冬、ユリ科の「アロエ・アルビフロラ」(雪女王)の花は、室内で咲かせます。
「アロエ・アルビフロラ」(雪女王)は、 和前が、著わしている様に、寒い冬に咲きます。
耐寒性は、充分ですが、室内で咲かせるのが無難です。
”小型のアロエ” と言ったところです、20~30cm位の花茎を伸ばした先端に総状花序を着けて
釣鐘型で緑色の筋が入った白い花を咲かせます。
雄蘂が、花冠から長く突き出ています、葯のオレンジ色が目立ちます。
葉は、多肉質で線形、切り口が三角形の三角錐です、葉の縁には棘が生えます。
ユリ科、アロエ属、常緑多年草、マダカスカル島原産、学名 Aloe albiflora、別名「雪女王」
白い斑が入った線形の葉が、「アロエ」の特徴を著わしています。
他のユリ科の花は、「キダチロカイ」(キダチアロエ)です。
寒い露地でも「キダチアロエ」(木立アロエ)は、朱色の花を咲かせます、冬の灰色の風景に色彩を添えます。
剣形で多汁の葉の縁には、大きな刺ご密生します、中心から花茎を伸ばして、朱赤色の筒型の花を咲かせます。
多くの薬効が有るので、”医者いらず” の愛称が付いています。
「アロエ」は、ツルボラン科、アロエ属の多肉植物の総称とのことで
此の「キダチアロエ」も其の一種で、日本には、鎌倉時代に伝来したと記されていました。
日本の本州から九州の海岸に、多く帰化して分布しています。
仲間に「アロエ・ベラ」(Aloe vera)が有り、5月頃に黄色い花を咲かせます。
ツルボラン(ユリ)科、アロエ属、常緑低木(多肉)、マダカスカル原産、学名 Aloe arborescens
下図は、「キダチロカイ」の葉です、多肉質で縁の棘は、アロエ属の特徴です。
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