今日の "冬に咲く” は、「エクメア」の花です、2種挙げてみます。
「エクメア・ガモセパラ」と「エクメア・ファスキアタ」」です。
<「エクメア・ガモセパラ」>
寒さに強くて、此の時期も屋外でも開花します。
葉は、ロゼット状に着き、円筒形の花茎が、直立して円筒形の花序を作ります。
草丈は、50cm位に迄伸びて、花と葉の色のコントラストを醸し出します。
ロゼット状の葉が、漏斗の様になって、水分や、栄養分を採るとのことで、水遣りも此の漏斗に遣ります。
青い色の3弁花を、ピンク色の萼筒の先端に着けます。
淡いピンクの苞と萼片が重なった筒に青紫色の花を咲かせます。
青とピンクの LED 電球の様です、ピンクと青の蛍光色を楽しみます。
パイナップル科、エクメア属、常緑多年草、ブラジル原産、学名 Aechmea gamosepala
英名 Match stick plant ”マッチ棒” 、別名「ブルーシャンデリア」、「ガモセパラ」
下図は、開花前の様子です、先端が膨らんできました。
露地では、夏の季節に、植物園では、周年、視られて人気の「エクメア・ファスキアタ」も「エクメア」の一種です。
<「エクメア・ファスキアタ」>
花は、オゼット状の葉の中心から伸びた円錐花序に着きます。
ピンク色の苞が、発達して密生するので、苞の間に隠れるように咲きます。
着生植物なので、自生地では、岩石や樹木に着生するよし、上に乗せた「エクメア・ガモセファラ」と同じです。
小さな花の花冠の先端が、青紫色になり、2から3日間で、花の咲く期間を終えますが
ピンクの苞は、2から3ケ月と長く、充分、愉しむことができます。
葉は、幅広で、銀白色の縞が入っています、名前の由来になっています。
パイナップル科、エクメア属、ブラジル原産、常緑多年草、着生植物、学名 Aechmea fasciata
英名 Friedship plant, queen's - tears、別名 「シマサンゴアナナス」縞珊瑚アナナス