早春の樹木花の(2)として、「ゲンペイモモ」(源平桃)と「ベニバスモモ」(紅葉李)の花を挙げてみます。
「ハナモモ」(花桃)の一品種とのこと、八重咲きで、花色は、白、紅、紅白の絞り(キメラ咲き)等、木姿は、立性、枝垂等が ・ ・ ・
”源平” の名前の由来は、旗色が、源氏が赤、平家が白だったことから、白色や赤色の花が混在する様子を著わした由
平安時代頃から植栽されて、愛でられてきたとか
バラ科、サクラ属、耐寒性落葉高木、中国原産、学名 Prunus persica
枝が下垂する「シダレゲンペイ」(枝垂源平)
下図は、「ハナモモ」(花桃)
次の樹木花は、「ベニバスモモ」の花です。
<「ベニバスモモ」(紅葉李)>
葉が、展開すると同時に、淡い紅色の五弁の花を咲かせます。
「スモモ」(李)の仲間で、名前の由来の葉は、紅紫色で互生します、秋には一層色を濃くします。
秋には、赤紫の球状の実を着けます、生食できますが、美味しくは無いので
果実酒などに加工することが多いようです。
バラ科、サクラ属、落葉小高木、西アジア地方原産、学名 Prunus cerasifera var.atropurpurea
英名 Cherry plum 、別名「ベニスモモ」(紅李)
秋には、下図の様な果実が
<各画像は、クリックで拡大表示します>