今回は、ツルナ科の「テルナミ」と「マツバギク」です、春の陽を受けて、輝きます。
「テルナミ」(照波)の花から始めます。
<「テルナミ」>
黄金色の花弁が輝きます、別名「三時草」ですが、「ハゼラン」の別名の「三時草」と同じ名前です。
両者、午後の3時頃に開花する故の命名とのことですが、大分ズレが有ります、夜間は、閉じます。
亦、「照波」の由来は、多分、花の色が<夕陽に染まる波の色と似ているから>と勝手に想像しました。
三角錐の形(断面三角形)をした肉厚の葉が、ロゼット状に着いて、中から花茎が立ち上がります。
ツルナ(ハマミズナ)科、ベルグランツス属、多肉植物多年草、学名 Bergeranthus multiceps、英名 Bergeranthus
次の「マツバギク」(松葉菊) も同ツルナ科です、花が「菊」のイメージですので
この名前が付いた由、此の花もメタリックカラー、陽の光に照り返ります。
<「マツバギク」松葉菊 >
花が「菊」に似て、細長い花弁で、棒状の葉が、松葉に似ているので、此の名前が付いた由
葉は、多肉質で棒状、断面が三角なのが特徴です、「サボテン」に似ていますが
「サボテン」は、サボテン科に属しますから、別の植物になります。
花の色は、桃、青紫、橙、黄、白と豊富です。
ツルナ(ハマミズナ)科、マツバギク属、半耐寒性多年草、這性、南アフリカ原産
学名 Lampranthus spectabilis、英名 Fig marigold、Trailing ice plant
他に、比較的耐寒性が有り、開花期も長い、輝く桃色が美しいデロスペルマ系の Delosperma coopen
も 「マツバギク」と称 しています、「麗晃」(レイコウ)の名前が付いていました。