「芙蓉」より葉も花も大きい違いも有ります。
八重咲きが、基本ですが、一重咲きも有り、「ヒトエスイフトウ」(一重醉芙蓉)の名前が、付いています。
朝の開花時には、白色で、ピンク、濃いピンク、赤色と変化して、夕方には、赤紫色になって、萎みます。
此の色の変化が、酔った状態に喩えた命名とか ・ ・ ・ 素面から酩酊までの顔色の変化ですか
酔いの回りが、早い物と遅い物が有って、白、ピンク、赤が混在するのも面白いものです。
アオイ科、フヨウ(ヒビスクス、ハイビスカス)属、園芸種、落葉低木、学名 Hibiscus mutabilis f.versicolor
mutabilis も versicolor も ”色が変わる” 意味、変色する特徴を著わしています。
↓下図は、未だ素面の状態です。
↓下図は、少しお酒が回ってきました。
↓程よい回り方です。
↓大分回ってきました。
↓悪酔いの状態です。
↓出来上がりました。
アオイ科には「ムクゲ」、「ヤノネボンテンカ」も有りますが、長くなるので次回に追加します。
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