今日の <冬に咲く>は、「カレンジュラ / フユシラズ」、「ベニジューム / カンザキジャノメギク」の花にしました。
<「フユシラズ」冬知らず >
” 小型の「キンセンカ」"、「カレンデュラ ’冬知らず’」、別名「カンザキカレンデュラ」(寒咲きカレンデュラ)
「カンザキキンセンカ」(寒咲き金盞花)の花です。
近縁種の春から初夏に咲く「キンセンカ」Calendula officinalis に比べて、花径が二回り位小さいのが特徴です。
耐寒性が有り、冬でも屋外で、次々と黄金色や橙色の花を咲かせ、冬中愉しむことができます。
朝、太陽の陽が当たると開花して、陽が沈むと花を閉じます。
開花期も長くて、秋、冬、初夏と咲き続けます、寒さにも強く、冬でも咲くので ”冬知らず” の名前が付いた由
根本から、ヘラ状の大きな銀緑色の葉が生えます。
キク科、キンセンカ(カレンデュラ)属、地中海沿岸、南ヨーロッパ原産、学名 Calendula spp.
耐寒性一年草、英名 Calendula、他の別名「フユシラズ」(冬知らず)
次は、「ベニジューム(ベニジウム)」、別名 「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)です。
色彩が乏しい寒い冬に、鮮やかな色が目に留まります。
舌状の黄橙色の花弁に、黒い 輪 の斑模様が入り、“蛇の目” の様で、名前の由来とか
葉には、切込みが入り、互生し、葉や茎には、細かい白い毛が密生します。
同じキク科で、春に咲く「ディモルホセカ」(Dimorphotheca sinuata)
「ハナワギク(花輪菊)」(Cyrysanthemum carinatum)
「ガザニア」(Gazania Hybrids)、「アークトティス」(Arctotis × hybrida)等に似た花です。
キク科、ベニジュウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Venidium fastuosum
英名 Cape daisy 、Monarch of the veldt
“南アフリカの草原の王” と訳すんでしょうか、アアフリカの雰囲気がいっぱいの花です。
開花した花と、氷を纏った様な蕾を同時に視ることができて、花色の ”熱” と 蕾 ”冷” の 協演です。
開花時間帯は、昼のみで、曇りや夜間には、花を閉じます。
葉や蕾は、水晶の様な毛が生えてキラキラ輝きます。
次に、余録として、開花時期が、違いますが、「ベニジウム」に似た花の「デモルホセカ」、「ガザニア」
「ハナワギク」、「ベンジオアークトティス」を載せました、其の時期に再度、載せて詳細を記します。
<「デモルホセカ」アフリカ金盞花金盞花>
Demorphotheca sinuata、花色 橙、黄
花径 3~5cm位、草丈 25~50cm位
半耐寒性一年草、開花期 5月~6月頃
< 「ガザニア」(勲章菊)>
Gazania Hybrids、開花期 4月~10月頃
半耐寒性多年草、花径 5~8cm位
草丈 20~40cm位
<「ハナワギク」(花輪菊)別名「サンシキカミツレ」>
Glebionis carinatum=Chrysanthemum carinatum
開花期 5月~6月頃、花色 橙、桃、赤、白、混色
<「ベンジオアークトティス」>Arctotis × Hybrida
開花期 3~6月、半耐寒性多年草、花色 桃、赤、橙、黄
花径 7cm位、草丈 30~45cm位
別名「アークトティス」