今回のキク科の花は、「オオキンケイギク」、「イトバハルシャギク」にしました。
初夏の陽に輝く黄金色の花達です。
最初は、「オオキンケイギク」大金鶏菊 です、今、土手伝いに黄色い帯が広がるのを見掛けます。
<「オオキンケイギク」(大金鶏菊)>
以前は、道路脇の緑化植物として盛んに栽育されてきましたが、現在では、特定外来生物として
栽育は、禁止されています、繁殖力が旺盛で日本の植物生態系に悪影響を及ぼすとか
「キバナコスモス」に似た綺麗な花なのですが ・ ・ ・ 葉の形が違ってます。
「オオキンケイギク」の葉は、細長い披針形、「コスモス」の葉は、羽状で、深い切れ込みがあります。
亦、「キバナコスモス」の方が、花の色が 多少濃い違いが有ります。
<花を見付けたら、種が出来る前に、袋に入れて枯らして、焼却するように> との勧告が
各都道府県のホームページに満載です>
繁殖力が旺盛なのか、駆除は難しいようで、今でも、道路の側面を黄色い "帯” で埋め尽くして
土手や堤防等には、黄色い ”絨毯” が 広がります。
最近の研究で、抗癌物質が含まれるとか、汚名挽回の一助になればと思う次第です。
名前の由来は、花びらの先端に切込みが入り、鶏の鶏冠に似てるからとか、黄色が金の鶏です。
キク科、ハルシャギク属、北アメリカ原産、耐寒性多年草、学名 Coreopsis lanceolata
英名 Lance-leaved coreopsis
下図は、似た花の「キバナコスモス」 Cosmos sulphureus
次は、「コレオプシス・バーティーシラータ」<イトバハルシャギク/糸葉春車菊>です。
「コレオプシス」には、100種以上有る品種の中の一つで、一年草の「キンケイギク」(金鶏菊)
<Coreopsis drummondii >や此れも一年草の「ハルシャギク」(波斯菊)<C.tinctoria>
上に載せた「オオキンケイギク」等の仲間です。
品種に依って花色も多彩で、八重咲きも有るようです。
採り挙げた「糸葉春車菊」は、明るい黄色の花です、原産地の北アメリカワイルドフラワーワイルドフラワーで
一面の花園を作り出す光景は、素晴らしいものの様です。
花径 4cm、草丈 30 cm、暑さに弱いのが、難点です。
キク科、コレオプシス属、耐寒性多年草、北アメリカ原産、学名 Coreopsis verticillata
”糸葉” の名前の通り、葉は線状の細長い葉です。
<此の時季に咲くキク科の花>の追加として、過去の記事を再掲載しました。
初夏のキク科の花々(4)
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